メダカの飼育にはグリーンウォーター!メリットデメリット、作り方をご紹介

水槽の環境によって水中のプランクトンが大量繁殖します。定期的に手入れをする必要があり、放置しすぎた場合、夜間に呼吸するプランクトンによって、水中の酸素量が減り、魚の酸素が少ない状態になってしまいます。定期的な水替えや、他の生物を入れる必要があります。

他の生物が混入しても気づかない

視界不良なため、魚の天敵が混入していても気が付かないことが挙げられます。気が付いた時には、全然知らないヤゴやミズカマキリなどが生息しているかもしれません。外部からの侵入が考えられる際には注意が必要で、やはりこちらも定期的な水の入れ替えで、確認できる状態にする必要があります。

特に外での飼育している際に発生することが多く、また、こまめな手入れが少なく放置しすぎで発生しやすいです。しかしながら逆に、それらの事が起らなければ、放置してたとしてもメダカなども大繁殖していることもあります。

グリーンウォーターの作り方

とはいえ、毎日の餌やりがなくなり、環境さえ整ってしまえば、定期的な換水と掃除で済んでしまい、メダカなどの魚にとって育ちやすい状態になります。さてどうやって作成すればいいのでしょうか。

水をバケツに入れ日光の当たる場所に放置

バケツの中に水を張って、日向に置いておくだけで作成できます。バケツの色も、光合成を促進させるため白いものを選ぶのが最適です。初夏から秋口の間が活動が活発になる水温になるため、その時期に作成しましょう。元々作ってあるものよ投入して、増殖させると速く出来上がります。

グリーンウォーターの素を使う

グリーンウォーターの素というものが市販されています。場所によっては、グリーンウォーター自体を売っているお店もありますが、できれば濃縮された商品を投入するほうが、安全で早く作成することが可能で良質なものが出来上がります。

河川から採取して繁殖させる方法もなくはないですが、あまりお勧めいたしません。微細生物ですし、天敵や藍藻も含まれているとも限りませんので、できるだけ市販されている純粋なグリーンウォーターを使用することをお勧めいたします。

グリーンウォーター作る時の注意点

気温が低い状態で放置しても、なかなか作成できません。また室内の日陰においてても同様な事が言えます。素を入れても育たない可能性もあります。また外で放置して作る際には、すでに天敵が混じっている可能性があります。

また長期間放置しすぎると、アオコが発生してしまっていたり、別の場合ですと天敵ではなくても、別の生物の繁殖場になっていたりします。真水の状態からでもおよそ2週間ほどで出来上がりますので、定期的にチェックするようにしましょう。

画像ではミジンコが発生しています。こちらをご覧になりたい方はどうぞ!

注意!グリーンウォーターの中には悪いものもある

種類がありますので、魚に悪いものも、もちろんあります。思っている以上に広域的な意味を持っていますので、注意して選ばなければなりません。全く知らない藻があれば、安易に手を出すのはやめたほうがいいかもしれません。

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