踊り食いに次ぐ人気の料理が、イサザの汁椀です。生きたまま熱湯に入れ、吸い物などにします。イサザは出汁をとると旨味が出るので、何杯も飲みたくなるくらい美味しいそうです。卵と一緒にするのが一般的で、つるっとした食感と、春の味を楽しむことができます。
イサザの卵料理
椀物にも卵を使っていますが、イサザとの相性が良く、卵料理が多いです。写真のようなイタリア料理もあります。他にもイサザを巻き込んだ卵焼き、卵とホウレン草の和え物、出汁にネギとイサザを入れ、卵でとじた親子丼のような食べ方などが挙げられます。
琵琶湖固有種イサザの甘露煮
甘露煮は琵琶湖固有種のイサザを使った料理として多くみられます。海老豆などと一緒に調理するのが琵琶湖周辺では主流となっています。シロウオは甘露煮にすることは稀のようです。他にも、どちらのイサザにも共通した調理法として佃煮などが挙げられます。
イサザの販売について!どこで買えるの?
イサザを入手するには?
首都圏において、新鮮なイサザを手に入れるのは難しいと思うはずです。死んだイサザは味が落ちてしまいます。しかし、今の時代、なんと通信販売で買うことができるのです。水と酸素を注入し、風船状の袋で届けられます。2割程は死んでしまうそうですが、熱を通す調理法で食べることができます。
イサザの値段は?
50gで100匹ほど入った袋が冷蔵でも冷凍でもなく、常温で届けられます。楽天市場によると、送料別、税込2,160円で購入することができます(2018年10月14日時点)。決して安くはありませんが、現地で入手できない方も手軽にイサザを楽しむことができます。ただし、配送が2日以上かかる地域は購入不可なので要注意です。