鱧料理をたん能しよう!おすすめレシピと共に、3都府の鱧料理店も!

一方冬は寒さを迎えるにあたって脂を体に付け始めます。ウナギのように脂を蓄えた鱧はっ黄色みがかるので黄金鱧とも呼ばれています。さっぱりとした味わいと卵を味わいたいのなら夏、脂ののった太った鱧が食べたいのなら秋ごろを狙うのがおすすめでしょう。

鱧の旬について詳しく知りたい方はこちらもどうぞ

鱧料理のおすすめレシピをご紹介!

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ここからはそんな鱧が手に入った際にはぜひ試してほしいレシピから、日常的に鱧を食べている方でも改めて鱧のおいしさを実感できるようなレシピまでたっぷり7選ご紹介していきます。

鱧料理のおすすめレシピ: その①鱧の湯引き

鱧料理でまず最初に試してもらいたい関西の夏の風物詩である鱧の湯引きをご紹介しましょう。チリチリとはじけた白身に梅肉が絶妙で、暑い夏の時期にもおいしくいただけます。きりりと冷やした日本酒と一緒にどうぞ!

鱧の湯引きの作り方

昆布などのダシがとれているお湯に鱧の切り身を落とし、氷水でしめて身をはじけさせます。梅肉などを添えれば完成です。

材料とワンポイントアドバイス

  • 鱧(骨切済み)
  • 昆布
  • 鱧の骨(あれば)
  • 梅肉

お湯につけすぎても固くなりますし、氷水につけすぎても水っぽくなってしまいます。しっかり湯引きの様子を見ながら適度なタイミングで引き揚げましょう。

美味しい作り方

  1. 骨切済みの鱧を買ってきて、幅2,3㎝ほどに切り分けていきます。
  2. 昆布を入れたお湯を沸かし、鱧を入れていきます。このとき一緒に鱧の頭や骨があれば一緒に入れてダシをとりましょう。
  3. 身がチリチリと縮まってきたらすぐに氷水にとります。
  4. あっという間に身がはじけるのでそれを確認したら水からザルに上げましょう。
  5. 梅肉やミョウガ、大葉を添えて完成です。

詳しい作り方はこちら

鱧料理のおすすめレシピ: その②鱧の天ぷら

関西では「ハモテン」などと略されるほど親しみのある鱧料理の1つです。油で揚げることで身がふっくらとし、天つゆとの相性も抜群です。お茶漬けにのせてワサビなどと合わせて食べ方もおすすめです。

鱧の天ぷらの作り方

一口大に切った鱧に天ぷらの衣をつけて油でカラリと上げます。お好みで塩や天つゆ、しょうがのすりおろしなどと合わせるといいでしょう。

材料とワンポイントアドバイス

  • 鱧(骨切り済み)
  • てんぷら粉

鱧に天ぷらの衣をつける前にキッチンペーパーなどでしっかり水気をとっておくと鱧のうまみが薄まらずおいしく仕上がります。

美味しい作り方

  1. 骨切りしてある鱧を一口大に切り分けます。
  2. 鱧の水気をキッチンペーパーでとります
  3. 天ぷらの衣をつけます。
  4. 160~170℃の油で揚げます。

詳しいレシピはこちら

鱧料理のおすすめレシピ: その③鱧のすまし汁

買ってきた鱧に骨などのアラが一緒に入っているときはぜひすまし汁を作ることをお勧めします。鱧の骨やアラからは実に味わい深いダシが取れるからです。ほっと一息つける優しいすまし汁をお試しください。

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