このように正直なところ気にする必要もない他愛のない話題であることが分かりましたが、ではこれを踏まえ、次に実際にその後のそれぞれの施設を卒業した後、成長に関しての影響の違いについて迫ります。
小6、中3時の学力にわずかな差
どうやら調べてみたところ、それぞれの卒業者の学力に関してのデータにおいて、ほんの少しではありますが小学校高学年時と中学校最終学年の時点で学力に差が出ていることが分かりました。幼稚園を卒業した子供の方がわずかに上昇傾向にあるようです。
これによってあくまでもデータの集計結果のみなのですが、実際に学力に差があることが分かりました。しかしこれに関しては幼児期に受けた施設の影響というよりも、もっと違う部分によって影響されているからではないかと考えられているようなので、次からその点を見ていきたいと思います。
ホイ卒かどうかではなく家庭環境の影響が大きい
今回のデータの変化に関しての影響は、恐らくですが家庭環境の違いにあると思われます。つまり幼卒の方が家庭内において専業主婦の母親など家にいつも親のいる場合多く、家庭環境の整っているといった側面が学力に影響している可能性は大きいです。
しかしながらいくら環境が整っているからといってもそれからは個人の努力次第ですので、あくまでも可能性の一つとしてここでは記載させていただきます。ましてやどちらを卒業したかといった事は、今回の話題にはほとんど関係はない可能性は非常に大きいと思います。
Contents
ホイ卒も新時代へ!現代のホイ卒は煽れない?
ここまで就職の影響や学力の差といった様々な面での今回の言葉について見ていきましたが、ここからは現在の今夏愛の言葉の対象者が新しい時代へと進んでいっていることについて見ていきたいと思います。
共働きが当たり前の現代には通用しない?
まず現在の時代の進行によって母親も家庭から出て働くという事が当たり前の時代になっていきました。これによって共働きの家庭が急激に増加したことにより見下す際のポイントの一つであった貧しいという点がなくなり、今回の言葉は通用しなくなっていくという点が挙げられます。
母親がキャリアウーマンのケースも
母親が働くことが当たり前になったといいましたが、実はこれ以外にも母親の働き方の変化もホイ卒が通用しなくなってきた要因の一つとして挙げられます。現在では母親が正社員としてバリバリ働くことも珍しいものではなく、むしろ尊敬される存在として見受けられる傾向にあるからです。
そもそもこの言葉が浸透し始めた時代の背景には母親の働き口がパートぐらいしかなく、そういった立場の母親の多いホイ卒の人たちを馬鹿にするということがありました。しかしここまで紹介した時代の変化によって、この言葉も廃れつつあるのではないかと思います。
ホイ卒だけじゃない!ほかの学歴ネタ
このようにあまり意味をなさず、またそうだとしてもたいした根拠のない言葉であることが分かった今回紹介したこの言葉ですが、実はこれ以外にもネット内で誕生した煽情的な言葉は多く存在します。ここではそんなネット内で生まれた用語について見ていきたいと思います。
F欄
この用語もネットを少しかじった事のある方ならばよく耳にする言葉かと思います。この用語は大学をランクで表した際に、6段階評価の中の最下位のランクだとネット内で評価されている大学に付けられる蔑称のようなものです。このランクの基準としては偏差値一本で決められています。
この言葉の発祥は塾が大学をランク付けしたものを発表した際に、合格しないものがほとんど出ない大学をこのように位置付けたことがきっかけだとされています。ですのでこの用語は蔑称的な呼称となっており、現在でもネット内で探せばこのランクの大学が羅列されているサイトはすぐに出てくる程に有名な用語となっています。
シャガク
こちらについてですが、本来の意味ならば早稲田大学の社会学部の呼ばれ方の一つなのですが、ネット上でカタカナでこのように用いている場合は、そのほとんどが侮蔑の意味を込めて呼んでいる場合が多いです。
この学部は他の同大学の専攻学科と比べて偏差値が少しだけ低く、そういった意味でこの学部の人たちを見下すような発言をするときにこれが用いられる場合があります。ですのでこの用語を使う場合には非常に気を付ける必要があります。
リアルな世界でも使われていることの多いネットスラングを紹介!
ここまでネット用語について見ていきましたが、実はこれ以外にも数多くのネットで生まれた用語は数多くあり、その中にはリアルの世界でも何気なく使っている用語も存在します。ここではそんな現実にも進出し始めた用語について紹介していきたいと思います。
リア充も実は実はネット発祥のスラング
この言葉は近年テレビ番組内でもよく使われる言葉で、一度は耳にしたことのある方も多いかと思います。そしてこれも実はネット発祥のもので、現実で十分に充実した人生を送っているといった人に対して使用されています。
この言葉は本来は充実していない生活をしていると感じているネットユーザーの人たちが、いわゆる自虐的な意味合いでそういった充実した人たちに対して発信したのが発祥とされています。現在とはずいぶん意味合いが変わっているようにも思えます。
女子に人気のネット発祥の用語~ンゴとは?
実はネット発祥のものの中にはその意味を知ってか知らずか使用している層もおり、なんと女子の間でこういったものが流行っているようです。ここではそんなネット発祥の用語についてどのようなものなのか、見ていきたいと思います。
~ンゴは一周回って若者の流行りの言葉に
この用語は古くからネット内が発祥とされる言葉で、発祥元を知っている層からすればなぜ今更この言葉が若者にはやっているのか、不思議に思う方々も多いのではないかと思います。その理由としてはネット文化の普及があると考えられます。
一昔前では一部の人たちがネットと言う物を使用していましたが、現在は誰でも手軽にインターネットに触れることができ、その結果若者達がこれらの用語に触れる機会が生まれ、そして現実でも使用される流行り言葉になっていったと考えられます。
~ンゴが流行った理由はリズム感の良さ?
ですが一体若者の琴線に一体この言葉はなぜ触れたのか、それはこの言葉の持つリズム感の良さにあるのではないかと思います。語尾にこの言葉を用いるだけで何とも言えないリズム感の言葉が生まれ、何となく使っているといった感覚で誰しもが使い、そして流行っていったのだと思います。
若者に流行るものというのはリズムの良いものや過去のものを踏襲したものが多く見受けられ、そういった意味からもこのネットで発症した言葉は現在の若者たちに受け入れられ、誰しもが何となく使う流行りの言葉となりました。
ホイ卒だからって関係ない!
ここまで今回紹介した言葉について見ていきましたが、いかがだったでしょうか。確かにホイ卒はこういった場面では見下される場合が多いように見受けられます。ですがこちらにはのびのびと自由に育ったという良さもありますので、どちらが優れているという事はそもそも存在しないものだとこの紹介を経て感じるところです。
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