釣り用ゴムボート特集!選び方のポイントとタイプ別のおすすめをご紹介!

目次

船舶免許の面でポイントを押さえてきましたが、選んでいくうえで必要なポイントはまだまだあり、次に注目すべきは重量です。船の重量は扱いやすさや持ち運びにおいて重要なポイントですので押さえていきましょう。

一人での釣行の場合は重量は無視できない

一人で釣りに訪れる際にこの重量は特に重要なポイントになってきます。というのも自力で水辺まで運ぶのは相当骨が折れるもので、一人でそれを行うとなると重量があるとかなり大変。

それに加えて、もしも足場が悪いとなると重さと相まって相当な運びづらさになります。足場が不安定となれば重いものを持っているとこけて怪我のリスクも高まりますので、一人で持ち運びを考えているのであれば、重量は無視できません。

3m未満なら20kg未満のものが軽い部類

目安となる重量について紹介していきましょう。先述した船舶免許が不要となる全長3メートル未満の船の場合であれば、20キロ未満の物が揃っています。一般的に20キロ未満であれば軽い部類になりますので、これであれば安心し得持ち運びもできるでしょう。

特に女性でも扱いやすいものをと考えているのであれば、この重量は良い目安になります。この程度であれば、女性一人でも比較的持ち運びが簡単なのでおすすめです。

釣り用ゴムボートの選び方③ 船体の素材

重量がポイントになるわけですが、船体に使われている素材についてもポイントになってきます。素材の種類によっては操作性にも大きく関係しますし、本格的に使用頻度が多いのであれば、素材は非常に重要になってきます。

素材の丈夫さは操作性にも影響を与える

まず、素材の丈夫さは素材の厚さに関係してきます。一般的に500デニール以上の厚さを持つ素材を使用することが望ましいです。というのも、この船の中核となるのは空気。空気を詰め込んで浮くわけですが、空気が漏れてしまっては船が沈んでしまいます。

500デニールといった厚みのある素材でないとお空気が漏れ出す可能性もあります。しっかりと空気が漏れなく入ると、船体の強度が増しますので、素材の厚さは非常に重要になってくるのです。

さらに、船体の強度が増すと、水の抵抗を受けにくくなります。その結果、水上でスムーズな航行が可能となる利点もあります。素材は操作性にも密接にかかわるので無視できない選び方のポイントになるのです。

本格的に使うならCSM製を選びたい

本格使用を考えているのであれば、素材はCSM製品を選ぶことをおすすめします。CSMとは特殊なゴム素材のことで、耐久性、耐候性に優れて厳しい環境下でも使用できるように設計された素材になります。

一方で、PVCという素材というものもあります。PVCもゴム素材のことですが、強度や経年れかにおいてCSMよりも劣っており、その分コスパがいい面があります。なので、CSM製品はコストは高くつきますが、その分強度と安心感は格別です。

CSM素材を使用しているものであれば、保証期間も長いですし、気候の変化にも影響を受けにくくハードな使用にも必ず答えてくれるでしょう。

そのほかの素材で言うと、メーカーごとに違うので一概には言えませんが、やはりどれもCSM素材より強いものはなかなかありません。金額面では少々高くつきますが、本格的に使用して耐えられる強度と安心感を重要視するなら断然CSM素材です。

釣り用ゴムボートの選び方④ フロアの素材

船体の素材の次はフロア素材についても注目していきましょう。実はフロアと一言で表してもいくつか種類があり、それぞれ異なる特性を持っています。自分に合った最適なタイプを見つけるためにも、各タイプの特徴を抑えていきましょう。

ロールアップタイプは展開や折り畳みが簡単

ロールアップタイプは継ぎ目があって、差最低限の枚数のパネルで構成されているタイプになります。組み立てから撤収までの手間を可能な限り減らしたい人に向いているタイプです。

短時間で最小限の手間で組み立てを行うことができるので、この後紹介するタイプと合わせても、最も初心者向けのタイプと言えます。また、軽量性とコンパクト性も優秀なので、持ち運び面収納面どちらも快適です。

とはいえ、デメリットもあり足元の安定性は少々劣ります。というのも、パネル同士の継ぎ目があるので、波の感触がそこからダイレクトに伝わってくるからです。また、継ぎ目部分に汚れがたまりやすく、お手入れが大変という一面も持っています。

軽量性はエアータイプが優れている

エアータイプは空気を言えrて使用する折り曲げもない平らな1枚ものでできているタイプになります。継ぎ目もなく、空気を入れるので良く浮いてくれますし、複雑な構造でもないので装着面でも簡単です。

空気を抜けばコンパクトに折り畳むこともでき、他タイプと比べても圧倒的な軽量性能とコンパクト性能を誇ります。しかし、航行の操作性は他のタイプの方が勝っています。空気が不足するとさらにダイレクトに航行性能に影響し悪化します。

また、フロア部分がエアーなので、万が一ナイフなど鋭利な物を落としてしまうと、空気漏れのリスクもあり、破れてしまうと水が船内に入っている危険性もあります。また、コストも高いというデメリットも持ち合わせています。

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