ストックホルム症候群とは
スウェーデンのストックホルムで起きた銀行強盗の立てこもり事件で、人質が犯人が寝ている間代わりに警察に銃を向けるなどのアシストをしていました。これは、被害者が生存をするために加害者に対して心理的なつながりを構築していってしまう症状です。臨床心理学上の精神障害ではなくて、心的外傷後のストレス障害として扱われる症候群です。
斎藤杏花さんストックホルム症候群疑惑①自由な「監禁」生活
通常人を監禁する場合は、外側から鍵を掛けて閉じ込めたりしますが、加害者の部屋の鍵は内側からも開けられるようになっていました。ネットも使え、1人で買い物に行ったり、自由に外に出られるなど、逃げようとすれば逃げられる状況でした。なので、かなりの洗脳にかかっていたり、ストックホルム症候群に陥っていた可能性はかなり高いです。
斎藤杏花さんストックホルム症候群疑惑②気付かなかった隣人
斎藤さんと犯人はアパートで生活していましたが、そのアパートは壁が薄く音が漏れやすいのですが、事件発覚まで隣人は存在に気付いていなかったそうです。つまり斎藤さんがSOSを出す意志がなかった可能性が高いともいわれています。激しいもの音一つなく監禁されていた点からもストックホルム症候群になっていた可能性が高いです。
斎藤杏花さんが監禁から2年経って逃げ出した理由とは?
なぜ、2年という長い時間が立ってから、彼女は逃げ出したのでしょうか。加害者からの洗脳疑惑、被害者はストックホルム症候群にかかっていたなどさまざまな考察を踏まえて、迫っていきます。ここまで自由な環境で監禁されていたのならば、何かその自由の中にきっかけがあった可能性が高いとも言えます。考えうるものは何があるでしょうか。
ネットを閲覧できることが決め手か?
ネットを閲覧することを加害者に許されるようになり、目が覚めたのが濃厚かもしれません。なぜなら斎藤さんの後日の証言でネットで両親が自分を探すビラを配っているのを見たということを語っています。そしてネットには制限しようもないさまざまな情報が溢れています。なので他にもさまざまな情報を得たりなどの影響もあったのかもしれません。
支配するには情報遮断が不可欠?
歴史的にみても独裁的な国家の場合は、外の情報を遮断することを厳しくしている国も多いです。やはり外の情報が入ってこなければ、今の在り方に疑問をもつことは難しく場合によって、満足すらして過ごしてる場合もあります。国家の場合はそれで、人々が幸せに暮らしてる国もありますが、もちろん人の監禁となると決して許される話はありません。
犯人「寺内樺風」とは?
この奇妙な犯罪を犯した寺内樺風の人物像について、ここでは迫っていきます。果たして、どのような性格をしていたのでしょうか。また学業のほうでは優秀だったのでしょうか、それとも劣等生だったのでしょうか。実は、当時就職先が決まっていたという話があります。彼はどのような業種の会社に就職する予定だったのかについても述べていきます。
学生時代は大人しいタイプ
周囲の評判では、町内では大人しいが年下をひっぱっていくリーダータイプで真面目な好青年と思われていたそうです。ただし口下手だったそうです。大人しいけど行動力があったりするタイプにありがちな傾向を持ち合わせています。それは好きなことに対しては人が変わったように夢中でしゃべるタイプで、時にはこのタイプは危険な場合もあります。