ノーパンしゃぶしゃぶとは?
過去に起きた事件を知っている人はこの言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。そのの通りのしゃぶしゃぶなのですが、当時の汚職事件を知っている人は、どれだけ汚れた内容かを知っている人も少なくないでしょう。
「ノーパンしゃぶしゃぶ」はその名の通りの店
そもそもこのしゃぶしゃぶがどのような物なのかというと、そのタイトル通りの内容です。お店の中にはノーパン姿の女性店員が存在し、秘匿性の高い空間でしゃぶしゃぶを食すというものです。
ノーパンしゃぶしゃぶでの接客
このお店で受けられる接客は、ノーパンの女性店員によるものです。ミニスカートをはいており、チップを渡すと自分たちの前でパンツを脱ぎ始めるのだそうです。そして、接客は常にその状態で行うという、非常にみだらなお店となります。
ノーパン以外にもハレンチな設定がいっぱい!
お店はノーパン以外にもいろいろなハレンチな設定が設けてあったそうです。例えば、ノーパンでミニスカという格好もそうですが、床は客が下から覗きやすい構造で鏡張りが施してあり姿勢を変えれば時には局部まで見えてしまうこともあるように作られています。
また、上半身の格好も服は着ていますが、服とは言えないほど透けているものやニップレスのものであったりと本来隠せているはずのところが隠せていないなどは基本だったようです。
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過激な接客サービスの内容とは
過激でハレンチな内容は決して服装だけではありません。店内のいたるところの設定もですが、当然そこに努める女性たちの接客内容にも過激な内容が含まれています。
高いところにあるお酒
通常お酒を注文すると、裏方にてお酒を用意してくるか、あるいはテーブルの上にあらかじめ用意して置きそこで注いでいきます。しかし、このお店では違います。お酒は各テーブルの頭上など天井からぶら下がるようにしておかれています。
高い位置に置かれたお酒は、当然そのままでは店員の手では届きません。なので、背伸びをしなければならないのですが、ミニスカートなので当然見えてしまいます。また、お店によっては、注文の際に床から空気が出る仕組みのものがあるそうです。
すると女性のスカートがめくれ上がり、当然見えてしまうという流れになっているのです。接客にもそもそもこういったハレンチな行為が含まれているということになります。
しゃぶしゃぶ肉の調理にも
調理の肉を持ってくるときにも過激な接客は行われます。肉を注文すると女性店員が持ってきてくれしゃぶしゃぶしてくれるそうなのですが、その時に女性店員はお尻を脚側に向けて調理を始めるそうです。
当然頼めば頼むほどそういった調理をしてくれるので、過激な接客を味わえるという寸法になります。ぜったに違法としか考えられない内容ですが、過去に汚職事件と関わることになったしゃぶしゃぶはこのような内容だったのです。
「ノーパンしゃぶしゃぶ官僚癒着事件」とは?
そもそもこの過激なさビスが注目を浴びたのは、官僚が起こしたとある事件が木賭けとなります。その事件についても紹介していきましょう。
「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」の概要
過激なサービスでその名を轟かせた事件ですが、大蔵省接待汚職事件と正式には称されています。1998年に引き起こされた事件であり、かつての銀行のMOF担と呼ばれる銀行員が大蔵省の官僚たちを接待して招いたお店がこのような過激サービスの店だったのです。
MOF担とは証券会社や都市銀行といった大手金融機関に属する人物で、ミドルオフィスに所属している人のことを指します。大蔵省に頻繁に出入りする機会があり、色々な政治や金融に関する情報を聞き出す役割を担っています。
接待に利用されたお店は、東京歌舞伎町にあるローランと呼ばれるお店だったようで、当時多くのマスメディアで取り上げられたことは有名です。多くの人の目に触れあられ話題となりました。
接待を受けた大蔵省は、本来大手銀行などを検査する役割があるのですが、手心を加えて行っており、その結果、大蔵省の官僚らは7名が逮捕され幹部クラスの人間も手職や減給という厳しい処分が下されました。
「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」自殺者も?
