【久留米看護師連続保険金殺人事件】吉田純子の生い立ちや裁判の判決、現在とは

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石井は夫の浮気に悩んでおりました。そして、夫には借金があったため愛想をつかした石井は夫の所出て実家に戻っておりました。石井は、北九州にマンションを持っており、そのマンションも必要なくなった為1000万で売りにだしたのです。

もちろん、このお金の存在を嗅ぎつけた吉田は堤に興信所を装い石井に電話を掛けさせ夫が女性とトラブルを起こしたと嘘をついたのです。そして、その時に吉田が代理人になると助けを出し、石井が吉田を信用させるよにも仕向けていたのです。

久留米看護師連続保険金殺人事件の犯人④池上和子

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池上はいつも夫の浮気を疑っているような女性でした。実際はとても愛妻家で浮気等していませんでしたが、女性にもてる方だったので心配だったようです。しかし、その事を池上が吉田に相談していた為、池上を騙す良いチャンスだと思い利用し、夫を殺害させたのです。

しかし、和子にも過去に看護師時代の同僚を虐めていた経験があるのです。気に入らないと言う理由から、同僚の婚約者に同僚の悪口を吹き込む事で結婚を破談させていたのです。もちろん、この事を知っていた吉田はこの件でも池上に同僚が今でも恨んでいるので、損害賠償請求されると嘘をつきお金を巻き上げていたのです。

 

久留米看護師連続保険金殺人事件の犯人の現在は?

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先に伝えた判決を受けたそれぞれですが、吉田は死刑実行済、堤は現在も服役中、石井は刑期を終えたと言われており、池上は病ですでに亡くなっています。このように現在の4人は様々な状況なのです。

吉田純子は2016年3月に死刑執行済み

死刑判決のでた彼女ですが、すでに死刑は執行されており今はすでに亡くなっております。彼女は自分の刑を少しでも軽くしようと、拘置所内の配膳係に自分に良い結果が出るように証言しろと共犯者達に手紙を渡そうとしていました。

しかし、この計画は発覚してしまい、裁判の際にも全く反省をしていないとみなされ裁判の時には不利になったのです。死刑の執行は平成28年3月25日(享年56)に執行されました。

堤美由紀は無期懲役で服役中

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彼女は無期懲役の判決を受けているので唯一、未だ服役中の身と言えます。現在、服役中に何か問題を起こしたなどの情報は出ていないので、真面目に刑期を全うしている状態であると考えられます。

石井ヒト美は懲役17年で服役中

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彼女は17年の刑期を全うし、服役中も模範囚だったようですでに出所していると言われています。出所後は名前も変えて生活をしており、海外に生活の地を変えていると言われておりますが詳しい情報は包み隠されています。

池上和子は判決前に子宮ガンで死亡

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彼女は、逮捕はされておりますが、先に伝えたように病によってすでに亡くなっております。判決を受ける前に子宮ガンになり拘置所内で死亡したのです。生きていればまだ服役中の身であったと考えられます。

久留米看護師連続保険金殺人事件の犯人の家族の現在は?

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吉田には3人の娘がおりました、長女:紀子(当時19歳)次女:エリ(当時15歳)三女:さやか(当時13歳)です。事件が発覚するまでは、吉田のマンションの最上階に吉田と一緒に生活をしておりました。他の共犯者達に世話をしてもらっており、あまり母親業を行わなかった吉田とは良い親子関係とは言い難い関係でした。

吉田純子の長女の殺害も計画していた?

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なんと、吉田は実行には移されませんでしたが実の娘である長女の殺害計画も行っていたのです。長女は事件発覚当時19歳になっていたので、ある程度良い保険にも加入で来ていたのだと思われます。いくら親子関係が良好ではないとはいえ、実の娘を殺害しようとしていたなんてサイコパスのなせる業です。

吉田純子の娘は吉田の刑が軽くなるよう奮闘していた?

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吉田の長女は実母が自分の殺害を計画しようとしていたという事実を知りながらも、少しでも系が軽くなって欲しいという思いから上告に掛け合ったり吉田の為に頑張っておりました。しかし、思いは通じず吉田は死刑執行されたのです。

吉田純子の娘たちの現在

現在は、3人とも成人を迎えている年になっています。名前を吉田から変えて吉田純子の娘だとわからないように生活をしていると言われております。吉田は別居中の夫もおりましたが現在はそれぞれ別に暮らしているそうです。

共犯者達にも子供はいたのか?

