『魚』に『右』で何と読む?その意味が分かると怖い話と真相を徹底考察!

咳がぴたりと止まった

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男性がバーから帰宅した翌日、父親が市内中を車で回り、どうにか白南天を入手できました。霊能者の指示に従い、白南天の木をベランダに置いて、毎朝家族で拝みました。そして1週間後、男性の咳はピタリと治まりました。これには、信心深くない父親も「不思議なこともあるもんだ」と驚き、母親は涙を流して喜びました。

『魚』に『右』のあらすじ⑤恐怖のラスト

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翌年、男性は無事に受験を終えて、進学のために上京しました。大学を卒業した後は東京で就職し、盆と正月には毎年帰省していました。男性と姉の部屋は当時のままになっています。その後は、喘息のような症状もなく、当時の出来事をすっかり忘れていました。

女の子が帰ってきた

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そして、数年たった夏の日、帰省中の男性は旧友と出先で酒を飲んだ後に、酔った状態で実家に帰宅してベッドで横になりました。その時、酔った頭の中に、あの公園の景色が浮かびました。その瞬間、「バンッ!」と窓から音がしました。

男性は、とても驚いて窓を見ました。窓ガラスには小さな左右の手のひらが張り付いていました。恐怖を感じた男性は頭から布団をかぶり、しばらくの間、布団から出られずに震えていました。覚悟を決めて布団から顔を出して窓ガラスを見ると、もう手のひらはありませんでした。

窓には女の子の手形が残っていた

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翌日の昼頃に目を覚ました男性は、昨夜のことを夢だと思い込もうとしました。しかし、窓を見た男性は、夏の暑さを吹き飛ばすような悪寒に襲われます。窓ガラスに小さな手のひらの跡が残っていたのです。その日、両親は外出中でいませんでした。男性は慌てて姉に電話をして、昨夜から今日までの出来事を一気に話しました。

黙って話を聞いていた姉は、「以前の女の子が、また戻ってきたのかもしれない。そんな感じがする」と、絞りだすような声で言いました。男性は、「お祓いをしてもらって終わったと思っていたのに」「それなら、もう一度霊能者に予約をとってほしい」と頼みます。しかし、霊能者は去年に亡くなっていることを、姉から聞かされるのでした。

小さい頃の自分が読み方は「へび」だと言っていた

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しばらく呆然としてしまった男性ですが、突然ある言葉を思い出します。「『魚』偏(へん)と『右』で何と読むか」これが解決に繋がるかもしれないと思い、姉に尋ねました。すると姉は、一時押し黙った後に「小さい頃にも、いつもその質問をしていたけれど、なんで今そんなことを聞くの?」と、涙声で答えました。

姉は続けて、「小さい頃、何度もしつこく聞いてくるから『わからない』と答えた」「数日後に男性は、『魚に右と書いて、へびと読むんだよ』と言ってきた」「それを聞いて母親に確認をしたら、『そんな字はない、間違いだ』と言われた」と話しました。男性には、質問をした記憶が全くありませんでした。

『へび』と読むことを教えたのは知らない女の子

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「母親に間違いだと言われて、そんな嘘を誰に教わったのかを男性に質問したら、『知らない女の子に教えてもらった』と男性は答えた」姉は、ここまで話して何かに気がつきました。「へび・女の子」など、その後の姉の言葉が耳に入らないほど絶望的な気持ちになった男性は、ふと窓に目をやりました。窓ガラスにあった手の跡は消えていました。

『魚』に『右』の話の真相を考察

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『さかな』に『みぎ』で、なぜ『へび』になるのか?『さかな』に『みぎ』という鍵となる言葉の意味や、「『さかな』に『みぎ』と書いてなんと読むのか?」という、女の子の質問の意図についてを考察します。

意味が分からないとオチが分からない

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『さかな』に『みぎ』という言葉の意味を理解しないと、この話の本当のオチが分かりません。『さかな』に『みぎ』は、『魚』に『右』とは限らないので、この字でどうして『へび』になるのか?を考えてしまうと混乱してしまいます。『魚』に『右』は、現実には存在しない言葉です。



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