せやかて工藤は原作では言ってない?ネットで定着した理由や派生語など紹介

こちらも大人気漫画である「北斗の拳」の主人公であるケンシロウの有名なセリフである「お前はもう死んでいる」ですが、実は原作ではたったの1回しか使われていません。意外ですが、第一話目に使われたセリフは「お前はもう死んでる」であり微妙ですがセリフは違っています。

アムロ・レイの「アムロ行きまーす」

大人気ロボット漫画である「機動戦士ガンダム」の主人公アムロ・レイの「アムロ行きまーす」も細かく見ていくと、この通りのセリフは作中でたったの一度しかなかったようです。ポイントはちょっと変わる点がこれらの共通点として見受けられます。

イメージが強まった数々のセリフたち

アニメ業界では原作では言われていないセリフが有名になっていることは多いようで、その他にもまだまだあります。こういったものは偶然の産物としてたまたま生まれ、それがいつしかスタンダードになったものが多いです。

「フランダースの犬」主人公ネロの「パトラッシュ、僕はもう疲れたよ」

有名な感動アニメ「フランダースの犬」の主人公ネロが最終回で口にする「パトラッシュ、僕はもう疲れたよ」ですが、作中では違う言い回しとなっており、この通りには原作ではしゃべっていないためありません。

ドラえもんの「ぼく、ドラえもんです」

国民的大人気アニメ「ドラえもん」の有名なセリフである「ぼく、ドラえもんです」に関しても、原作では一度も口にされたことのないセリフであったようです。ドラえもんはセリフも有名ですが、人気作品のためいろいろな逸話もあります。ドラえもんの逸話に興味がある方はこちらの記事もどうぞ。

本人が言ってなくても名セリフはまだある

実は言っていないセリフはアニメだけに限ったことではありません。歴史上の偉人や有名人でも今回のようなケースは当てはまるようです。それぞれが変わった経緯などは聞き間違えやニュアンスの伝え違いなど多くの要因がありますが、そのような偶然から歴史に残るような名セリフが誕生することもロマンではないでしょうか。

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