【メガネウラ】最大75cmの巨大トンボはなぜ絶滅した?その理由と特徴まとめ

今現在の地球上に生息している、昆虫は我々人間やほかの生物に比べてもかなり小さいものばかりですが、太古の地球では、現代の昆虫よりもはるかに大きい昆虫が数多く存在していたのです。そんな巨大な虫たちをご紹介していきます。

アースロプレウラ

その見た目は巨大なダンゴムシのようで、たくさんの関節からなる身体を持っています。ヤスデというムカデと瓜二つの生物の祖先ともいわれており、その大きさは2メートルを軽く超えていたとされています。アメリカの各州で化石が見つかっているのです。

アプソロラッティナ

なんとこの品のあるカッコいい名前からは想像つかないと思いますが、この絶滅した巨大な虫の正体はなんと、ゴキブリなのです。どれくらい大きかったかと言いますと、0.5メートルはあったとされています。何とも信じがたいですが、我々人間の赤ちゃんよりも大きいということなのです。

サウロフティルス・ロンギぺス

こちらはゴキブリと同じように我々の人間が住む、住居環境で多く生息しているといわれる害虫である、巨大なノミのことであり、通常であれば眼にもとらえることができないほどの小ささですが、このサウロフティルス・ロンギぺスはなんと2センチメートルもあったとされています。それでも意外と小さいです。

ウミサソリ

サソリの祖先と知られているウミサソリの全長はなんと2メートル以上もあったとされています。シルル紀には、そのウミサソリを捕食とする生物が地球上にいなかったため、実質的に生物の頂点に立っていたとされています。

メガネウラの様な巨大昆虫は現在に存在しないの何故?

何故今現在の地球上では、メガネウラの様な巨大昆虫が存在しないのでしょうか?その理由についてこのコラムで解説していきたいと思います。生物科学者のなかでも、はっきりとその理由や要因について解明されておらず、あくまでここでお伝えする内容も、説の一つだということを理解しておいてください。

現在の世界最大の昆虫

今現在の地球において世界最大の昆虫は「ジャイアントウェタ」と呼ばれる虫、全長は役0.1mで重さは80グラムとされています。手のひらに乗せるとちょうど収まりきるくらいの大きさで、過去に生きていたといわれる巨大生物にくらべると、スケールが小さくなります。

今現在の地球に実際生息している、世界最大級のクモはなんと鳥すらも捕食してしまうほどの、大きい体を持っていて、足を広げれば0.2mにもなるといわれているのです。そんな巨大グモ・ゴライアスバードイーターについて気になる方や興味のある方は、是非こちらの記事をご覧ください。

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