東京でしたら上野動物園、愛知県でしたら名古屋市東山動物園、和歌山県でしたらアドベンチャーワールド、石川県にあるいしかわ動物園で展示されてみることができます。こうしてみると和歌山にあるアドベンチャーワールドも二種類の三大珍獣が展示されているのです。
世界三大珍獣がいれば世界四大珍獣もいる?!
三大もあれば当然四大があるように、4番目の珍獣もいるわけですが、そんな4番目の珍獣も皆さんにご紹介します。こちらも珍しい生態や見た目をしているので、なぜ4大珍獣と言われているかを考察しながら読んでみてください。
4番目の珍獣は「ボンゴ」!
ボンゴという生き物の基本概要を記述していきます。まずは分布域ですがアフリカ大陸にある各地で生息しています。体長は200センチメートルくらいで、体重は200~400キログラム前後となっています。見た目は茶色い毛並みに白の綺麗な縞模様が入っているのが特徴です。
ボンゴの不思議な生態
まず群れを作ったとしても小規模なもので、1匹やあるいは2匹で生活する珍しい草食動物で、また高いところにある木々などの草を食べる際には、2本の脚のみを使って立つことがあったり、自身の角を使い地面を掘り起こして、木々の根を食べたりするのです。
ボンゴに会える動物園
昔はボンゴも飼育する動物園が日本にも存在していましたが、現在飼育していた個体が死んでしまったため、日本国内では展示されておりません。実際の生息地であるアフリカ大陸の保護動物園に足を運べバ実際に見ることができるかもしれません。
世界三大珍獣がいるなら世界五大珍獣も!
四大もあれば当然五大があるように、5番目の珍獣もいるわけですが、そんな5番目の珍獣も皆さんにご紹介します。こちらも珍しい生態や見た目をしているので、なぜ5大珍獣と言われているかを考察しながら読んでみてください。
5番目の珍獣は「カモノハシ」!
この生き物は日本の南に位置するオーストラリアに生息しています。そして大きさは60センチメートル前後で、体重は2キログラム前後になり、雌よりも雄のほうが大型で体重も大きく変わってきます。哺乳類ですが変わっている生態をたくさん持っています。
まずなぜ変わっているかというと、そもそもこの生物自体古来から進化をせずに、生態や姿をとどめたまま現代に生息しているのです。そのため生きた化石とも呼ばれています。そしてラブカという海の生物もまた同じように呼ばれているのです。そんなラブカについて気になりましたらこちらの記事をご覧ください。
カモノハシの不思議な生態
まず哺乳類でありながら卵を産むのです。そして雄の爪には小さな哺乳類を殺傷できるような特殊な毒があります。さらには一見硬そうに見えるくちばしは実は柔らかいのです。また母乳が父からではなく汗のようにいたるところから染み出るように放出されます。このようなことから最も奇妙な哺乳類と言われているのです。
カモノハシに会える動物園
現在カモノハシは絶滅危惧種に載っているだけではなく、希少で生物的に古来から進化しておらず、日本国内ではどこにも展示されておりません。したがって見ることができるのは生息地であるオーストラリアの動物園、水族館でしか見ることができないのです。
生きた化石と呼ばれる生物とは?
この地球上には、数千年数万年も前から、ほとんど生態やその見た目を変えずに現在まで生息している生物がいます。そのような生物は生きる化石と呼ばれていますが、今回の記事でもカモノハシやオカピのもまたそのように呼ばれています。ここではそのほかの生物もご紹介していきます。
①生きた化石「カブトガニ」
この生物はなんと5億年も前から存在しており、古来よりその姿をほとんど変えていないのです。また甲殻類や貝の仲間にも見えますが、実は蜘蛛の仲間と言われています。現在は絶滅危惧種とされていますので、しっかりと保護して後世に残していきたいです。
生きた化石②「レッサーパンダ」
この生き物が人間のように立ったといって動物園の中だけではなく、日本中を一斉風味したのはまだ記憶に新しいのではないでしょうか?こちらの生物も数千万年も前からずっと同じ見た目で生息していたのです。とても可愛らしいですし動物園でも展示されているので、ぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか?
生きる化石③「ゴキブリ」
えっなんでこいつが。と思われたかもいらっしゃると思いますが、この生物もまた古くからずっと地球上で生息しているのです。免疫力が非常に高いことは周知されていますが、その免疫力の高さゆえ長い年月を地球で生活できたのかもしれません。
生きる化石④「イチョウ」
イチョウは生き物ではなく植物ですが、その葉は東京のシンボルマークにもなっているのでかなり有名ではありますが、そんなイチョウもまた古くからこの地球上に存在しているのです。秋になると綺麗な黄色の葉になり、風物詩として私たちを楽しませるのです。
可愛い珍獣たちもいる
惜しくも三大珍獣には選ばれない珍獣たちの中には、ひときわかわいい生き物が存在します。そんなキュートな珍獣を何種類かご紹介していきます。動物園や水族館で展示されて、実際に見ることができる生き物たちをピックアップしていきます。
可愛い珍獣①「アルパカ」
最近ではテレビのCMでもよく見かけることがあり、かなり私たち日本人には馴染みのある生き物です。その見た目は羊のようにふわふわした毛並みとちょっと間抜けな顔も可愛らしく、大変人気な珍獣なのです。
ラクダの仲間としても知られていて生息地は南アメリカ大陸の一部の地域で分布しています。大きさは約2メートルくらいで体重は50キログラムくらいです。また毛の色は4色あることが確認されています。
可愛い珍獣②「ハリネズミ」
ハリネズミもまた可愛い珍獣として知られています。あの有名なソニックというキャラクターもこの動物がモチーフとなっています。針は刺さるとケガをしますし危険ですが、性格は攻撃的でなく臆病でおとなしいので大変可愛らしいのです。
可愛い珍獣③「クリオネ」
妖精や天使のように可愛く神秘的な生物として知られていますが、実は捕食する際に、変貌を遂げる姿は悪魔のような印象を受けるほど強烈なものなのです。もし興味がある方は動画サイトで検索してみてはいかがでしょうか?
世界三大珍獣は不思議がいっぱい!
今回はこの地球上に今なお生息している、三大珍獣の知られざる生態や特徴について語っていきました。また4大、5大の珍獣もご紹介して、どこの動物園に行けば展示され見ることができるかもご紹介していきました。
きっと皆さんもその不思議で魅力的な生態に興味を持ち、気になったはずです。是非その目で一度実際の生体を見てください!日本国内でも上野動物園やほかの動物園で、その姿を見ることができるのでぜひ足を運んで見に行ってください。