タイヤネックレスは残虐なリンチ処刑!南アフリカで続く衝撃の処刑方法と歴史背景

出典:Amazon

アメリカの刑事ドラマ『ザ・シールド〜ルール無用の警察バッジ〜』のセカンドシーズンにて、劇中、悪役のメキシコ人兄弟が、敵対する2人の若者を殺す手段として、タイヤネックレスを使いました。

人気ゲームの1シーンで

コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3 (吹き替え版)【CEROレーティング「Z」】 - PS3

Amazonで見る

ミリタリー系シューティングゲームとして人気の高い『コール・オブ・デューティ:モダン・ウォーフェア3』の中に、敵勢力が村人をタイヤネックレスで処刑するという場面があります。ちなみに、プレイヤーの行動次第では、村人を救うことが可能です。

日本の人気漫画にも

アイアムアヒーロー(1) (ビッグコミックス)

Amazonで見る

ビックコミックスピリッツにて連載された、花沢健吾のゾンビ漫画『アイアムアヒーロー』にて、タイヤネックレスにより黒焦げになった遺体と、その遺体がゾンビとなって襲ってくる様子が描かれました。主人公はタイヤネックレスについての知識があったようで、劇中のセリフで解説をしています。

タイヤネックレスの衝撃画像

タイヤネックレスは、想像するだけで身の毛もよだつような所業ですが、見せしめとしての役割通りというべきか、インターネットを通じて、全世界の人が、その様子を画像として見ることができます。

「Necklacing」と検索すると出てくる黒こげの遺体とタイヤネックレス

ijmaki / Pixabay

日本にいる我々も、簡単に閲覧できるものです。モザイクなどの処理もなく、悲惨な状態の遺体の画像が映し出されます。「検索してはいけない言葉」の一つにも数えられており、見ると気分が悪くなったり、精神的なショックを負ってしまう可能性が大いにありますので、検索する際は自己責任でお願いします。

検索してはいけない言葉の一つとしては、以下の記事で紹介している「コトリバコ」も有名です。興味のある方は是非ご覧ください。

背筋の凍る公開私刑タイヤネックレスは今も続く

VenV / Pixabay

差別主義を打倒するため起こった運動は、非道な私刑方法であるタイヤネックレスを生み出しました。それは、虐げられてきた民衆が自分たちの身を守り、権利を勝ち取るために必要な武器だったと、彼らは主張します。

しかし、残念ながら、この負の遺産は大義を失った現在においても、怒りや歪んだ正義感、ともすれば享楽を糧として、人々の間で行われ続けているのです。ネットに晒されるタイヤネックレスの画像は、人間の心に眠る残酷さを、リアルに伝えているのかもしれません。

古代の拷問「スカフィズム」に関する記事はこちら

検索してはいけない言葉「コトリバコ」に関する記事はこちら