ロッドを決めればリールも決まる
リールもフライフィッシング用のものを使用しましょう。リールはロッドの「番手」に合わせなければいけないので、まずはどんなロッドを使うかをしっかり決めるておけば、リール選びもスムーズに決まります。
機能性ももちろん大事ですが、実はフライフィッシング用のロッドはおしゃれなものが多いのも特徴。国内外様々なブランドから販売されています。せっかくなら、自分好みのおしゃれで使いやすいものを選びましょう。
フライフィッシングの道具③ライン
ラインは2種類必要
ラインもロッドの「番手」に合わせる(同じ番手にする)必要があります。またリールに直接ラインをまくのではなく、まずバッキンラインという下巻き用のラインを巻きます。これはフライラインに巻き癖がつかないようにするためと、フライラインをすべて出された時の予備用です。
そしてパッキンライン巻いた上からフライ用ラインをまきましょう。フライラインは、錘を使わないフライフィッシングではとても重要な部分。フローティングラインと呼ばれる水に浮かぶラインなどもあるので、使い分けも大切です。
フライフィッシングの道具④リーダーとティベット
リーダーとティベットは数が必要
フライ用のラインは太く重くなっているため、そのままでは結び付けられません。そこでリーダーとティベットというものを使用します。ラインをリーダーにつなぎ、さらにティベットをつなげるとフライを結びつけることができます。
どちらも使用頻度がとても高く、リーダーは状況によって変えていく必要があるので、ある程度の数が必要です。ティペットも数が必要で、番手をそろえなければいけないのですが、少し値段が高めです。お財布と相談しながら選びましょう。
フライフィッシングの道具⑤フライ
フライも様々な種類のもから選ぶ
フライは魚が住む水辺に生息している虫を模して造られているため、狙う魚の種類によってフライのタイプを変えていく必要があります。大きく分けるとドライフライとウェットフライに分かれており、ドライフライは羽虫などを模した水面に浮かぶタイプ、ウェットタイプは水中にいる昆虫を模した水に沈むタイプです。
慣れてきたら手作りでも楽しめる
フライフィッシングに慣れてきたら、フライを手作りしても楽しめます。またフライの作り方も簡単なものから、少し高度な技術がいるものまで様々。自分好みにカスタマイズすれば、さらに釣りを楽しめますね。
フライを手作りすることを「タイニング」と言います。このタイニングを行う際はタイニングセットが必須。針を固定したり、糸や羽を巻き付けるツールなどが入っています。初心者用から上級者用セットまで種類が豊富なのもうれしいですね。
フライフィッシングの道具と釣り方
1.フライをキャスティングする
フライフィッシングは錘のない軽いフライを遠くに飛ばさなくてはいけません。キャスティングするときはフライを飛ばすのではなく、「フライラインに力を入れる」ということを意識しましょう。特にキャストを前後に繰り返した時、ラインがU字になるようであればバッチリです。キャスティングのコツについてはこちらの動画を参考にしてみてくださいね。