【ルーマニア事件】益野友利香さんはなぜ殺害された?事件概要とその後

ルーマニアだけでなく、知らない土地では誰かについていかないことなども大切になります。1人じゃなければ安心ということもなく「見ず知らずの土地」であることの認識は必要でしょう。忘れてはいけないことは、どこの国でも危険は伴うということが言えるかもしれません。

2012年ルーマニアでは反政府運動が勃発

niekverlaan / Pixabay

ルーマニア事件の前、2012年1月には反政府運動(デモ)が激化していたのです。渡航者ならず、国内情勢はかなり悪化していたと言えるでしょう。参加者が1万人にも達したデモは激化の一方を辿っていったのです。

ルーマニアでは首相が退陣する事態にもなった

BruceEmmerling / Pixabay

デモに参加している中から、負傷者や死者も出ているほど激化していたのが「暴動」です。88人が負傷し、死者も1名出ているなど決して国内情勢が良いとは言えません。

安定しているとはとても言えない中で、痛ましいルーマニア事件は起きたと言えるでしょう。この暴動を元に当時の首相が退陣する騒ぎにまで発展しました。

ルーマニア事件と同じ2012年には日本でも大きな事件が

guvo59 / Pixabay

ルーマニア事件が話題となった同じ年、日本で一番騒がれた事件といえば、地下鉄サリン事件の逃亡犯高橋克也容疑者(当時54歳)が逮捕された事件が目を引きます。1995年に起こった地下鉄サリン事件や目黒公証役場事務長監禁事件にも関与されたと言われている重要人物です。

一人一人と逮捕されていく中で、最後の1人とされていたのが高橋克也とされています。そしてここから本当の裁判が始まったといっても良いでしょう。遠く離れた日本とルーマニアという国ではありますが、2012年に話題になった事件として少しだけご紹介します。

地下鉄サリン事件では運転手役だった高橋克也

1995年の事件では、130人が起訴され、5人が無期懲役、13人の死刑が確定しました。地下鉄サリン事件では、散布した豊田亨(当時44歳)死刑囚の運転手として手配されていたのです。逮捕されてからは「幹部の指示でやった」と認めていることから、手配されていた犯人の全員が逮捕されることになります。

特別手配されていた、高橋克也も無期懲役の判決を受けることのなるのです。一気に裁判が加速していったといっておかしくありません。

その他の日本で起きた事件に興味のある方はこちらもご覧ください。

ルーマニア事件を忘れてはいけない

tsukiko-kiyomidzu / Pixabay

ルーマニア事件は1人の問題ではありません。近年海外へ渡航する際には緩和されつつあるのが、治安の問題といっても良いでしょう。とは言え何の知識も持たず、安易な考えだけではどの国においても危険は伴ってしまうでしょう。多少の認識だけでなく、どこでも危ないということを理解する必要があります。海外からくる際に周りが注意していることと同じく、渡航する時は十分気を付けなければいけません。

決して海外が悪いわけではなく、どこでも危ない状況は潜んでいることが言えます。恐ろしい出来事に遭遇することないよう、心がけることも必要です。それは身を守るためでもあり、決してルーマニア事件を忘れないことを覚えておきましょう。

その他の残酷な事件についてはこちら

その他の日本での事件についてはこちら