前代未聞「小学生妊娠」の衝撃!小学生でセックスは常識?低年齢化する妊娠出産に迫る

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ここまでは、「身体的なリスク」という側面から小学生の妊娠について考えてきましたが、今度は「生活面」に及ぼす影響について、項目を具体的に挙げながら、現実的な視点をもって、考えていきます。

精神年齢の幼さ

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中には大人びた考えをもっている子もいるでしょうが、小学生というと、まだまだ遊びたい盛りですし、精神的には幼いものです。これは小学生だけに言える事ではありませんが、親になる心構えというのも、すぐにできるものではありません。

精神年齢が幼いと子育てができないというのはもっともで、まだ人格も形成されきっていないうちに親になってしまうと、言うことを聞かない子どもに手をあげてしまう…つまり、虐待にいたるケースも多くなってしまうのです。

学業との両立が難しく経済的弱者になる

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中学生までは義務教育なので、等しく教育を受けられますが、学校へ行っている時間は、誰かに子どもを見てもらわなければなりません。加えて、仮に高校へと進学するとなれば、学費もかかってきます。

高校は行かずに働くことになったとしても、日本は根強い学歴社会であるため、高い収入は見込めません。必然的に経済弱者へと追い込まれてしまうのです。こういった社会的な側面からも、小学生での妊娠はかなりリスキーなのです。

高い離婚率

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日本では3組のうち1組が離婚するといわれていますが、10代で「授かり婚」をした夫婦の離婚率は、8割を超えるといわれています。とくに小学生であった場合、恋愛を知る前に妊娠してしまうケースもあるでしょうから、相手への愛情が長続きしないことも多々あります。「ヤンママ」に関する記事もありますので、ご覧になってみてください。

 

小学生妊娠の現実~世界若年層出産例~

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日本において「小学生」と呼ばれる年齢の妊娠および出産は、なにも日本に限ったお話だけではありません。世界ではどのような事例が存在するのでしょうか。最初の事例は小学生にも満たない年齢の少女ですが、三人の少女の例を挙げてご紹介します。

ペルー5歳女児「リナ・メディナ」

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妊娠および出産の、医学史上最年少記録です。1933年、5歳7か月の頃に2700gの男児を、帝王切開で出産しました。7か月めに妊娠は発覚したようです。父親は特定されていません。4歳の頃に妊娠したことになりますが、妊娠は可能なのかという点について、彼女は生後8か月で初潮が始まったといいます。

生まれた男児は、彼女の「弟」として育てられましたが、彼女が10歳を迎えたときに、弟に真実を告げたのだそうです。初めこそデマだとされたニュースですが、彼女の体を検査した結果、妊娠や出産は事実であることが認められたそうです。

メキシコ9歳女児

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2013年1月に、妊娠40週目で2500gの女児を、帝王切開で出産しました。妊娠は8歳の時です。相手は17歳の男性だそうですが、妊娠発覚後に逃亡したとのことです。妊娠するとは思わなかったのでしょうね。とても無責任です。

インド10歳女児

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こちらは出産ではなく、中絶ですが、胸くその悪いお話です。この少女は、義父により長年性的虐待を受けており、妊娠したことは自覚していましたが、義父に脅され、誰にも相談ができなかったのだといいます。周りの人が気付いたのは、妊娠18週から22週の頃だったとのことです。

インドでは20週目以降の中絶は禁止されていますが、「母体の命にかかわる」という医師の判断により、例外的に人工中絶手術が行われたのだといいます。非力な子どもを性奴隷的に扱うなど、人間の所業ではありません。

小学生がSNSで妊娠を発表し大炎上!

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2009年の11月17日に、小学6年生の女児がブログを開設しました。小学生がブログを始めることは当時も珍しいことではありませんでしたが、トップページに記された衝撃的な言葉により注目を浴びることになります。

小学6年生の告白

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トップページには、自身が現在小学6年生であること、そして「papaゎ中2」と記載したのちに、まだ二人とも結婚できない年齢ではあるものの、「出産育児頑張りますッ」という意気込みが添えられていました。そして最初の記事では、現在妊娠3か月であることも明かしました。

出産したかどうかは不明

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11月24日には、同級生に頼まれたとのことで、少し大きくなってきたお腹の写真を載せていたそうです。しかしその二日後には、「見られたくない人に見つかった」という言葉を残し、ブログを移転していたそうです。この少女が無事に出産したのか否かは、わからないままです。

