病気が原因のことも?大人の癇癪持ちと子どもの癇癪持ちの特徴・原因と対処法

まずは、生活のサイクルを見直してみるのをおすすめします。先ほど述べたセロトニンは日中に分泌されるのですが、夜は減少していきます。また、日光の光を浴びることも分泌を促すうえではとても効果的です。生活リズムが狂っていると、心も同様に乱れていきます。これは印象的なものだけではなく、生物の体の仕組みとして効果があります。

対処法②:適度に運動する

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特に激しい運動というわけではなく、かつ人と競うようなものでもない、ウォーキングなどの一定のリズムで行う運動によって解消されることもあります。やはり、競うようなスポーツの場合は、血が上りやすい人にとってはかなり逆効果になってしまいます。適度な運動はストレスを軽減してくれますし、心に安らぎを与えてもくれます。

対処法③:気分転換を忘れずに

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仕事などで休憩もせずにいるともちろんイライラしやすくなります。自転車のチェーンでさえ適度なたわみがないと、そのうち破損してしまいます。人の生活においても、もちろん遊びやゆとりは必要です。適度な気分転換を取り入れることは必要不可欠です。上手な休息をとれる人は、仕事においても優秀な人物である可能性もとても高いです。

対処法④:怒った原因を考える

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自分はなぜ怒ってしまったのかの原因を考えることも重要です。同じことを何度も繰り返している場合などは、その根本となるものを解決することが最善のケースもあります。怒りのもとになるものを取り除けるならば、それに越したことはありません。原因を認識しないままでは、いつまでたっても怒っては後悔を繰り返してしまう可能性があります。

対処法⑤:怒る前に深呼吸する

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単純な動作ですが、実は何よりも効果がある場合もあります。緊張状態や興奮状態において、ひと呼吸置くことは、古来から行われています。深呼吸は特に気軽にできる心を落ち着かせる方法とも言えます。かっとなったら深呼吸する癖をつけることをおすすめします。血圧が上がった状態では、心身ともにどうしても興奮がなかなか収まりません。

癇癪持ちの大人への対応とは?

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ここでは、子供の癇癪持ちというよりは、大人の癇癪持ちの人に対する接し方について述べていきます。一見、会話においても基本的なものとも言えますが、こちらの方を改めて念頭においたり、整理することでよりスムーズに対応できる可能性があります。「基本的には良い人なんだけど、怒りやすいのがね、、」という人が周りにいる方は必見です。

対応①:冷静に落ち着いた環境で対応する

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怒ってる人に対して自分が落ち着いた状態でなければ、さらに火に油を注ぐ結果にもなりかねません。なので、悪化する恐れがある場合は、その場を離れてしまうのも一つの手です。そして、再度冷静な話し合いの場を設けるようにするという形で対応します。もしくは、話し合いが必要ないものもあるので、ただ放置して流してしまうというも良いです。

対応②:否定せず相手の話を聞く

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怒り心頭になってしまってる相手には、何を言っても聞く耳を持たないケースもあります。なので、その場は相手の言い分が間違っていると思ってもすぐには否定せず、溜飲が下がるまで話を聞いてあげてから意見するか、その場では最期まで聞くのに徹するというも一つです。交渉上手な人は、まず相手の話を聞いてから意見する人もとても多いです。

対応③:放置する

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特に日本などでは多いのですが、大勢といる時などに怒ることで注目を集めたい人も存在します。こういうケースの場合は、誰かが止めに入ってきてかまってほしいという場合もあります。なので、へたに相手を止めに入るのではなく、ほうっておくという対処もあります。誰かしらが止めに入る傾向を見据えて、行動をしたり、暴言を吐く人々もいます。

子どもの癇癪持ちとは?

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先ほどは、大人の癇癪持ちの接し方についてご紹介しましたが、ここでは子供の場合について述べていきます。まずは、行動のパターンを把握する上で、3つのことに注目するのが望ましいです。また、生理的な反応も考慮する必要があります。子供の場合は、人格形成されてしまっている大人とは少し違う点を考える必要が出てきます。

癇癪持ちの子どもの行動パターン

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基本的には、騒いだり、ものや周りの人へ攻撃をする形が多いです。例えば、床に仰向けになって泣き出したり、周りのものを叩いたり、投げたりします。また、周りの人を蹴ったり殴ったりもします。さらに、自分自身さえ傷つけてしまう行為に走る場合もあります。子供の場合は、言葉を使うのが不得手な分からだで表現してしまう傾向があります。

注目・要求・拒否の3つの気持ち

1歳位から始まる(注目、要求、拒否)の3つの欲求から怒る癇癪は「癇癪を起すといいことがある・嫌なことを回避できる」というコミュニケーションの手段として習慣づけてしまわないように、意識して接することはとても大事です。その場凌ぎで、毎度そのような対応していると、後々取り返しのつかないような回路ができてしまう恐れがあります。

赤ちゃんの癇癪は生理的反応とコミュニケーション

ただし、赤ちゃんの生理的なコミュニケーションにおける癇癪は愛着形成のために必要なものでもあります。なので、子供の目的がそちらを意図しての癇癪の場合は、きちっと対処してあげる必要があります。生理的なものと明確にわかる場合は、対応してもなんら問題はありません。具体的にどのようなものがあるから見ていきます。

生理的欲求に答えることは重要

空腹になったり、上手く眠れなかったり、おむつが濡れていたり、痛みを感じたりと生理的な場合は答えてあげることが必要です。しかし、生理的な目的でない場合、例えば癇癪を起してコミュニケーションを図る場合は注意が必要です。最終的に、構ってほしくてアピールの手段として用いる癖が子供ついてしまうと、将来とても厄介なことになります。

子どもの癇癪持ちの原因とは?

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より深く掘り下げて、子供の場合の癇癪を起す原因について追及していきます。ごく一般的な原因から、何かの障害がある可能性についてまで言及していきます。いろんな要因を推測していけば、よりお子さんへの対処もしやすくなります。また、お子さんにあった適切な対処を施すうえでも原因を把握することはかなり重要です。

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