春の音「ホーホケキョ!」その正体はウグイスの鳴き声!下手な時期も?

春になると窓の外から聞こえてくる「ホーホケキョ」。その鳴き声の正体は野鳥のウグイス。ウグイスのホーホケキョは読経?それとも求愛の歌?今回はホーホケキョでおなじみのウグイスの生態やその性格、他の鳴き声についてご紹介します。

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大学、大学院を獣医学部にて過ごし、養った知識と共に、興味あふれる内容をお届けします。

春の呼び声「ホーホケキョ」の正体は?

日本では春の訪れとともに、どこからともなく「ホーホケキョ」という可愛らしい鳴き声が聞こえてきます。春の訪れを知らせる音を届けてくれる音ですが、その素敵な音色を奏でている主は一体どういう招待なのでしょうか。

正体はウグイス

春の呼び声を奏でている主は「ウグイス」です。ウグイスは日本に古くからゆかりのある鳥です。1日に1000回以上鳴く事もあると言います。鳴き声に反してあまり目立たない見た目という事もあり、実際に野生で目にしたことがある方はすくないかもしれません。

全国各地に生息

ウグイスは留鳥であり渡を行わず、比較的温暖な気候の日本では全国各地に分布し生息しています。日本以外の東アジア全域に生息しており、日本特有の鳥と思われがちなウグイスですが、実は他の様々な国でその鳴き声を披露しているのです。

ホーホケキョはウグイスの読経!?

言葉の由来はどこからきているのでしょうか。ウグイスが経を読むと言われる理由やシチュエーションに対しても疑問に思われる方も多いかもしれません。ここではウグイスの読経という言葉の由来についてご説明させていただきます。

漢字で書くと「法、法華経」

鳴き声を人の言葉で表現する「聞きなし」では「ホーホケキョ」を「法、法華経」と書きます。どこかで聞いたような言葉ではないでしょうか。これがウグイスの読経といわれる由縁となっており、仏教のお経の中に出てくる言葉が「聞きなし」として使用されているのです。

日本三大霊鳥に認定されている

日本三大霊鳥とは昔から仏教の教えとして鳴いてくれるありがたい鳥として日本人から大切に扱われてきました。ウグイスの鳴き声は寒い冬が終わり暖かい春の訪れを告げ、昔の人々に明るい気持ちをもたらしたともされています。

ちなみに他の二匹は?

三大霊鳥として認定されている他の鳥のご紹介もさせていただきたいと思います。ジュウイチやコノハズクが三大霊鳥他の2羽として認定されています。どの鳥もとても特徴的な鳴き方で人々の心へ訴えかけてきています。

ウグイスの名前の由来

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