「やったねたえちゃん」は鬱展開すぎる18禁漫画!意味や元ネタとは?

「ヒミズ」

ヒミズ(1) (ヤングマガジンコミックス)

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平凡、普通な生活をしたい、というシニカルな思想を持った中学生・住田祐一が主人公の作品です。そんな理想を抱いている主人公の心情とは裏腹に、父親の疾走、母親の蒸発など、どんどん「普通」から遠ざかっていくストーリーに憂鬱な気分にさせられます。

ストーリーが進むにつれ、どんどん主人公の心の闇が深まってしまう、そんな様子に感情移入させられる繊細な心理描写も魅力的な作品です。電子書籍サイトである「コミック シーモア」など、複数の配信サイトで試し読みが可能です。

「負の暗示」

天人唐草 (山岸凉子スペシャルセレクション)

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漫画家である山岸涼子の作品集「天人唐草」に収録されている作品です。この作品は、実際の事件である「津山30人殺し」をモチーフにして描かれており、知っている人も多いのではないでしょうか。戦時中の時代背景もあり、村人からの病気への差別など、主人公の力ではどうしようもない悲痛な境遇に憂鬱な気分にさせられます。

「火の鳥 宇宙・生命編」

火の鳥9 宇宙・生命編 (角川文庫)

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かの巨匠・手塚治虫によって描かれた「火の鳥」シリーズ。18編から成る超長編作品で、その中でも宇宙・生命編は、あるきっかけから流刑に処され「流刑星」に追いやられた人物が主人公であり、重すぎる刑や救いのない展開に憂鬱な気分になったと名高い作品です。

このシリーズは、どの時系列順にでも読める構成になっています。また、それぞれ異なった時代や国をモデルに描かれているため、気になった作品から手に取ってみてはいかがでしょうか。電子書籍サイトである「コミック シーモア」など、複数の配信サイトで試し読みが可能です。

欝な展開はフィクションだけじゃない?現実で起きた悲しい事件

出典:PhotoAC

概要を見てしまうだけでも憂鬱な、辛い気持ちになってしまうストーリーはフィクションの世界だけではありません。むしろ「フィクションであってほしい」と思ってしまうような、現実で起きた悲しい事件について紹介します。

事件①吉展ちゃん事件

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これは、1963年の日本で発生した幼児の誘拐事件です。日本初の劇場型犯罪であると言われており、加えて、資産家ではない普通の家庭に身代金の要求がなされたなど、現在の誘拐事件のイメージの基盤になったともいえる事件となっています。

この事件では、警察間の連携ミスや、現在では主流な捜査方法となっている電話の逆探知が守秘義務によって通信会社によって拒否される、全てがかみ合わず幼い子どもの命が失われたことなど、やるせない気分になる事件です。以下の記事で事件について詳しく紹介しています。

事件②京都認知症母殺害心中未遂事件

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これは、認知症の母親を絞殺し、自身も自殺を試みた男性についての事件です。この事件の背景には、仕事と介護の両立に悩み、母親を見捨てるくらいなら一緒に死のう、という追い詰められながらも最後まで母親に寄り添おうとした男性の優しい気持ちがあります。

裁判では、被告である息子による追い詰められていく悲痛な状況、また「母の命を奪ったが、もう一度母の子に生まれたい」と涙を流しながらの陳述もあり、検察側だけでなく裁判官も涙する異例のものとなりました。もし、誰かが手を差し伸べていれば、と悔やまずにはいられない事件です。以下の記事で事件について詳しく紹介しています。

鬱注意!!漫画「やったねたえちゃん」とは

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有名なネタである「やったねたえちゃん」ですが、その元ネタは非常に憂鬱なものです。あくまでもフィクションのお話にはなりますが、うっかり苦手な人が検索してしまうとショックを受ける内容には違いないでしょう。

「やったねたえちゃん」を使う場合には、書き込む場所や話しかける相手をしっかりと選ぶ必要があります。また、普段何気なく使っているネットスラングにも様々な元ネタや由来があるケースもあるので、気になった人は調べてみてはいかがでしょうか。

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