イエアメガエルってどんな生物?ペットとしても人気のカエル
皆さんはイエアメガエルという生物を知っていますか?名前からカエルであることは把握できますよね。実は今、日本でも大変人気のある爬虫類ペットなのです。そんなカエルのことについて解説しながらご紹介していきます。
ツリーフロッグの入門種!飼いやすいイエアメガエル
樹の上で生活する蛙のことをそのままツリーフロッグと呼びます。その中でも生態や環境に合わせやすく、飼いやすいといわれているのがイエアメガエルなんです。そのためツリーフロッグの入門種ともいわれているのです。
身近に存在することでついた名前?別名も紹介
その名前は水を求めて家の周りの様な、すぐそばでも存在していることからつけられました。また「ホワイトアマガエル」とも呼ばれているのです。白色というのは体色や見た目の事ではなく、命名した人の名からつけられました。漢字にすると「家雨蛙」となります。
イエアメガエルの生態や生息地など紹介!寿命はどれくらい?
こちらの見出しでは実際の生態や生息地などにご紹介いたします。もともとの野生の個体はどのように生活しているのか、またどれくらいまで大きくなるのか、そして寿命についても解説しながら記述していきます。
熱帯地域に生息するイエアメガエル!樹上で生活するツリーフロッグ
インドネシアやオーストラリアなどの温暖な熱帯地域に生息しています。その名前からもわかる通り大半を樹上で生活していますが、地上に降りて生活する場合もあります。主に草花が生い茂る場所や森などを棲家としています。
イエアメガエルの大きさは10cmを超えることも
蛙の大きさは種類によって小さいものであったり大きいものがありますが、イエアメガエルは個体によっては10センチメートルを超えることがあります。平均では8センチメートルくらいでしょうか、幼体の時はその半分の4センチメートルくらいになります。
蛙の中では十分大きな部類に入るのですが、この地球上にははるかに大きな蛙も存在しています。そんな世界最大級の蛙ゴライアスガエルについて気になる方や、興味のある方はこちらも合わせて読んでみてはいかがでしょうか。
繁殖形態は卵生!夏の雨季に卵を産むイエアメガエル
蛙の繁殖形態は胎生、卵生、卵胎生の三つに分かれますが、この蛙は卵生のなっています。そして各地域の夏の雨季にたくさんの卵を産みます。その卵の数は少なくても300個、多ければ2000個を超えてくるそうです。
20年以上生きる!?イエアメガエルの寿命の長い?
日本国内でもよく見かけるアマガエルなどは飼育されている上で、平均5~10年ほどと言われていますが、イエアメガエルはなんととても長寿で20年を超えることがあります。こちらも飼育下で健康に育った場合になります。
イエアメガエルは何を食べる?おすすめの餌も紹介!
大まかな生態についてお話ししていきましたが、続いては気になる食性についてお話ししていきます。そして飼育するうえで欠かすことのできない、お勧めする餌をご紹介しますので、飼育を考えている方は是非参考にしてみて下さい。
イエアメガエルは動物食!はじめは生き餌もオススメ
自分の視界に入った動いているもので、サイズもそれ相応なモノでしたらなんでも食べてしまう「動物食」なのです。それゆえ実際に飼育している上でエサをあげる場合も、生きて動いている生き餌をはじめはお勧めします。
慣れてきたら人工餌も!ピンセットを用いて餌を与える
段々と飼育していき慣れてきたら、生き餌だけではなく人工餌も与えましょう。この際もピンセットを使い、餌を動かして生きているように見せて与えましょう。もし食べようとしなかったら生き餌を与え、しばらく様子を見てみましょう。
イエアメガエルの太らせすぎに注意!餌は2日に1度
動物食ということもあり大変食欲旺盛で元気な蛙なわけですが、いくら可愛いからと言って、エサの与えすぎは健康上によくありませんので注意しましょう。エサは2日に1度で十分であり、太らせすぎには注意して飼育することが大切です。
イエアメガエルの飼い方は?飼うために必要なものとは
先ほどの見出しでは、食性に適応する餌をご紹介しましたが、この見出しでは飼うために必要な飼育アイテムをいくつかご紹介していきます。各アイテムごとにどんなサイズがよいのか、素材はどのような物よいかを解説しながらご紹介します。
イエアメガエルは樹上性なため大きめのケージが必須
もともとは樹の上で生活しているという生態であるため、ゲージが小さいとほかの生物よりも窮屈に感じてしまいます。そのためゲージはできるだけ大きくて高さのあるものを用意しましょう。お金に余裕のある方は上記に掲載している商品のように、大型のゲージをお買い求めになってはいかがでしょうか?
パネルヒーターを設置し25~30℃を維持させる
適正気温がだいたい27℃前後と言われているので、ゲージ内を常に25~30℃近くまで維持させておかなくてはなりません。そのため爬虫類用のヒーターを設置して、寒くなる冬場でもその温度を維持し続けなくてはなりません。
床材はキッチンペーパーも可!水ゴケなどもオススメ
上記に掲載している商品の様な爬虫類用の床材でももちろん問題ありません。またご家庭にあるようなクッキングペーパーでも流用できますし、水ゴケを設置するのもお勧めです。ゲージの大きさに合わせて床材を必要量用意しましょう。
イエアメガエルが全身浸かれる水入れも用意
大半を樹の上で生活しているとはいえど、蛙ですから当然水を浴びることも必要になってきます。そのため全身が浸かれるくらいのサイズがある水入れを設置してあげましょう。深さに関してはそこまでのものは要りません。