ツリーフロッグですから当然、流木が必要となってきます。流木のような植物をたくさん置いてあげると喜んでストレスなく生活してくれます。スペースに余裕があるのであればなるだけ多くの植物を置いてあげましょう。
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イエアメガエルを飼う上で注意するべきこととは
先ほどの見出しでは実際に生活してもらうゲージであったり、その中に設置しなくてはならない各アイテムをご紹介していきましたが、こちらの見出しでは飼育するうえで気を付けなくてはならない、注意するべきことについて説明していきます。
水入れは清潔な状態で維持!月に1度はケージの掃除も
不衛生に水入れを放置しておくと自身と老廃物やフンが溜まっていきます。それを自身の体内に取り込んでしまったら食中毒や病気を患ってしまう可能性がありますので、常に水入れは清潔な状態を維持しましょう。また月に1度はゲージの掃除も行ってください。
温度と湿度の管理も大切!冬や湿度の高い環境には要注意
先ほどヒーターをご紹介する時にも記述しましたが、適温が27℃前後であり常にその温度を保つ管理が大切になってきます。また乾燥に強い蛙なので逆に湿度が高いと健康に良くありません。そのため湿度管理も大切で、冬や湿度の高い環境には要注意しなくてはならないのです。
餌の与えすぎに注意!多頭飼いする場合は同じサイズに
エサは先ほども記述した通り2日1度、適量を与えましょう。エサの与えすぎは太ってしまう原因となり健康上に支障をきたしてしまいます。また多頭飼いする場合は、小さい個体を捕食対象とみなし、共食いの恐れが出てきますので同じサイズのものを飼育しましょう。
イエアメガエルを繁殖させるには?
もし飼育している雄と雌それぞれの個体を繁殖させる場合、どのようなことをすればいいのでしょうか?またどんなものが必要となってくるのでしょうか?こちらの見出しではそのことについて解説していきます。
一般的な家庭では繁殖できない
実はそもそも一般的な家庭では繁殖させることができません。繁殖させるにはホルモンバランスを操作する特殊な薬品が必要となってきますし、前述にもあるように卵を多くて数千個産み付けるわけですから、その命を全部面倒見ることが現実的に考えて不可能であります。
繁殖はプロのブリーダーのみ
私たち一般の人たちでは繁殖することができないので、繁殖は国内でも存在するプロのブリーダーが行っているのです。専門的な知識や処置を行っているので繁殖することができるのです。そのため流通している個体は、プロのブリーダーによる繁殖した個体か、実際の現地から採集したワイルド個体ということになります。
イエアメガエルの鳴き声は?
そのまま歌になるなど、日本では古くから馴染みがあり、もうすぐさしかかる梅雨の時期にはよく聞く蛙の鳴き声。だいたい聞いたことがあるのはケロケロやゲロゲロといった、アマガエルやウシガエルの鳴き声ですが、イエアメガエルの鳴き声はどんなもので大きさはどのくらいなのでしょうか?
犬のように「ワン」と鳴く?
それぞれの個体によっても差はありますが、ケロケロと鳴くのではなく犬のように「ワンワン」や「ボヴォワンヴォワン」と鳴くこともあるようです。声の高さは基本的には低いのですが、個体によっては高い鳴き声の場合もあるようです。
意外と大きな鳴き声
元気な個体であれば、雄と雌関係なく大きな鳴き声を発するようで、マンションやアパートなどの集合住宅地で飼育している場合はそれなりの対策をしなくてはならないようです。当然多頭飼いする場合はさらに大きな音となりますので、あらかじめ対策するなどの注意が必要です。
イエアメガエルにはどんな種類がいる?それぞれの特徴も紹介
実は可愛らしいイエアメガエルにはその体色が異なる種類があるのです。どんな種類がいて、どんな特徴があるかをそれぞれご紹介します。次のコラムでは種類ごとの価格の相場も合わせてご紹介しますので、そちらも参考にしてみてください。
今回ご紹介しているイエアメガエルも大変色鮮やかでかわいい蛙ですが、この地球上にはたくさんの見る者を魅了する可愛さを兼ね備えている蛙が数多く存在しています。そんなかわいい蛙を一挙に見てみたい、そんな方はこちらの記事をぜひ見てみてください。
イエアメガエルの種類その①ノーマル
一般的なノーマルのタイプです。こちらの体色は基本系で色は緑色と言った感じになっています。野生の個体もこのノーマルが多いです。初めて飼育するのであれば、まずはこちらのノーマルタイプから飼育してみてはいかがでしょう。
イエアメガエルの種類その②ブルー
こちらはブルーというタイプになります。その名からもわかる通り先ほど説明した、ノーマルの色よりもより青みがかっており、青緑色(シアン)の様な体色となっています。青色が好きな方には是非お勧めしたいタイプになります。
イエアメガエルの種類その③スノーフレーク
こちらはかなり珍しい個体なのですがスノーフレークと呼ばれるタイプになります。先ほどの二つのタイプにその名の通り雪がちりばめられたような、白い水玉のような模様がある個体になります。とても希少であまり流通されていないため、その存在はあまり知られていません。
イエアメガエルの値段はどれくらい?どこで販売している?
実際に飼育してみたいと考えたら、お値段やどこで販売されているかが気になるはずです。こちらでは値段の相場やどこで販売しているのかをご紹介します。今すぐにでも飼育してみたいとお考えの方は是非参考にしてみてください。
種類によって値段が変わるイエアメガエル!ノーマルは数千円程度
先ほどのコラムで紹介した種類によって値段が変わってきます。ノーマルですと5000円前後、ブルーですと価値が上がり10000円前後、スノーフレークですとさらに希少になり価値が上がるため20000円を超えてくるのです。
イエアメガエルはネット通販や両生類専門店で入手可能
どこにでもあるようなちょっとしたペットが販売されているホームセンターではまず見かけることができません。ネット通販や両生類専門店などで入手可能ですので、そちらで購入することをお勧めします。
ペットとして人気のカエル!イエアメガエル
今回はツリーフロッグ(樹の上で生活する蛙)の入門種ともいわれる、爬虫類ペットとして人気なイエアメガエルをご紹介していきました。生態や特徴などを皆さんにご説明して、また飼育する場合に必要となる道具や、飼育するうえでの注意点についても解説していきました。
大変色鮮やかでとてもキュートな蛙であることも皆さんに知っていただけたはずです。また誰でも基本的な知識と環境があれば簡単に飼育できる爬虫類ですので、皆さんも一度飼育してみてはいかがでしょうか?大切に育てれば長い人生を共に過ごしてくれるはずです。
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