ロボットの表面には黒執事の作者によるオリジナルのイラストが描かれており、より一層のプレミアムさを感じます。また通常のモデルも掃除をしてほしい旨を言えば自動で掃除を開始してくれますが、プレミアムモデルも「イエスマイロード」と答えて掃除をしてくれます。
多彩な機能搭載
また掃除をしていない時でも話をしてほしいと声を掛けると「都合の良い時ばかり、子供になられるのですね?」などの作品内でもつかわれたセリフを言ってくれますし、クラウドサービスと連結することで天気予報や目覚ましといった機能も使用可能になります。
イエスマイロードは女性にも使えるの?
イエスマイロードが使われている作品を2点ほどご紹介しました。どちらの作品も使われている対象は男性で、女性に向けたものは広義のものしかありません。もし女性単体に向けて使う時には、同じように使っても良いのでしょうか。
ロード(lord)は男性に対する敬称
実は女性に使う時には、少々違った形にしなければいけません。というのも、ロードというのは男性に対しての敬称になりますので、女性にそのまま使うのは正しくありません。女性に使う時には「he」を「she」に変えるようにロードの部分も変える必要があるのです。
女性の場合は「イエス マイ レイディ」を使おう
どういった風に変化させるかというと、ロードの部分をレイディに変化させて「イエスマイレイディ」という風に言います。こちらは旦那がロードと呼ばれる位の人間に対して使うことができ、一般人に対しては「イエス、マム」といいます。これもいろんな作品で使われていますね。
知らなきゃ恥?ブッシュ前大統領の間違い
今回ご紹介している言葉の使い方などについていろいろとご紹介しましたが、実はある有名な人物が少し間違った使い方をしたことがあるのです。それが、第43台アメリカの大統領であるブッシュ大統領です。
ローマ教皇に「サー(sir)」を使う痛恨のミス
2019年現在から12年ほど前になる2007年、ブッシュ大統領がまだ現役であったころ、当時のローマ教皇であるベネディクト16世と内謁した際、奉仕活動グループと面会するかを尋ねられた時に「イエス、サー」と答えたのだそうです。このとき、間違いのために周りから失笑を食らったのだとか。
ローマ教皇は「ユア ホーリネス」
これのどこが違っているのかというと、サーという単語を使うのが間違っているのです。サーとは「閣下」という意味で、教皇に対しての尊称としては間違っています。こういった宗教のトップの人間などに対しては「イエス、ユアホーリネス」というのが正しいです。
サー(sir)の意味
前述しました通り、サーというのは「閣下」という意味で、綴りは「sir」と書きます。対してホーリネスは「聖下」という意味で、これも前述した通り特殊な地位にいる人間へと使うものです。大統領でも間違えてしまうというのは、ちょっと驚きですね。