グラスロッドおすすめ6選&特徴やカーボン製のロッドとの違いもご紹介

使用感は「べにょんべにょん」と言う表現の多いグラスロッド。カーボンとは違った独特な味わいがあります。ただ、扱いにくさは無く、カーボンロッドに比べて折れにくく、竿先にしっかり「乗せて投げる」気持ちの良いキャストフィールや、トルクもしっかりあります。

粘りと低弾性

トルクはバスロッドで言う曲がった後の復元力です。餌に食いついた魚の泳ぎを吸収して水面に浮いたままにせず、ロッドの復元力でこちらへ寄せる懐の大きいロッドと言えます。粘っこく、余計な衝撃も少ないため魚へ針にかかった違和感を与えずに、バラしにくいと言ったカーボンロッドには無い良さがあります。

グラスロッドのデメリット

カーボンロッドとは正反対の特徴

軽さや反発力の強さが特徴のカーボンロッドとは、まさに正反対なのがグラスロッドです。とにかく自重が重く、一日グラスロッドを扱っていると腕が疲れてしまったり、弾力性に劣るのでジグ、ワームのような打ち物系の攻める釣りには不向きと言えます。

柔軟性がデメリットになることも

キャスティングはロッドが柔らかすぎると、狙いがつけにくいと感じる場合があります。この特徴をダルい(感度が良くない)と捉える釣り人からは、巻き物以外は使いにくいと嫌厭されがちです。ただ、グラスコンポジットの登場により、素材にカーボン繊維を合わせることで、グラスロッドのデメリットは改善されています。

まとめ

万能ロッドは存在しない

クラシカルな雰囲気や使い込んでいくうちに深みのあるロッドであることから、一度は下火になったグラスロッドも一度は使ってみたいロッドとして人気が高まりつつあります。ロッドにはそれぞれの特性が存在していて、実際もその様に作られています。あまり性能にこだわり過ぎず、試してみて自分だけのロッドに出会いましょう。