富士ガリバー王国の現在とは?心霊スポットや廃墟としても話題に

北欧のおしゃれで可愛らしい街並みを再現した、北欧村も魅力の一つ。建物の内部は、土産物屋やレストラン、カフェなどとが取り揃えられていました。可愛い街並みを眺めながら、ショピングを楽しんだり食事を楽しむ場所として賑わいました。

観光用の気球も?「バルーンワールド」

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最大30人が乗る事が出来る、日本初の巨大な気球も話題となりました。直径22mほどの超巨大な気球は、20km離れた場所からでも目視出来るほどの大きさだったとのこと。最大150mもの高さまで浮かび上がる事が出来るので、富士山や駿河湾が美しく眺められる人気のアトラクションでありました。

ボブスレーができる!「ボブスレーランド」

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900mの氷で作られたコースが用意されており、ボブスレーを楽しむ事が出来ました。前後に専門のパイロットが付いて操縦をしてくれ、中央に来園者が乗るスタイルの本格的なアトラクションです。体感速度100kmを超える、このエキサイティングなアトラクションも人気を博しました。

ワラビーやうさぎたちとふれあえる「ふれあい牧場」

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「自然との共存」をテーマとしたふれあい動物園では、うさぎ、リス、ワラビーなどの小動物や、羊や山羊、トナカイといった草食動物などを直接触れるような場所となっていました。可愛らしい動物たちと触れ合える、子供に人気のゾーンです。

富士ガリバー王国は別の施設に?閉鎖されたその後

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様々なアトラクションや、最先端の設備が用意されている魅力的な場所ではあったものの、残念ながら4年という短い歳月でその幕を閉じてしまいます。後には広大な敷地と建造物が残るばかりですが、門を閉ざしたその後はどのような、再活用方法が挙げられていたのでしょうか。

2002年に隣接していたホテルとゴルフ場が名前を変え営業開始

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園の隣に作られていたホテルとゴルフ場は、「富士1ばんゴルフ・ホテル」という名前に改名され、営業が再開されました。しかし3年後、また別の企業に売り渡され「富士クラシック」という名前に改名。既存の建物は取り壊して、ホテルが建設される予定でしたが、こちらの会社も倒産してしまいその計画は中止されたままの状態です。

2004年には跡地に「ザ・ドッグラン」も

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壮快美術館の手によって、「ザ・ドックラン」という名称で営業を再開する事になります。ドックランとは、柵で囲ってある、一定の広さがある場所で、飼い犬を自由に走り回させる事が出来る施設です。広大な敷地があるこの場所では、ぴったりの活用法と言えるでしょう。

しかし2005年に「ザ・ドッグラン」は閉鎖

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有効活用出来そうな兆しが見えましたが、残念ながらその次の年には営業が休止されています。休止と言われてはいますが、事実上の閉鎖状態のようです…。何度も違う企業の手に渡り、それぞれに活用方法を見出すも、何故か上手く事が運ばない様子が伺えます。

廃墟と化した富士ガリバー王国!心霊スポットとして話題に?

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様々な企業の計画が不思議と軌道に乗らず、そのまま打ち捨てられてしまったこのテーマパーク。誰からも忘れ去られたかと思ったこの場所は、皮肉な事に、その無残な姿ゆえか心霊スポットとして再び脚光を浴びる事となってしまいます。

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