「ちくわ大明神」とは?その元ネタ、使い方を徹底解説!

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また、有名歌い手のあるふぁきゅん。が歌った『しんでしまうとはなさけない!』にも唐突に歌詞にちくわ大明神が登場します。

他にも気になる「日本ごでおk」の意味はこちらをご覧ください

ちくわ大明神がゲシュタルト崩壊したひとへ

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ここまでちくわ大明神について解説してきましたが、そもそも「ちくわ」と「大明神」とはどういうものなのかここで一旦整理してみます。

ちくわは普段食卓に並ぶことも多いのでその存在は知っていると言う人も多いと思いますが、その歴史について知ってみるのも大変面白いです。

そもそもちくわ大明神の「ちくわ」とは?

ちくわとは漢字では竹輪と書き、魚肉のすり身を蒸して作った、魚肉練り製品の一つです。昔は竹など棒に巻きつけて焼いた事から、そう呼ばれるようになっています。

起源は弥生時代とも平安時代とはっきりしないが、室町時代以降の書物に「蒲鉾」(かまぼこ)との記述が残っている。現在の板の上に乗ったカマボコと区別する為に、竹輪蒲鉾と呼ばれだし、それが省略され竹輪になりました。

ちくわ大明神の「大明神」とは?

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大明神とは神様を呼ぶ時の称号の1つである明神を、更に尊んで呼ぶ時に多く用いられます。「明神」という表記が最初に文献に現れたのは、天平三年(731年)の奥書を持つ『住吉大社神代記』です。

また同時に、住吉大社に祀られていた「底筒男命」「中筒男命」「表筒男命」の三柱の神様を「住吉大明神」と呼んでいたとされています。

ちくわ大明神でちくわが食べたくなった方へ、お手軽ちくわレシピ3つ!

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ここまで、ちくわ大明神について詳しく解説してきましたが、ずっとちくわという言葉を見てきて、お腹がすいてきた人もいると思います。

また、ちくわ大明神としてちくわを敬うには、実際に食べて美味しさ実感してみるのもいいと思います。ここでは簡単に手に入る食材で出来る、ちくわレシピを紹介します。

ちくわ大明神ばんざい レシピ①チーズ・キュウリちくわ

ちくわの料理として一番イメージしやすい料理だと思います。簡単に出来てちくわやその素材の味も楽しめちゃう王道のレシピです。

材料・・・ちくわ、キュウリ、さけるチーズ

  • キュウリを縦に切って4等分にします。
  • ちくわの長さに合わせてキュウリとさけるチーズを切ります。
  • ちくわの穴に、切りそろえたキュウリかさけるチーズを入れます。
  • 一口サイズにちくわを切ったら完成です。

ちくわ大明神ばんざい レシピ②ちくわの辛子明太子あえ。おつまみ

ちくわと辛子明太子を合わせるだけで完成なので、誰でも簡単に作る事が出来ます。味もピリ辛のでお酒のおつまみにもピッタリの一品です。

材料・・・ちくわ3本、明太子16g、割烹白だし 小さじ1/2、ゴマ油 小さじ1、大葉2枚

  • ちくわを半分に切る
  • 半分に切ったちくわを縦に細く切っていく
  • 辛子明太子の皮を取り除く
  • 辛子明太子に割烹白だしとごま油を加えて混ぜる
  • 切ったちくわと合わせてよく混ぜる
  • 最後に大葉を飾り付けして完成

ちくわ大明神ばんざい レシピ③ちくわとキュウリのマヨネーズあえサラダ

キュウリとちくわのマヨネーズサラダでどこかで食べた事のある懐かしい味の一品です。食卓にもう一品って時に簡単に出来て便利です。

材料・・・ちくわ 3本、ちゅうり 1本半、マヨネーズ 適量、塩コショウ 少々

  • キュウリをスライサーで切っていきます
  • 切ったキュウリを塩でもみます
  • 塩でもんだキュウリの水気を切ります
  • 一口大に切ったちくわと合わせます
  • マヨネーズ、塩コショウをあわせて完成

ちくわに詰めたら美味しい食品

ちくわの食べ方といって一番に思い浮かぶのは、先ほども紹介したちくわキュウリやチーズです。

しかし、ちくわの穴には他の食材を詰めても美味しいです。ここでは、ちくわの穴に詰めるアレンジや変わり種を紹介します。

ちくわ練り梅キュウリ

これはオーソドックスなちくわキュウリに練り梅を合わせるというひと手間を加えた一品です。

普通のちくわキュウリに比べて、練り梅の酸味が加わる事で、さらにサッパリした味に仕上がります。

ちくわ焼きそば

これはちくわの穴に、市販されている別に作った焼きそばを詰めて切った一品です。

焼きそばのソースが懐かしさの感じるいい味をだしていて、ビールにもよく合うおつまみにもぴったりです。

ちくわ餡子

こちらも変わり種の一品です。ちくわに穴に餡子を詰めた、今までにないパターンです。

甘い餡子と塩気のあるちくわで意外に美味しいです。どちらかと言えばスイーツに近いのでお酒には残念ながら合いません。

ちくわは笛にもなる!

調理をしても美味しく頂けるちくわですが、実は楽器にもなるんです。ちくわを加工することで、実際に音のなる笛にすることができます。

では、どうやって作るのかやどういった音がするのか紹介していきます。

ちくわ笛の音色

ちくわ笛は管楽器のフルートなどに似た綺麗な音色がでます。また正確な音階は、穴を塞いだだけでは出すことが出来ません。

しかし、素材の良さを生かす事で、本体のちくわを曲げて角度を調整する事で綺麗な音階を奏でることが出来ます。

ちくわ笛の作り方

ちくわ笛はちくわを切ったり穴をあけたりするだけで簡単に作る事ができます。

その手順は

  • ちくわの端を2か所角度を付けて切ります
  • 切って余ったちくわを美味しく頂きます
  • 表に4つ、裏に1つ穴を作る事で完成です

ちくわ笛はアメトーーク!などにも登場していた

ちくわ笛はテレビ朝日系列の番組アメトーークでも取り上げられました。同番組の「ちくわ大好き芸人」という企画内で登場しました。

「ちくわ大好き芸人」はちくわを愛してやまない芸人達がちくわについて熱く語る企画で、番組内で流された放送された、ドラマ「陸王」をパロディにした動画「ちく王」の中にちくわ笛が登場しています。

ちくわ大明神は万能だった!

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ちくわ大明神は意味の分からない言葉ですが、だからこそどんな文脈にも入れ込む事が可能です。そして、何よりもお手軽に使えることが最大の魅力です。

もしも、ちくわ大明神の魅力に気が付いてしまったのなら、SNSで投稿してみてはいかがですか?どこかの誰かがお約束を返して貰えて、笑いが生まれるかもしれません。

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