短い怖い話13選!子供にもおすすめのゾクッとする怖い話

短い怖い話おすすめ13選⑧

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謎解きはこちらで最後です。ほとんどのトイレにはドアの下に小さな空間があると思いますが、普段あまり意識するものではありません。ですが、この話を知った後はつい足元を気にしてしまうかもしれません。

視線

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屋外にあるトイレにはあまり入りたくないものです。やむを得ず入った上、こんな出来事に遭遇したら尚更です。この話の主人公であるE子さんはまだ気付いていませんが、いつか違和感の正体に触れた時、彼女が更なる恐怖に苛まれることは間違いありません。

視線を感じた先には…

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ある日E子さんはどうしても我慢できず、公園の公衆トイレに入りました。やや潔癖症の彼女は普段そんなトイレを利用しないのですが、どうしても我慢できず仕方なくそこで用を足したそうです。そして何とか間に合って一息ついた時、下の方から視線を感じました。見ると、トイレのドアの隙間から何かが見えました。

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隙間は床から5センチ程度でしたが、それは確実に人間でした。その人は僅かな空間からE子さんを見ていたのです。足元に両目だけが見えました。E子さんは怖くて動けなくなり、やがて別の人が入ってくる音がしたので急いで逃げたそうです。たまたま入ったトイレで変態に遭遇してしまったE子さんは今後絶対に公衆トイレには入らないそうです。

解説

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両目があったということはポストを覗くような体勢で中を見ていたはずですが、普通の人間であればこの変態のような覗き方はできないはずです。試してみるとわかりますが、どんなに頑張っても絶対にそのような体勢で中を見ることはできないでしょう。果たしてその変態は本当に人間だったのでしょうか。

短い怖い話おすすめ13選⑨

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こちらは少し悲しいけれども温かい気持ちにもなる怖い話です。危篤状態になったおじいさんとその家族たちの最後のお別れの様子は、怖いけれど少しだけうらやましいと思う人もいるのではないでしょうか。

おじいちゃん

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A君が中学生の時、おじいさんが危篤になりました。家族全員で病院に駆け付けましたが、その時は峠を越えたと言われた為一旦家に帰りました。しかし、結局その日の夜中に容態が急変し、亡くなってしまいました。その知らせを受けた時、お兄さんだけが友達の所へ遊びに行っていたのでA君が走って呼びに行きました。

家に着き、何度も「兄貴!」と呼び掛けると、すぐお兄さんが出てきました。その時のお兄さんは顔色が真っ青だったそうです。おじいさんが亡くなった事を告げると、お兄さんは驚かずただ頷いていました。話を聞くと、明け方トイレに立った時にふと洗面所の鏡を見ると後ろにおじいさんが映っていたそうです。

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おじいさんは笑って手を振っていました。それはいつも通りの見慣れた姿でしたが、お兄さんは何もできないまま、姿が消えるまで動けなかったそうです。随分長い間そうしていたようで、おじいさんの姿が見えている最中にA君の呼ぶ声がしたそうです。

「笑って手を振っていた」とあるので、おじいさんは単にお兄さんの所へ最後の挨拶に来たのでしょう。一瞬でなく長い間手を振り続けていたおじいさん、別れが名残惜しかったのでしょう。生前はお兄さんのことを一番可愛がっていたのかもしれません。そう考えると、怖さより切なさや寂しさを感じる怪談です。

短い怖い話おすすめ13選⑩

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幽霊が怖いのは、存在している理由や目的が不明だからではないでしょうか。先ほど、トイレの床が気になってしまうような怖い話をご紹介しましたが、彼らが出現するのは床だけではないようです。

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