カマキリの卵見たことある?見つけ方や上手な孵化のさせ方も徹底解説!

昔からの言い伝えでカマキリはあることを預言する事で有名です。実際に実験なども行われるほどに浸透したのには訳があるのです。人間が言い伝えによって実験まで試みるなんてなかなか無いですね。どんな預言をするのでしょう。

カマキリの卵の高さで積雪量がわかる

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実は預言と言ってもカマキリは私達人間と意思疎通する力を持っていないので昔からの人間の知恵が言い伝えになって残ったものです。それはカマキリがタマゴを産む場所に密接に関係していてその高さでその年の積雪量の目安がわかると言うものでした、

実証された実験も!

この積雪量とカマキリの卵鞘の位置については実際に実験も行われたようです。高さのデータや実際の積雪について調べて一度はその可能性を秘めている事も有名になりました。ところがその後に残念ながらカマキリの卵鞘自体に雪についての耐性があることが実証され訂正されています。

ただ、科学も進歩し実験できるだけの知恵もついた今となっては言い伝え止まりですが雪国に住み、知識がない頃には積雪はとても深刻な問題です。人間は虫や動物あらゆるものを観察して生活してきたんですね。

カマキリは幸運の証!?

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なんと預言者の次は幸運の証に例えられているとのこと。これにも古くから言い伝えられているものや日本を超えて世界中からの情報を元にお伝えしていきます。カマキリは知れば知るほどスピリチュアルで魅力的な昆虫ですね。

日本では別名「拝み虫」

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日本ではカマキリを別名「拝み虫」と呼びます。由来はカマキリが獲物を狙うときのフォルムにあり、胸の前で釜を揃えてじっと捕獲する時期を待つときの姿がまるで拝んでいるように見える事から名付けれらました。全く意味は違うのですが確かに獲物をじっと待つ姿は神々しさすら感じます。

世界的には子宝の象徴!

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卵鞘のところでもお伝えしたようにカマキリは一回の産卵で多くて200個の卵を産む事から世界では子宝の象徴としても有名です。カマキリの一生をたどっていくと子孫を残すことへの強さがとてもにじみ出ているので子宝の象徴としてふさわしいのでは無いでしょうか。

カマキリと祇園祭

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カマキリは漢字で書くと「蟷螂(とうろう)」と書きます。京都市東山区にある祗園祭では神の使いとしてカマキリが崇められています。由来はカマキリが自分より強い敵にも果敢に立ち向かう姿を「蟷螂の斧を以て降車の轍を禦がんと欲す」と書いて残されているのを大事に引き継いで来たそうです。

昆虫にも別名があったり、幸運の証として崇められている物が沢山います。世界中で無数の昆虫がいるのに選ばれているのは素敵な事ですね。幸運の昆虫と呼ばれる虫に興味がある方はぜひこちらもご覧下さい。

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