釣りネタ?議論を呼んだ小学生妊娠

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当時も「釣り」…つまり創作ネタとして扱われていたこの話題ですが、ネットユーザーに見つかるなり、ブログのコメント欄は荒れてしまったといいます。いまだに真偽は定かでありませんが、ここまでお話してきたことからも窺えるように、小学生での妊娠は現実離れした「ありえない」話ではないのです。

小学生妊娠の問題作「コドモのコドモ」

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「コドモのコドモ」という作品をご存知でしょうか。タイトル通り、「子ども」が「子ども」を産んでしまうという内容のお話です。どのような内容であるのか、ご紹介していきます。興味の湧いた方は、ぜひ作品を購入してみてください。

小学生妊娠について描く映画「コドモのコドモ」

コドモのコドモ

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映画「コドモのコドモ」は、2008年9月27日に公開されました。監督は荻生田宏治、主演は甘利はるなです。当時11歳の甘利はるなが出産シーンを演じるということで、大きな話題を呼びました。

物語の主人公は、小学5年生の女の子、持田春奈です。ある日公園で立ちションをしていた幼馴染のヒロユキを茂みに誘い、「くっつけっこ」という遊びをしてしまいます。その後、学校で性教育の授業を受けた春奈は、自分自身が妊娠していることに気付いてしまいます。そこから物語は始まります。

小学生妊娠の「コドモのコドモ」、原作は漫画

コドモのコドモ : 1 (アクションコミックス)

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原作者は「さそうあきら」です。2004年5月20日号から、『漫画アクション』(双葉社)上で、連載が開始されました。単行本はぜんぶで3巻です。『漫画アクション』の読者へ向けて、小学生の妊娠を描いてほしいとの依頼だったそうで、決して子ども向けの作品ではありませんでした。

「コドモのコドモ」が問いかける問題とは?

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この作品には、賛否両論あります。まずよく耳にするのは、「出産を軽視しすぎだ」という言葉です。主人公の春奈は、秘密基地でクラスメイトたちが見守る中で出産するのですが、そのシーンはあまりにも現実離れしたものです。この作品では、出産の生々しいシーンや、小学生が妊娠することのリスクが一切描かれません。

「小学生でも赤ちゃんが産めるんだ!」と純粋に思った子もいるかもしれないことを思うと、ここで議論が巻き起こるのも当然のことです。しかし、小学生の妊娠を現実に起こるものとして考える、議論する良いきっかけとなった作品であることは、間違いありません。

小学生の恋愛事情

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ここまで読んでみても、「小学生の妊娠なんて身近に想像できない」、「自分の子どもには無関係…」と考えている方もいるかもしれません。そこで、今の小学生の恋愛事情がどうなっているのかお伝えします。

大人と変わらない!

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今の小学生は、私たちが考えているよりも、ずっと大人びています。「JS向け」のファッション誌なんかを見ても、小学生には見えないモデルの子が、大人顔負けの恰好をしていたりしますよね。外見だけ着飾っているわけではなく、行動も大人となんら変わりありません。驚くべきことに、合コンをする小学生も居るといいます。

男女交際も大人顔負け!

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「小学生の恋愛なんて、告白して終わりでしょ?」と思っている方も多いでしょう。しかし、今の小学生の交際は、大人がしていることと代り映えしません。デートでは手を繋ぎますし、ハグしたり、キスだってします。

初体験を小学生のうちで済ませる子もいます。ここで問題視されるのが「避妊」です。小学生ではコンドームを入手できないことが多く、コンドームを装着しないまま、セックスをしてしまう小学生カップルもいるのだとか。こういった現状を鑑みても、親が子に性教育を行う必要性が高まっているのです。

他人事だと思うことが危険!小学生妊娠のリアル

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小学生の妊娠が、想像していた以上に多いものだと判明しました。でもやはり、「うちの子に限って…」という気持ちになってしまうでしょう。「コドモのコドモ」の主人公の春奈も、派手な行動をする子ではなく、いたって「普通」で平凡な女の子でした。他人事だと思うのは危険なのです。

あまりにも情報の限られた中で行われる今の性教育では、性への正しい知識を得られません。子どもの好奇心が先行して、過ちを起こしかねません。親から子への性教育が一般的になることを願います。また、日本の性教育が正しく見直されるように期待したいです。



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