加古川なぜ事件が多いのか?過去に起こった事件の概要と市の防犯対策とは

凄惨な犯罪が相次いでいますが、中には殺人事件を起こしたにもかかわらず犯人が無罪となった事件まで存在します。どのような事件だったのか、なぜ犯人は無罪となったのかを紹介しいていきましょう。

事件の概要

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時間が起きたのは平成27年のことです。一人の女性がビルの5回から転落したのです。犯人は当時付き合っていた53歳の男性とみられていました。当時女性はそのビルの5階でスナックを経営していました。事件当日、女性は交際中の男性の家に伺う予定だったと言います。

迎えに来た男性でしたが、スナックには来店客が続いており、男性は女性との時間が取れないと考え退店。その際に、見送りに出てきた女性を男性は暴行を働いたそうなのです。これはカメラにも映っていました。

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そして、同日ビルの5階からその男性によって転落させられたものとして捜査も進められました。当時暴行の証拠もあり認められていたので殺人についてもすぐに認められると思われていました。しかし、判決は殺人については無罪となったのです。

殺人が無罪!?

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殺人罪が無罪となったことには理由があります。その理由とは、一つは転落位置と女性自身の精神的な病によるものです。事件当時男性が暴行を行った証拠はありながらも、女性を5階から落とした証拠は見つからなかったのです。

そして、転落場所も誰かの手によって落とされたものではないと判断される物でした。女性が転落した位置は、ビルから50センチも離れていない真下に落ちていたのです。通常誰かに押されたのであれば、放物線を描きビルよりも離れた場所に落下することとなります。

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男性が突き落としたのであれば、このような落下位置にはならないと弁護士側が主張したのです。そのため、女性自身の自殺によるものと事件は判断されました。もちろん、検察側はこれに異を唱えましたが、証拠不十分とされ殺人については無罪となったのです。

また、無罪を裏付けた理由には女性の精神疾患も要因とされています。当時彼女は自殺に関する情報を調べていた李、うつ病に罹患していた事実もあり精神的に不安定な面もありました。男性からの別れ話などで衝動的に自殺を図っかても不思議はないと判断されたのです。

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このような経緯から殺人というよりお、女性の自殺が有力と考えられ、男性の殺人に関する罪状は無罪となったのです。物証に乏しく控訴審でも落下位置に関する立証が不十分とされて検察側も無罪を認める形になったのです。

加古川の事件⑤加古川ダム20歳女性遺棄事件

色々な事件が起きている地域ですが、中にはダムに沈められて遺棄されたひどい事件もあります。この事件は、まだまだ若い20歳の女性が被害にあった事件ですが、比較的最近に起きた事件なので紹介していきましょう。

事件の概要

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事件が起きたのは2018年の8月です。権現ダムにて小西優香さん当時20歳の遺体が見つかります。透明の衣装ケースに入れられた状態で発見されたと言います。白色のTシャツ、長ズボンを吐いた姿でケースからは脚がはみ出ており複数の土嚢が結びつけらていたそうです。

死体遺棄事件として捜査を進めていた県警ですが、交友関係や直前の行動を中心に捜査を進めていくにつれ遺体が運ばれた可能性があることに行きつきます。さらに、その交友関係において年の離れたある男性が浮上してきます。

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そして、さらにその男性が殺害を行った後にとある20歳以上も年の離れたの男性が遺体を運んだともいわれています。この男性は、犯人の男性には逆らえない中にあり、遺体運びの手伝いをさ得られたとみられています。

現在もまだ判決は下っておらず両男性は殺人位ついては容疑を否認しているようで、罪状は殺害容疑ではなく、遺体遺棄として調べられているようです。

犯人は20歳以上歳が離れた男性

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小西優香さんの年齢は20歳ですが、犯人の年齢はそれよりも20歳以上も上の男性となります。なぜこのような人との関係があって殺人にまで発展したのかを見ていきましょう。まずこの男性との関係は、直接的には内容なのです。

当時、小西さんと同じく20歳の男性との親しそうに歩いている姿が事件前に目撃されているのですが、その姿を最後に行方が分からなくなり遺体として見つかっています。そのことから、その日に一緒にいた映像の男性が容疑者として浮上しました。

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その男性はいわゆる水商売や風俗の仕事をしており、かなり傍若無人な男性だったようです。しかし、どういう経緯で殺害となったかは不明ですが、死体を運ぶ際、彼は免許を持っておらず運ぶことができなかったようなのです。

そこで登場したのが、この20歳以上年が離れた容疑者でした。彼は指示した男性のパ尻のような存在で、よく運転手などで小遣い稼ぎをしていたのだそうです。このような経緯で20歳以上も離れた男性が容疑者として浮上したそうなのです。

加古川市の努力!犯罪件数は2割減!?

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凄惨な事件が多発している地域ということが分かりましたが、しかしかといって市が何もしていないわけではありません。当然犯罪が減るように色々な取り組みがされたのです。その結果犯罪件数は2割も減少したといわれています。

防犯カメラの整備を進める加古川市

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これほどまでに多数の事件を引き起こしている市ですが、さすがに何もしないほど対策を行ってはいません。近年凶悪化している犯罪を懸念して、防犯カメラの整備を進めていくのです。

配置場所は、市内全域で約1475台ものカメラを設置しました。この設置は2017年から2018年にかけて行われていき、整備が進められていったといわれています。

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