いとうは三大怪魚の一つ!特徴、最大サイズ、食味、釣り方についてご紹介

サケの食感や食味とは違い、非常に淡白でコリっとした食感が特徴です。力強く泳ぐ白身魚のような印象さえあります。一方で養殖ものはそこに上質な脂ものるため「川のトロ」とも呼ばれています。

骨は意外なことに柔らかく場所によっては軟骨のような食感も楽しめます。

食べられるいとうは養殖のイトウ

河川工事やダム建設などで今や絶滅危惧種になってしまいました。また一生のうちの産卵回数は多いものの10年かけて成魚になる点は希少性をも生み個体数の少なさに繋がっているとも考えられています。

よって現在食べられるのは養殖ものがほとんどです。がしかし味は間違いない高級魚。見かけた際はぜひ味わってみてください。

イトウはどんな魚?:脂の乗った刺身は絶品

基本的には養殖物になりますが高級魚として扱われたり、人気のテレビ番組「満天☆青空レストラン」で紹介されたりと食材としての魅力は十分にあります。

中でも青森県鯵ヶ沢は国内屈指の養殖物の産地です。ここではその味を存分に味わえる代表的な料理を魅力とともに紹介します。

イトウ料理①トロのような刺身

もっとも直接的にその味を楽しめる料理として刺身は特に人気です。天然物の場合は淡白でコリコリとした食感ですが、養殖物だと脂がしっかり乗っているため舌の上でとろけるような口どけの良い食感が味わえます。

イトウ料理②ジューシーなムニエル

油で熱を加えた調理法にも非常に相性が良く、特にムニエルは最高の味わいを引き出すことができます。オリーブオイルやバターを使ってじっくり火を入れて、最後にレモンを絞って食べればサーモンにも負けないジューシーな味わいになります。食べ応えも十分です。

イトウ料理③味噌汁

あくまでもサケの仲間でもあるイトウは北海道の郷土料理ちゃんちゃん焼きのように味噌との相性も抜群にいいのは言うまでもありません。特に脂のある養殖物は味噌汁もおすすめです。

脂の柔らかい風味が汁に溶け出します。キャベツや玉ねぎなど甘みのある野菜がとてもよく合い、滋味深い味に仕上がります。

イトウはどんな魚?:一度は釣り上げてみたい憧れの的

もちろん釣りで狙うことも可能です。とそんなこと言わずとも釣りをする人にとっては既にチャレンジしている人や、1つの目標として狙いを定めている人も多いのではないでしょうか。

希少性とサイズ感を考えると憧れの標的になる訳がとてもよくわかります。ここでは釣れる時期やマナーを紹介します。

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