短い怖い話13選!子供にもおすすめのゾクッとする怖い話

隙間は床から5センチ程度でしたが、それは確実に人間でした。その人は僅かな空間からE子さんを見ていたのです。足元に両目だけが見えました。E子さんは怖くて動けなくなり、やがて別の人が入ってくる音がしたので急いで逃げたそうです。たまたま入ったトイレで変態に遭遇してしまったE子さんは今後絶対に公衆トイレには入らないそうです。

解説

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両目があったということはポストを覗くような体勢で中を見ていたはずですが、普通の人間であればこの変態のような覗き方はできないはずです。試してみるとわかりますが、どんなに頑張っても絶対にそのような体勢で中を見ることはできないでしょう。果たしてその変態は本当に人間だったのでしょうか。

短い怖い話おすすめ13選⑨

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こちらは少し悲しいけれども温かい気持ちにもなる怖い話です。危篤状態になったおじいさんとその家族たちの最後のお別れの様子は、怖いけれど少しだけうらやましいと思う人もいるのではないでしょうか。

おじいちゃん

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A君が中学生の時、おじいさんが危篤になりました。家族全員で病院に駆け付けましたが、その時は峠を越えたと言われた為一旦家に帰りました。しかし、結局その日の夜中に容態が急変し、亡くなってしまいました。その知らせを受けた時、お兄さんだけが友達の所へ遊びに行っていたのでA君が走って呼びに行きました。

家に着き、何度も「兄貴!」と呼び掛けると、すぐお兄さんが出てきました。その時のお兄さんは顔色が真っ青だったそうです。おじいさんが亡くなった事を告げると、お兄さんは驚かずただ頷いていました。話を聞くと、明け方トイレに立った時にふと洗面所の鏡を見ると後ろにおじいさんが映っていたそうです。

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おじいさんは笑って手を振っていました。それはいつも通りの見慣れた姿でしたが、お兄さんは何もできないまま、姿が消えるまで動けなかったそうです。随分長い間そうしていたようで、おじいさんの姿が見えている最中にA君の呼ぶ声がしたそうです。

「笑って手を振っていた」とあるので、おじいさんは単にお兄さんの所へ最後の挨拶に来たのでしょう。一瞬でなく長い間手を振り続けていたおじいさん、別れが名残惜しかったのでしょう。生前はお兄さんのことを一番可愛がっていたのかもしれません。そう考えると、怖さより切なさや寂しさを感じる怪談です。

短い怖い話おすすめ13選⑩

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幽霊が怖いのは、存在している理由や目的が不明だからではないでしょうか。先ほど、トイレの床が気になってしまうような怖い話をご紹介しましたが、彼らが出現するのは床だけではないようです。

垂れ下がっていたもの

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B君は外出先でお腹を壊してしまい、公園のトイレに入りました。公園のトイレと言えば汚いイメージですが、意外にもそのトイレは改修されたばかりで綺麗でした。個室に入り用を足しながら、B君は真新しい床のタイルを眺めていました。すると、そこに一本の黒い糸が垂れ下がっているのを見つけたのです。糸は上の方から垂れ下がっていました。

なんとなくその糸の出どころを辿っていくと、糸の数が段々増え始めました。そして天井にまで到達した時、B君は気が付きました。垂れていたのは糸ではなく、天井へ逆さまに張り付いた女の髪だったのです。女は目を剥き口を横に大きく広げてB君をじっと睨みつけていました。

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B君はズボンも履かず逃げ出したので、あの女性が生きていたのか、それとも幽霊だったのかはわからないままです。それでもあの時、笑っているかのように唇を広げながら睨みつけてきた恐ろしい形相だけは今でも忘れられないとB君は語りました。

幽霊が怖いのはもちろんですが、もしもその女性が生きた人間だとしたら目的が不明で更に恐いです。女性なのに男子トイレにいた事から、誰か恨みを持った相手をずっと探しているのかもしれません。トイレで黒い糸を見つけたら、決して上を見ないようにしてください。

短い怖い話おすすめ13選⑪

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楽しいはずの旅行。でも、たくさんの人が寝泊まりをする場所だからこそ残酷な事件が起きてしまうこともあります。その怨念がずっとその場に留まり続けていた場合、これからご紹介するような事が起きるのかもしれません。

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