海外では、新郎新婦、そして神父役の人までもが吊り下げらた状態で結婚式をあげた事例があります。結婚式と言えば凝った演出が多く、記憶に残るもの多々あります。しかし、男女が宙に浮いた状態で愛を誓う姿というのは、参列者にとっても生涯忘れらない結婚式となる事でしょう。
海外ではショーパフォーマンスも行われている
美しく着飾った人々が宙に浮いている姿は、さながらサーカスのよう。最初は怖々と見ている観客も、人が宙に浮いている不思議さと、その先の美しさに魅了されてどんどんと熱狂して行くとのこと。海外では、専門のショーパフォーマンスも行われているほど、人気が高まっているのです。
吊り下げる方法にも複数のパターンがある
ただ吊り下げれば良いというわけではありません。安全面・芸術面にも配慮された吊り下げ方が、数パターン存在します。背中の皮膚にフックを通す「スーパーマン」や、お尻にフックを通す「アストロノーツ」、座った状態で足を組んでいるようなスタイルの「ロータス」などがあります。
スーパーマン
背中から足にかけてフックを通すことで、全身が地面と水平に持ち上がります。まさにスーパーマンのように空を飛んでいるように見えますね。体験者は、今までのボディサスペンションの中で一番楽しかった、痛みより楽しさの方が勝ると語っています。
アストロノーツ
片方のお尻にフックが通されており、そこに全体重がかかるようになっています。見ている側はヒヤヒヤしてしてしまいますが、体験者はとても嬉しそうに手をあげています。
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ボディサスペンションの魅力を動画で紹介
それでは、魅力的なボディサスペンションの動画をご紹介します!まるでプロモーションビデオのように、美しい映像とハイセンスな音楽で作られた動画は、何十万の再生回数を誇る大人気動画となっています。
BH161-Body Suspension
フックを刺すところから、釣り上げるところまでの一部始終を撮影した動画です。最初は手本としてなのか、スタッフらしき男性が吊りあげられます。多少の出血があり、不安げな体験者の女性。しかし、吊り上げられた女性は、とてもリラックスした笑顔で周囲を見渡します。彼女の感じている楽しさが伝わる動画です。
Body Suspension, Blitz,Oslo
仄暗い室内で、スポットライトを当てられた人々が次々に宙に浮いてゆきます。宙に浮いたまま目を瞑っている女性、座禅を組んでいる男性、ピーターパンのように空中を楽しんでいる男性。一人一人が眩しくライトに照らされて、まるで芸術作品を見ているような気分になる動画です。
ボディサスペンション界の有名人「カナエ」とは
海外だけではなく、日本でも徐々に浸透しつつあるボディサスペンション。日本人の中でも、すでに有名になっているパフォーマーがいる事はご存知でしょうか。そのパフォーマーは、「カナエ」という名前の日本人の女性です。
謎多きボディサスペンションパフォーマー
彼女の素性はほとんど明らかになっていません。カナエという名前は仮名。派手なタトゥーを施したり、舌を蛇のように二股に分けるなどを行っており、そんな自身の身体を観衆に披露するパフォーマーを仕事としています。ボディサスペンションも、仕事の一部として行っているようです。
ネットで注目されている
あまりにも刺激的な彼女の存在は、表立って有名にはなっていません。しかし、インターネット上では知る人ぞ知る、有名な存在となっているようです。人とは違った世界観の中で生きている彼女は、パフォーマーとしてこれからもボディサスペンションの魅力を伝えてくれる事でしょう。
色々ある人間の身体改造
ボディサスペンションの他には、どんなものが身体改造として挙げられるのでしょうか。時には痛みを伴いながらも、自分のからの一部をより良く変化させたいという願望は、いつの時代も誰にでも持ちうる欲望ではあります。
身近な身体改造
身近な例で挙げると、ピアスや刺青などがメジャーな例でしょう。または、場合によっては靴を履くこともそうです。窮屈な靴を履いていると、足が変形してくることがあります。女性がヒールを履く事によって起こる、外反母趾も実はその一例です。
ちょっと特殊な身体改造
身近では中々見かけないちょっと特殊な例としては、体の中に様々な物を埋め込み皮膚を突起させるものや、逆に骨などの体の一部を切り取ってしま事で皮膚を窪ませるような改造もあります。または、舌を蛇のように二股に分けるなど。身体改造については、こちらもご確認ください。
身体改造界で有名なドイツ人「ロルフ」とは
クレイジージャーニーで、ボディサスペンションを初体験しているところを紹介された「ロルフ」さん。ボディサスペンションという行為のインパクトに負けない見た目の彼は、身体改造の世界では伝説と呼ばれるほどの人物なのです。そう呼ばれる所以は、一目見ただけで誰もが納得するでしょう。
意外にも初体験だったボディサスペンション
大きく派手なタトゥーを彫り、全身に何百というピアスを付けて、インプラントで角のような突起を作っている彼。身体改造の分野で、試したことがないものなどなさそうですが、意外にもボディサスペンションは初めての経験だったとのこと。タトゥーに関する記事はこちらもご覧ください。
ボディサスペンションは不思議な魅力に満ちた新世界
今回は、ボディサスペンションという驚きの世界についてご紹介いたしました。人間の皮膚を吊り上げるという痛々しい外見から、最初こそ抵抗感が生まれてしまいます。しかしその実態や思想を知れば知るほど、誰もがその魅力に惹き込まれていってしまう。そんな不思議な魅力ある新しい世界を、自分の中にも広げてみてはいかがでしょう。