三枚おろしは包丁に気をつけながら一気にではなく少しづつ切り分けていくと滑らす切り口もキレイに仕上がります。
八角の食べ方②アニサキスにご注意
どんな生動物を食べるときに言えることなのですが、自然界の生物には寄生虫の危険性が必ず存在します。それぞれ魚によっても潜んでいる虫が異なるため、適した処理法も異なります。ぜひ覚えて安全に食べましょう。
アニサキスとは
食中毒の原因にもなる寄生虫で多くの魚介類に潜みます。海中に卵が産み落とされているので、その卵を小さな生物が食べ、そして小さな生物を小魚が食べるというように食物連鎖で引き継がれていきます。
人体への影響は?
生きたアニサキスを人間が食べると、激しい腹痛と吐き気が生じます。魚介類の刺身を食べるとこのような症状が発生しやすく感染する可能性がかなり高いです。現在は食品衛生法に登録されておりチェックが必要なほどマイナーな虫です。
食べないようにするには
熱に弱く死滅するので、中までしっかりと火を通すことです。もしくは氷点下の温度でも死滅するため、一度冷凍した魚介類を解凍した刺身なら安全です。
60℃以上の熱湯を1分全体にかけ流すか、もしくは冷凍庫で1~2日冷凍させて死滅させましょう。
体調が優れないときは注意
免疫力の弱っているときに感染しやすいく、加熱処理や冷凍保存なしで新鮮なネタが自慢の高級すし店では、鮮度の良いネタが食べられるという楽しみがありますが体調次第で、生ものを避けたほうが安全です。
治療法
今の医療では、確実な治療法が見つかっていません。特効薬の開発に向けて研究が進められていますが、現在は症状を和らげるための炎症薬が処方され、自宅では正露丸のような食あたりの薬が改善しやすいとされています。
八角の食べ方③おすすめレシピ
では、いよいよ美味しく食べるための調理法とレシピをご紹介します。魚料理は生臭さが気になって、部屋にいつまでも臭いがこもって調理するのが苦手という方が多いですが、白身で淡白な魚なので臭いも弱く調理がしやすいのでおすすめです。
八角のおすすめレシピ①塩焼き
一番シンプルで旨味が堪能できる調理法といえば、塩焼きです。脂の旨味とスダチが合わさってサッパリとしたお腹にも優しいご飯のおかずです。朝食はご飯派の方におすすめな栄養満点の逸品です。
①材料とワンポイントアドバイス
材 料(2人分)
八角(焼き物用に処理してあるもの) 4匹(370g) 塩 3g スダチ 2個- 大根 180g
サラダ油 少々(引用元Rakutenレシピ)
ワンポイントは、グリルで焼くときに、身がくっつかないようにハケなどで薄く油を塗ると綺麗に焼けて剥がしやすいです。食べる部分が少ない魚なので少しでも多く食べれるようにくっつき防止をしましょう。