ブロブフィッシュの主な主食はカニやエビとなっています。ブロブフィッシュの味がカニやエビの味に近いと言われいるのは、ブロブフィッシュが主に捕食しているのがカニであることからブロブフィッシュの味自体もカニに近いものになっているようです。
肉にもうまみが凝縮
ブロブフィッシュが主に食べているものがカニやエビとなります。そのため、カニやエビの味がブロブフィッシュのお肉にも凝縮されており、カニやエビのような淡泊の味わいとなり食べると美味しいと言われています。
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ブロブフィッシュの生息地
ブロブフィッシュの生息地はどこになるのでしょうか。深海魚でもありますので太陽光のあたらない深さの場所で生息をしています。ここでは、ブロブフィッシュが主に生息しているエリアと生息している深海の深さについて紹介していきます。
オーストラリアやニュージーランド付近
主な生息エリアとしては、オーストラリアやニュージーランド付近を中心に太平洋やインド洋で生息をしていると言われていますが、カニ漁などで一緒に捕獲されるのは、オーストラリアやニュージーランド近海が多いようです。
海底600~2800m
主に生息しているのは900mほどのところになりますが、大体水深600m~2800mの深海に生息しています。カニも同様に海底で生息しているため、カニの網にかかって一緒に引き上げられます。また、深海の水圧に耐えられるように頭部には大量の水分が含まれています。
ブロブフィッシュが見られる日本の水族館はある?
主にオーストラリアやニュージーランド近海の海に生息をしている魚となりますが、実は日本では1か所だけ生きているブロブフィッシュを見ることができる水族館がありますので、その水族館について紹介していきます。
アクアマリンふくしま
日本でブロブフィッシュが見れる水族館は福島県にあるアクアマリンふくしまです。アクアマリンふくしまは、環境水族館宣言をしており体験学習の場として充実しています。アクアマリンふくしまへのアクセス方法は下記になります。
- 車でのアクセス:常磐自動車道いわき湯本I.Cで降りたあと約20分の道のりです。福島空港からは、国道49号線を通って約2時間道のりです。駐車場は、700台ほど収容可能ですが周辺施設との共用駐車場となっているため、連休などの時には、公共機関を使用することをお勧めします。
- 公共交通機関でのアクセス:JR常磐線 泉駅から路線バスに乗り換えが必要になります。最寄りのバス停はイオンモールいわき小名浜となり、このバス停から徒歩5分ほどでつきます。
生体が見られるのは珍しい
ブロブフィッシュは、水揚げされると身体が重力に耐えきれず身体がつぶれてしまい死んでしまうケースが多い魚です。そのため、生きたままのブロブフィッシュが見れるのは全国的にも非常に珍しいことです。
沼津港深海水族館では過去に捕獲例も
以前ある日本のテレビ番組のロケで、今まで生きた姿がほとんど見ることができなかったブロブフィッシュを生きたまま捕獲することに成功しています。捕獲されたブロブフィッシュは沼津港深海水族館へ運搬し飼育を試みたそうです。
残念ながら、生態が謎に満ちているため数日で死んでしまったようですが、水族館のTwitterで「いつになるかお約束出来ませんが、“世界でもっとも可愛い”ブロブフィッシュを生きた状態で展示できるよう頑張ります。」と投稿をされており今後の期待が高まっています。
スライムのブロブフィッシュを作ろう
徐々に知名度が広がり、ファンも多いブロブフィッシュ。販売されている製品もありますがどうせなら自分で手作りのブロブフィッシュを作ってみるものも色々な表情が作れるので楽しみの1つです。ここでは、スライムのつくり方を紹介します。
フワフワ手触りが気持ちいいスライム
スライムのようにフワフワした触感を楽しみたい方に自宅で作れるブロブフィッシュのスライムの作成方法を説明します。まず、用意する道具は、プラスチックのコップ・スプーン・ボール・計量カップ・軽量スプーンです。
次に使う材料は洗濯糊(ポリピニルアルコールが原材料のものを使用します)50ml・泡ハンドソープ50mlから100ml・コンタクト洗浄液(ホウ砂もしくはホウ酸の入っているもの)大さじ2杯・重曹大さじ1杯・食紅(使用したい色)適量になります。
- 洗濯糊をプラスチックのコップに入れ、食紅を入れてよくかき混ぜます。この時、固まりがのこらないようにします。
- 先ほどの洗濯糊と食紅を混ぜたものにハンドソープを入れてかき混ぜます。
- 重曹を入れて混ぜ残しが無いようにしっかりとかき混ぜます。
- コンタクト洗浄液を入れて混ぜていきます。1度に全部入れるのではなくて複数回に分けて少しずついれてかき混ぜてください。混ぜていると段々固まってきます。
- 固まったら、取り出して手で揉んでなじませます。
- ブロブフィッシュの形を作ったら完成です。
初心者でも簡単にできるプラバンを使ってオリジナルのブロブフィッシュを作ろう
初心者でもできるプラバンでオリジナルのマグネットを作ってみましょう。マグネットは自宅の冷蔵庫などで使用できるだけでなく、オフィスなどでもちょっとしたものをとめるのにも役立ちますので便利です。
プラバンハンドメイド製品の作り方
プラバンの種類には、いろいろありますが着色をするのであれば、フロストタイプがおすすめです。色鉛筆やパステルなどで色付けが可能な素材になります。用意するのは、プラ板・はさみ・アルミホイル・クッキングシート・オーブン(トースター)になります。マグネットは、ボタンとシートのタイプがありますので、お好みのものを用意しましょう。
- まずは、鉛筆などでイラストの枠を描いていきます。(オーブンで焼くと小さくなりますので、少し大きめに描きます)
- 輪郭にそってかもしくは、少し余裕をもってはさみでカットします。
- 色鉛筆・パスカルなどで色付けをしていきます。
- アルミホイルをしわしわにしてオーブンで予熱しておきます。
- 予熱したアルミの上にクッキングシートを置き、その上にプラバンを乗せて焼いていきます。
- 焼いていくとプラバンがどんどん縮んでいきますので、縮みが落ち着いたら取り出します。
- 取り出したら、素早く本などに挟んで平らにします。
- ニスやトップコートなどでコーティングしてマグネットを取り付けたら完成です。
- 同じ方法で焼く前に穴あきパンチで穴を1つ開けとチェーンなどを通してストラップにすることもできます。
コロコロしたフォルムが可愛らしい
深海生物は独特の進化を遂げているものが、多く実物を見ると少し気もちが悪いと思う人もいます。しかし、そんな深海生物でもぬいぐるみになると、コロコロしたフォルムから可愛いと最近人気が出てきています。
様々な種類のぬいぐるみがある
独特な姿をしている、ブロブフィッシュもぬいぐるみになると可愛らしい姿をしています。他にも深海生物のぬいぐるみとして人気があるのは、ダイオウグソクムシやメンダコ・オウムガイ・メガマウスなどがあります。
ダイオウグソクムシは、実物は足がありまるでダンゴムシのような形をしており深海のゴミを食べることから臭いもかなりするそうですが、ぬいぐるみではコロコロしており人気があります。ぬいぐるみの他にもガチャなどもあり深海生物の人気は広まっています。
意外とかわいいブロブフィッシュ
世界一醜い魚となってしまっているブロブフィッシュですが、よく見るとつぶらな瞳がゆるキャラのようで可愛らしい姿をしています。現在日本では福島県のアクアマリンふくしまでしか、生きたブロブフィッシュを見ることはできませんが、実際に水族館に足を運んでブロブフィッシュの可愛さを楽しんでください。
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