そもそもこの過激なさビスが注目を浴びたのは、官僚が起こしたとある事件が木賭けとなります。その事件についても紹介していきましょう。
「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」の概要
過激なサービスでその名を轟かせた事件ですが、大蔵省接待汚職事件と正式には称されています。1998年に引き起こされた事件であり、かつての銀行のMOF担と呼ばれる銀行員が大蔵省の官僚たちを接待して招いたお店がこのような過激サービスの店だったのです。
MOF担とは証券会社や都市銀行といった大手金融機関に属する人物で、ミドルオフィスに所属している人のことを指します。大蔵省に頻繁に出入りする機会があり、色々な政治や金融に関する情報を聞き出す役割を担っています。
接待に利用されたお店は、東京歌舞伎町にあるローランと呼ばれるお店だったようで、当時多くのマスメディアで取り上げられたことは有名です。多くの人の目に触れあられ話題となりました。
接待を受けた大蔵省は、本来大手銀行などを検査する役割があるのですが、手心を加えて行っており、その結果、大蔵省の官僚らは7名が逮捕され幹部クラスの人間も手職や減給という厳しい処分が下されました。
「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」自殺者も?
さらに事件はこの裁きを下されただけでは終わりませんでした。事件発覚のきっかけにもなった第一勧業銀行総会屋利益供与事件と呼ばれる事件によって、今回の汚職事件が発覚したのですが、その事件とも関与している人物が存在し、その人は自殺。
官僚らの逮捕だけでなく、事件に密接に関与していた人の中からは自殺者も出る大変大きな事件として国民に知らされることとなったのです。
なぜノーパンしゃぶしゃぶを接待に選ぶのか?
数多くの人の目に触れた事件により、多くの人から非難をあびた 大蔵省ですが、そもそも接待でなぜこのようなお店を使うのかと思う人もいるでしょう。このようなお店を使うと誰しも悪しき風習や接待が悪いことだと感じるはずです。
このお店を使う利点などはありません。なぜこのお店を選ぶのかというと、通常の風俗店では降ろせない領収書が飲食費として落とせるからなのです。
ノーパンしゃぶしゃぶの由来
事件の舞台となり、後程猛烈なバッシングを受けることとなるこのお店の正体はいかなるものだったのでしょうか。その由来など調べていきましょう。
ノーパンしゃぶしゃぶはいつ始まった?
色々な説はありますが、その起源はノーパン喫茶なるモノから始まっています。当時はこの喫茶を起源として、その人気にあやかって色々なお店が誕生したのだそうです。
その喫茶の誕生が1978年に相当するのでそれ以降にお店が誕生したことになります。内容も非常に似ており、お肉を食べるという食事は隠語でも何でもなく通常の食事。しかし、そこに過激なサービスが含まれるというもののようです。