近隣の山は土壌豊かであり、山菜がよく取れるということでよく人に出会います。ですが私有地なので勝手に採取してはいけません。
元村人も通う集落跡
道路は未舗装ながらも人の手が入っていて、元住民の方が定期的に訪れては、お墓の手入れなどをされているとのこと。
我々にとっては観光スポットでも、所有者の方々にとっては大切な郷里ですから、騒ぎ立てないようにしましょう。
廃村の所在地
場所は北安曇郡小谷村です。googleマップでも「六合集落跡」と表示があるので、正確な住所が把握できます。
地図上の道は近隣の集落で終わっていますが、航空写真モードにすると村までの道並みが今でも残っていることがわかります。
人気の廃村④八丈小島
東京の離島として知られている伊豆諸島の中にも、廃村…というより無人島があります。
透明度の高い青く美しい海に囲まれているため、ダイビングポイントや釣りの名所として有名です。昭和44年に無人島化しましたが、島民全員が離島した初の事例として記録に残っています。
釣り人にはお馴染みの廃村
周辺海域はたいへん豊かで、磯釣りを目的に八丈島から船で渡る人も多いのですが、夜間の事故など緊急事態に対応する手段がないため、島内に宿泊することは禁じられています。
学校跡地は風情があって廃墟好きに人気のポイントです。
廃村の所在地
八丈島の隣、西に7.5kmという近距離なので、一方の島からお互いを臨むこともできます。記載の通り小島であるため、渡るには船舶以外の手段はありません。
立ち入り禁止ではありませんが、一部が保護区域になっているため上陸には注意を払ってください。
人気の廃村⑤湯ヶ滝集落
水源に満ちた山腹にあり、今は道もほとんど消え、辿り着くのも困難な廃集落です。90年代には修行僧が滞在していたというぐらい、深い山奥にあります。
昔は橋を渡していましたが現在は通行止め、地道に道を見つけて歩くしかありません。川や水場が多いため、防水装備は必須です。
生活の痕跡が多数残る廃村
老朽化はそう酷くないものの、木々が家屋そのものを覆いかくしてかなり不気味な雰囲気です。
住民は移住したのでしょうが、それにしても日用品や生活用品がそのまま放置されているので、引っ越したというより人間が忽然と消えてしまったかのような錯覚を覚えます。
廃村の所在地
千葉県君津市にあり、近隣にオートキャンプ場もありますが、川を越える必要があるのでルートの難易度は一番高いかもしれません。
他のルートを選択しても簡単に辿り着くことはまずないので、登山に挑むぐらいの覚悟と装備を準備していきましょう。
廃村の怖い話①
これまでご紹介した廃村の魅力は、いわばノスタルジーを味わうという視点でしたが、無人の村・廃墟・深い山奥ときて連想するのはやはり怪談話です。
青森県にはホラーマニアでなくとも知っている、メディアで何度も特集されるほど知名度の高い廃村伝説が存在します。
杉沢村
それは「狂人となった村人が、たった1人で村人を皆殺しにした」という猟奇事件伝説です。人気番組で特集されたことで全国に知れ渡り、場所を特定しようとマニアやメディアが躍起になりましたが、未だ判明しておらず、現在では都市伝説の一種とされています。
杉沢村に関する詳しい情報はこちらからどうぞ。