廿日市女子高生殺人事件|北口聡美さんはどんな女性でなぜ殺害されたのか

廿日市女子高生殺人事件は、北口聡美さんが自宅内で刃物で刺され殺害された事件です。未解決事件と呼ばれたこの事件は、2018年に犯人である鹿嶋学が逮捕されてようやく解決となりました。この記事では、廿日市女子高生殺人事件についてはもちろん、北口聡美さんという人物がどんな女子高生で、なぜ殺害されてしまったのかをまとました。

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北口聡美さんが殺害された廿日市女子高生殺人事件とは?

これは、2004年の10月に広島県廿日市市(はつかいちし)の自宅で北口聡美さん(17)が何者かによって殺害された事件です。当時は捜査をし証拠に繋がる指紋やDNAがあったにも関わらず犯人が捕まらず未解決事件になると思われた事件でしたが、14年もの長い時を経てようやく解決となりました。

2004年10月に起きた未解決事件

この日はたまたま高校が早く終わり家に帰っており、離れにある自室で休んでいた所犯人に襲われたのです。自宅には祖母と妹がおり、悲鳴を聞きつけ様子を確認しにいった際に犯人と鉢合わせ手しまい祖母も大けがを負わされてしまいました。

犯人の指紋やDNAが現場から出ており、また妹等からの証言で犯人の似顔絵も出ていたにも関わらず被害者と犯人との接点が少なすぎ、当時は未解決事件とし犯人逮捕に繋がる事はありませんでした。

かわいいと噂の被害者・北口聡美さんはどんな女子高生だったのか

事件当時、広島県立廿日市高校の2年生だった彼女には将来の夢もありそれに向かって勉強を頑張っていたのです。クラスの中でも人気だった彼女はいつも中心にいる様な存在でした。そんな彼女の人生が短い期間で幕を閉じてしまったのは悔やんでも悔やみきれないぐらい悲しい事なのです。

進学校の廿日市高校に通い、夢は設計士

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通っていた高校は県内でも上位にはいる進学校です。彼女はこの高校に通いながら、夢である設計士になる為に理系の大学に入学できるよう日々勉強にいそしんでいたのです。そんな彼女の夢は犯人によって、儚く消し去られてしまったのです。

学校では天然キャラ!心優しい女性だった

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そんな彼女の性格は友達からも”天然”と言われ、優しい人柄なのもありクラスで中心的な人気の生徒でした。幼い弟や妹の世話もよくしており、優しさが伝わってくるような人柄です。彼女のお墓前には多くのお花や手紙が添えられていたのです。

父親とも仲の良い女の子

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家族とも仲が良く、特にお父様とは映画館へ行き、一緒に映画を観るほど仲がよかったのです。彼女ぐらいの年頃ですと、父親とは距離が出来てしまう家庭もあるかと思いますが、とても良い親子関係を築いていたのです。愛していた娘が殺害されてしまい、お父様も悔やんでも悔やみきれない程悲しかった事でしょう。

北口聡美さんが殺害された廿日市女子高生殺人事件の概要

当時17歳の少女が自宅にて、何者かによって殺害される。しかし、犯人の目撃情報や指紋、DNA型があるにも関わらず、犯人を割り出す事ができず未解決事件となってしまう。長い年月を経て犯人が見つかり逮捕に至る。これがこの事件の概要です。

事件当日、北口聡美さんは昼過ぎに帰宅

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事件当日、テスト期間中だった事もありいつもより早い時間に学校より帰宅をしておりました。自宅には、母屋とは別に離れがあり、彼女の部屋は離れの2階にありました。そして、この日は16時まで仮眠をとってくると家族に告げ離れの自室で仮眠をとっていたのです。

離れから悲鳴!祖母は刺され妹が助けを呼んだ

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仮眠をとっていた彼女は違和感から目を覚ますと、そこに犯人がいたのです。とても怖かった事でしょう、すぐに悲鳴を上げ助けを求めたのです。そして、その悲鳴を聞きつけた祖母と妹が母屋から離れに様子を見に行くと離れの玄関で犯人と鉢合わせしてしまったのです。

鉢合わせてしまった祖母と妹ですが、妹は上手く逃げ切り助けを呼びに裸足で自宅から30mの所にある園芸店へ逃げ込みました。しかし、祖母は犯人に背中を4か所も刺されてしまったのです。その後、幸運にも祖母は助かり命に別状はありませんでした。

被害者の状況

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