ベーレンパイソンとは
みなさんはベーレンパイソンという生き物をご存知ですか?蛇の一種として人気のあるとても貴重で高価な生き物です。また爬虫類ペットとしても飼われていて、そのルックスはまさにダークと言ったような感じでカッコよく、魅力がたっぷり詰まっている蛇なのです。
大型のニシキヘビ
この地球上には色んな種類の蛇たちが存在しますが、ベーレンパイソンはニシキヘビの仲間で、とても大きくて迫力のある大型ヘビなのです。ニシキヘビというとそれなりに知名度のある蛇なのでイメージしやすいと思います。
ベーレンパイソンの特徴・魅力
そんなダークでブラックな蛇の最大の特徴である、その見た目について解説していきます。とても魅力的なルックスをしていて、思わず蛇ながら見とれてしまうほどの美しさを兼ね添えておりますので、ぜひ見てください。
光沢のある体色が美しい
そのダークな黒光りするボディからは想像がつかないですが、なんと体に日光やそのほかの光が当たると、とても綺麗なまさしく虹色の光沢が出て光り輝くのです。その美しいレインボーの光は見る者を魅了してしまいます。
シルクのような手触り
あまり蛇という生き物自体を触る機会は多くないですが、触ってみるとどんなものか気になるはずです。その手触りはというと、とにかく絹の様ななめらかさな手触りに、どこか高級感を感じることができるのです。
ベーレンパイソンの生態
そんなカッコよくてダークさ溢れる魅力いっぱいの蛇ですが、ここからは生態やその分布域などをもっと詳しくご説明してきます。一体どこに生息していて、どれくらいの体長や重さをしているのか気になる所を、詳しく解説していきます。
東南アジアに生息
日本列島の南、オーストラリアの北にあたる場所にある、ニューギニア諸島に生息しています。地上からおおよそ標高1キロメートル~2キロメートルのはるか高いところ、つまりは山岳地域などによく生息しています。
その体の大きさはなんと最長3メートル前後もあり、重さは約12キログラムもあるのです。蛇には小さい種も、また大蛇と言われるような大きい蛇も存在します。そんな大蛇の中でも最強クラスと言われる毒蛇がいます。そんな毒蛇ブラックマンバについて気になりましたら、ぜひこちらの記事も合わせてご覧ください。
許可なしで飼育可能
その巨体で長い蛇となると、一般の人や資格などを持っていないと飼えないのでは?と先入観が働きますが、2019年現在、日本では特定種に指定されていないので許可なしに飼育することができるのです。なので安心して一般の方でも国内で飼育することができます。
ベーレンパイソンと人間の関わり
国外に生息していて尚且つそのルックスから、一見狂暴なのではないかと怖がられたり、人々が怯えたりするイメージを持たれてしまうかもしれませんが、実際のところベーレンパイソンと人との関りはそんなイメージの逆で、我々ヒトから好かれているのです。
神と崇められる
アナコンダやコブラのような大蛇は昔から怖がられてきましたが、ベーレンパイソンは現地で「神」として崇められ、大切に扱われているのです。煌びやかに体を虹色に輝かせ、高級感あふれる手触りといった要素を備えている、神秘的な蛇はまさに原住民からは神といった存在なのです。
ペットとしても人気
そんな神々しい黒光りする巨大な蛇はペットとしても大人気なのです。人気の秘密はなんといってもやはりその美しい体色が理由です。その見た目や手触り、そして性格はここ日本でも老若男女問わず人気があります。
ベーレンパイソンの性格
その巨大で妖艶に光る7光りの黒い蛇ともなると、一見すると獰猛であったり気性が荒いといった、イメージを持ってしまうものですが、実際の性格はどのようなものなのでしょうか?そんな疑問についてこちらの見出しで解説していきます。
大変頭が良く賢い蛇
実はかなり頭がいい生き物なのです。頭がいいといわれる所以は、エサと人間の手を見間違うことがまずないこと。そして捕食対象の息の根が完全に止まったことを確認してから、飲み込むといったところも賢い蛇と言われているのです。
基本的にはおとなしい
基本的にはペットとして飼育している人の声を聴くと、大多数がおとなしい、静か、気性が落ち着いているなどと言われています。けれどもやはり個体差によっては狂暴である場合もあるので、一概には言えず飼育するうえで油断してはいけません。当然懐いていると認識できたら、心を許してもよいかもしれません。
ベーレンパイソンの飼育方法①必要な道具
ここでは飼育するうえで必要になってくるアイテムをご紹介していきます。もちろんなんといっても全長が3メートルを優に超えてくるわけですから、必要になってくる各アイテムの大きさもそれに応じて、大きくなくてはなりません。
勿論大きい蛇も地球上に生息するように、逆に手のひらサイズの小さい蛇も存在しています。そんな小さくて可愛い蛇ヒバカリについて関するは記事はこちらですので、気になった方や興味のある方は是非ご覧ください。
ゲージ
その大きなボディを収納するゲージは、特大サイズのものではないとまず飼育することができません。狭いゲージを選んで窮屈に感じてしまうと、大変ストレスを感じてしまいます。健康的にも良くないのでゲージ選びはしっかりしましょう。
止まり木
ゲージ同様止まり木もやはり大きなものを選んであげましょう。欲をいえばかなり大きなサイズの木の幹が望ましいので、専門業者に取り寄せたほうが間違いないです。自身のカラダを巻き付ける行為は運動にもなるので必要な飼育アイテムになります。
プレートヒーター
もともと生息していた地域が、赤道付近ということで大変温暖な環境ですので、適切な温度も当然高く30℃くらいを常に維持無くてはなりません。もちろん気温室温がめっぽう低くなるような冬も同様です。そのためゲージに合わせた、大型のパネルヒーターが必要となってくるのです。