ラミレジィの種類や生態、飼育方法まとめ|色揚げや混泳の相性もご紹介

先ほどの見出しでは、基本的にはおとなしい子が多いというように説明しましたが、実際に稀に狂暴な個体は生まれてくるのでしょうか?また狂暴だと混泳しているほかの魚に、どのようにして攻撃するのでしょうか?

早い時期から混泳させると狂暴になる傾向がある?

基本的には熱帯魚ショップで販売されているような個体は、ブリーダーの下で育成されているため、基本的にはおとなしいようですが、飼い主が生まれた稚魚の状態から育て、ほかの種類の魚と混泳させた場合、まれにほかの魚を追い掛け回すなどの、攻撃的な個体が生まれることがあるようです。

そういう場合は別の水槽で一度隔離を

もしそのようにほかの魚を追い掛け回すような個体が生まれてきた場合は、他の観賞魚のストレスにならないようにするため、一度性格を落ち着かせるためにも、別の水槽に一度隔離してください。その際もできたら水合わせを怠らないようにしましょう。

ラミレジィの寿命は?

実際に飼育するとなれば、気になってくるのがこの寿命なのですが、具体的にはどのくらい生きて元気に泳いでくれるのでしょうか?また長生きしてもらうためにも、気を付けなくてはならないことも合わせて記述していきます。

2~3年

普通の飼い方をして、一般的な寿命は約2~3年の間とされています。またこの場合は病気も患うことなく、健康的に過ごした場合です。そのため病気などを患ってしまうなど、その魚の健康を害してしまうのであれば、短命になる可能性もあります。

ストレスが多いと短命に

ストレスを感じさせてしまうとその分短命になってしまいます。水質や水温などの環境も勿論のことですが、多頭飼いなどをして喧嘩するなどしてしまうと、より一層ストレスを感じさせてしまうことになるのです。

一頭飼いでストレスを感じさせなければ寿命を延ばすことも可能

先ほど説明したように、上記に記載しているような状況になってしまえば当然ストレスを感じてしまうわけですが、逆に言えば一頭飼いでしたら、のびのびと快適に過ごせるので、寿命を延ばせることも可能になるのです。

ラミレジィの繁殖はできる?

水槽が30センチメートルサイズのものでしたら、2頭飼えるわけですので、当然繁殖も視野に入ってくるはずですが、はたして繁殖はできるのか?また産卵の時期などについても合わせて、こちらのコラムで紹介していきます。

つがいで飼育すると簡単

30センチメートルサイズの水槽の中に雄雌それぞれ異性の個体を入れて飼育しておけば、比較的簡単に繁殖することができるのです。当然頭数が増えると適合する水槽のサイズも変わっていきますので、そのこともきちんと頭に入れておきましょう。

2~3週間周期で産卵

もし雄と雌を同じ水槽内で飼育すると、自動的に繁殖してくれますが、その周期が2~3週間の周期と大変短い間隔で産卵を繰り返しますので、卵や稚魚の増えすぎには十分注意して下さい。もし水槽や地震のキャパシティが追いつかない場合などは、雄と雌それぞれ違う水槽で飼育することも考えましょう。

ラミレジィがかかる病気とその対処法

熱帯魚も当然生き物であり、環境悪化や餌の与えすぎなど適切な飼育を行えていないと病気を患ってしまう可能性もあります。そんな場合の対象法やどんな病気にかかる危険性があるかをここでは話していきます。

白点病、エロモナス病など

まず白点病とは、まさしく字のごとくなのですがウロコに不自然に、白の点々模様ができてしまうという病気なのです。これが出てきてしまったら、ただの模様ではなく病気であることを把握しておきましょう。また鱗がざらざらしたりするなど、目玉が不自然に飛び出してしまう、エロモナス病などにかかる恐れがあります。

水質の調整剤や魚病薬が有効

先ほどの二つの病気にかからないように対策するには、水質を常に清潔にしておくことが大切です。つまり水質の調整剤や水替えの頻度を上げることが、病気の対策につながるのです。また病気になってしまった場合は魚病薬が有効ですのでお使いください。

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