アフリカヤマネはペットにおすすめ!生態や飼育方法、寿命までまとめ

高いところが好きなアフリカヤマネですので、高めのペットケージの中に登れるような遊具を置いてあげると更なる環境エンリッジメントとなり、快適に生活する事ができます。またハムスターケージの中には付属としてケージ自体にそういった遊具がついている場合もあり、そういった点でもハムスターケージはおすすめです。

アフリカヤマネの飼育方法②餌

野生で食べているような木のみや昆虫を与えても良いですが、昆虫などに抵抗があったり、木の実といっても多種多様なものがあったりと、中々人の飼育下で同じ環境にしてあげることが難しくなっています。そのため、ここではペットショップなど気軽に入手が可能な主食をご紹介いたします。

ハムスター用ペレット

マルカン ジャンガリアンの主食(180g) MR-550

Amazonで見る

アフリカヤマネの主食として最も入手が簡単で、安価のものはハムスター用ペレットです。飼育する際のアフリカヤマネの主食としても最も使用されており、問題なく主食として与えてあげることが可能です。

ミルワームも食べる

NPF ハーティー 乾燥ミルワーム 70g 3袋入り

Amazonで見る

ハムスターを飼育した事がある方はよくご存じですが、ミルワームと呼ばれる生餌があります。アフリカヤマネはハムスターよりも動物性食品の割合を多く必要としており、ミルワームなどの昆虫生餌も適しています。

アフリカヤマネの飼育方法③注意点

動物も生涯トラブルなく快適に過ごし、飼い主さんも幸せに生活するにあたっての注意点があります。トラブルは動物にとっても飼い主さんにとっても悲しい気持ちになってしまうため、こちらでは気を付けておきたい注意点をご紹介させていただきます。

尻尾は掴まない!

アフリカヤマネは外敵から身を守るための特性として、尻尾がとても切れやすくなっています。外敵に尻尾をつかまれてしまった際に尻尾のみを犠牲に逃げ切れるためそういった特徴を持つとされています。

切れた尻尾は再生しません。そのため飼育を行う際には絶対に尻尾を掴まないように気を付けないといけません。本来持っている特性で切れてしまったからとアフリカヤマネが死んでしまうということはありませんが、切断面から菌が入り感染症の原因となってしまう可能性はあるため、尻尾の切断やケージの清潔さには注意を払っておきましょう。

脱走には注意

とても体が小さく、少しの隙間からでも脱走してしまうアフリカヤマネは、一度脱走してしまうと見つけるのもとても困難です。またジャンプ力も優れており、水槽などで飼育している方はふたを開けた際の一瞬でも逃げてしまうため注意が必要です。

万が一脱走してしまった場合、部屋の隅にアルミホイルで作ったお皿やアルミカップに好物を入れて置いておきましょう。ポイントはアルミ製のものを使用するという事にあり、アルミに触れるとカサカサと音がするため餌を取りにきた際に認知しやすくなります。

不要な繁殖はさせない

げっ歯類は気づいた時にはネズミ算式に増えてしまった、という事がありアフリカヤマネも気を付けなければいけないポイントです。繁殖を望まない場合は必ずオスとメスは別にして飼育をし、初めて飼われる方はオスメスどちらかでの飼育が好ましいです。

アフリカヤマネの繁殖

アフリカヤマネは小さく、飼育スペースをとりません。そのため繁殖を希望される飼い主さんも多くいらっしゃいます。ここでは繁殖させた場合のアフリカヤマネの子育て事情や飼い主さんが気を付けてあげる事を中心にご紹介させていただきます。

NEXT 飼い主さんがしてあげられる事