さらに事件はこの裁きを下されただけでは終わりませんでした。事件発覚のきっかけにもなった第一勧業銀行総会屋利益供与事件と呼ばれる事件によって、今回の汚職事件が発覚したのですが、その事件とも関与している人物が存在し、その人は自殺。
官僚らの逮捕だけでなく、事件に密接に関与していた人の中からは自殺者も出る大変大きな事件として国民に知らされることとなったのです。
なぜノーパンしゃぶしゃぶを接待に選ぶのか?
数多くの人の目に触れた事件により、多くの人から非難をあびた 大蔵省ですが、そもそも接待でなぜこのようなお店を使うのかと思う人もいるでしょう。このようなお店を使うと誰しも悪しき風習や接待が悪いことだと感じるはずです。
このお店を使う利点などはありません。なぜこのお店を選ぶのかというと、通常の風俗店では降ろせない領収書が飲食費として落とせるからなのです。
ノーパンしゃぶしゃぶの由来
事件の舞台となり、後程猛烈なバッシングを受けることとなるこのお店の正体はいかなるものだったのでしょうか。その由来など調べていきましょう。
ノーパンしゃぶしゃぶはいつ始まった?
色々な説はありますが、その起源はノーパン喫茶なるモノから始まっています。当時はこの喫茶を起源として、その人気にあやかって色々なお店が誕生したのだそうです。
その喫茶の誕生が1978年に相当するのでそれ以降にお店が誕生したことになります。内容も非常に似ており、お肉を食べるという食事は隠語でも何でもなく通常の食事。しかし、そこに過激なサービスが含まれるというもののようです。
ノーパンしゃぶしゃぶの元は喫茶店?
起源となるすべての始まりの喫茶店というものはどんなものなのでしょうか。こちらは風俗店の一種です。内容はコーヒーを飲んだりする一見すると通常のお店ですが、風俗店としての扱いとなります。
誕生は諸説ありますが、1978年や1981年ごろには既に存在していたといわれており、発祥の地に関しても京都や東京、または福岡、大阪などいろいろな説があります。同じようなタイミングで存在しますが、完全なる最初は京都の西加茂が有力です。
元々は喫茶店としてのお店が人気爆発し、その結果色々なお店に派生していったとの見方が強いです。しゃぶしゃぶ以外のお店であれば、ラーメン屋牛丼などいろいろなお店が当時全国的に増えていったといわれています。
ノーパンしゃぶしゃぶの費用はどのくらい?
事件によって注目をあび、お店の存在があらわになったわけですが、当然過激なサービスが含まれるのでそれ相応の費用も掛かります。私腹を肥やしてバッシングを浴びた官僚たちはどれほどの費用をかけて利用していたのでしょうか。
ノーパンしゃぶしゃぶのお客は会員制
利用料金について調べていくと、どうやらこのお店は会員制のお店だったようです。お客はアイマスクを着用してしゃぶしゃぶを楽しむというスタイルだったようで、会員が楽しめる限定的なメニューだったようです。
ノーパンしゃぶしゃぶの1回のお会計は?
サービスに対する費用についてはどれくらいのものが掛かるのか、過激なサービスが行われるので気になるところですが、その費用は当時官僚たちが楽しんだメニューに関しては、一人19980円のコースだったようです。
そのほかにメニューがあるのかは不明ですが、食事とハレンチな行為を楽しんで贅沢の極みを楽しんだのでしょう。その食事内容には、フォアグラや松坂牛などの豪華なメニューもコース内に含まれていたと言います。
ノーパンしゃぶしゃぶならではのオプションも!
豪華なメニューに加えて豪華な追加オプションもあったようです。これは当時沢山あった同スタイルのお店によっても差別が図られていたようで、事件で使用されたお店も過激なサービスとオプションがあったようです。
中には、客がわざとこぼしたりモノを落とすことで女性に落としたものを取らせるという行為などもあったようで、その実態は詳細までは判明していませんが、非常にハレンチな内容だったのではないかと考えられます。