どんこは肝がおいしい魚!定番鍋や郷土料理レシピ・画像も紹介!

レシピではニラやもやしとありますが、野菜は他にキャベツや人参、ピーマン、さらにえのきなどのきのこ類を入れてもおいしくいただけます。

調味料も味噌の他にバターを入れるとお子さんでも食べやすい味付けになるのでおすすめです。

美味しい作り方

下処理をして3枚おろしにし、食べやすい大きさに切ります。野菜も同様に手頃な大きさに切り分けます。ホットプレート、もしくはフライパンで切り身を焼き、程よい感じに火が通ったら野菜を入れます。

肝は表面を焼きすり潰しながら味噌とともに全体に混ぜ合わせます。詳細なレシピはこちら

どんこの郷土料理レシピ③:どんこのなます

岩手県は田野畑村に伝わる郷土料理で、さっぱりと酢の物でいただく調理法です。もともと岩手県北部では大根おろしをベースにし、そこにきのこなどを和えた酢の物を食べる習慣があり、そこから派生した料理です。

焼きほぐした香ばしい肝と身をあっさりいただける一品です。

材料とワンポイントアドバイス

材料

どんこ 中1尾

だいこん 1/2本

しょうゆ 大さじ1

酢 大さじ1

酒 大さじ1/2

(引用:郷土料理ものがたり)

身や肝はよく焼くことによって生臭さが取ることができます。仕上がりが大根おろしベースということもあるのでしっかり火を通し香ばしく仕上げましょう。

また大根おろしは一度鍋に入れて熱を通し余計な辛味を抜くこと、しっかり水気を取ってあげることがポイントです。

美味しい作り方

姿身のままじっくり焼きます。身をほぐし、骨をきれいに取り除きます。肝はアルミホイルを箱状にして軽く油を引いて焼きます。火が通ったら醤油、酒でさらに煮ます。

大根おろしはザルに取ってから鍋に入れ、縁がふつふつしたら取り出して水気をしっかり切ります。最後に全てあわせ酢を入れ味を整えます。詳細なレシピはこちら

どんこの肝は生で平気?適切な調理法と注意点とは

あまりにもおいしいためその存在感は身を上回り主役のような扱いも受けるどんこの肝。ほとんどの料理で必ず使われますが、では刺身のように生で食べられるのでしょうか。

ここではその答えと適切な食べ方を紹介します。

生でも食べられなくはない

結論からいうと食べることができます。しかし、では刺身のようにスライスではどうかというとそれはNGです。基本的にはたたいて細かくするなど可能な限りペースト状にして食べることが大前提になります。

肝は寄生虫の巣窟

アニサキスという有名な寄生虫を一度は耳にしたことありますか?魚の主に内臓に寄生し、人体に入るとひどい腹痛や吐き気をもたらします。言うまでもなく肝もいるので肝を細かく刻んでしまうことがもっとも安全な食べ方といえます。

生食でも霜降りはしよう

刺身でつける醤油に肝を溶かしたり、なめろうに入れたり肝を生で使う時にも必ず一度熱湯をかけることを強くおすすめします。

表面に付着した寄生虫を殺傷する効果もありますが、何より生臭さを抑えてくれるからです。この時血管も取り除くとより効果的です。

どんこが手に入ったら魚料理を楽しもう!

いかがでしたか。東北で暮らす人には身近なものの、特に西日本の人にはあまり馴染みのない魚かもしれません。

がしかし、今はネットでも注文することができるので旬の時期がきたらぜひ購入して、絶品の肝とともにとことこん味わってみてください。

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