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堤は不倫を繰り返しており、後の吉田のパートナーとなった為、結婚の事実はありませんでした。また、他二人は結婚しており子供の有無は明確にはなっておりませんが、供述の中で池上は夫が妻子の殺害を計画していた。とある為、子供もいたと考えられます。

また、石井に関しては吉田より脅迫されていた際に子供達を手放す様脅されていたと供述があるので数人の子供がいたと考えられます。しかし、現在の彼らの情報はない為母親の名前を隠し社会生活を行っていると考えられます。

久留米看護師連続保険金殺人事件で吉田が共犯者たちを支配した方法とは

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この事件の最大のポイントは、吉田が人を洗脳する事に長けていた事だったのです。洗脳していく事により、共犯者たちを巧みに操り、自分の言う事を必ず聞くようにしむけ、彼女たちをどんどんと支配していったのです。その方法とは、彼女がマインドコントロールに長けていた事にあります。

彼女はどのようにしてマインドコントロールを学んだのか。それは、幼少時代の恵まれない生活をした事により嘘をつく事に抵抗がなくなり、あたかもそれが本当かのように伝える事ができるようになったからです。虚言癖の人は嘘をつく事に全く抵抗を感じず、悪気もないので普段と態度が変わらない為、信じられやすいのです。

吉田純子が架空の人物「先生」を使い仲間をまとめた

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また、彼女たちが共犯者をまとめた時には架空の人物を創り上げていたのです。それが”先生”と呼ばれる人物で吉田が作り上げた人物の為、実在する人ではありません。しかし、この”先生”を使い、彼女は巧な嘘で共犯者全員に会った事もない人物を信じこませたのです。

実際の先生とは誰だったのか?

吉田が呼んでいた”先生”とはもちろん架空の人物で一切存在していないのです。これこそが、彼女の得意技と言えるでしょう。架空の人物でさえも実際にいるように見せかける嘘の上手さや彼女の言っていることは必ず正しいと思わせるような洗脳力なのです。

先生が登場したきっかけ

まず、この”先生”を作ったきっかけは、共犯者で一番近い存在だった、堤が男性とトラブルに合っていた頃、吉田にそれを相談した事で自分には政界にも顔が利く”先生”がバックについていると言った事から始まりました。また、偶然にも相談後に男とのトラブルが解消した為、堤はこの”先生”を信じてしまったのです。

堤だけではなく他2人の悩みも先生が解決したと見せかけた

堤だけではなく、他の2人も家庭に悩みを持っていたのです。そこで、吉田はそこに目をつけ、先生が解決してくれると言い寄り、あたかも先生が二人の悩みを解決してくれたように見せかけ、信じ込ませたのです。そして、すっかり信じてしまった二人は後に殺人を犯し、金を全て吉田に搾取されてしまうのです。

吉田純子と堤美由紀には”レズビアン”関係があった

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また、吉田と堤はレズビアンの関係があったのです。しかし、この関係は吉田が一方的に強要し体の関係を持った事で、なんと堤と体の関係を持ったことで吉田は妊娠したと大胆な嘘をつき始めたのです。もちろん、堤も初めは信用しておりませんでしたが、巧妙な話術と嘘で信じ込ませていったのです。

妊娠したと嘘をつく事により、吉田はもっと堤をコントロールする事ができるようになったのです。そして、吉田の要求はどんどんとエスカレートしていき、最終的には、堤にスカートを履く事を禁止し、香水も男性物の香水のみを付けるように言い渡し、男役をさせていたのです。

堤美由紀は初め疑っていた?

彼女は初め、吉田の言う事を疑っていました。しかし、最初にトラブルにあった際に助けてもらった恩から強くは言えませんでした。

吉田が強引に事を進めようとし結局NOと言えずにズルズル引っ張られていきました。結局そのままレズの関係へと進み後戻りができなくなったのです。

最終的に堤美由紀は吉田純子に惚れていた

他二人の共犯者がマンションに移り住み吉田の身の回りの事を行うのを彼女はあまりよく思っていませんでした。彼女は吉田の特別な存在でいたかったのです。

もちろん、同じマンションの一室に住んでいたのは堤だけなので、関係的には他の二人より特別な存在ではありましたが、吉田は良いように3人を利用するためにその時々でお気に入りを変えることに不満があったのです。

仲間3人を自分と同じマンションへ引っ越しさせた

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最終的には、だまし取ったお金で購入した自分のマンションへ共犯者3人を引っ越しさせ住まわせるようになったのです。もちろん、それぞれマンションを購入という形でお金を払わせ強制的に住むようにしたのです。

何故3人を同じマンションに住まわせたのか?

吉田は、3人を召使同様に扱っていたのです。自分の身の回りの事を全てやらせ、娘たちの世話まで行わせていたのです。そして、同じマンションに住む事で彼女たちの行動を把握でき、また洗脳するのに外部との接触を出来る限り減らす事に成功したのです。

監禁ではなかったのか?

あくまで吉田は3人を彼女たちの意思で、マンションを購入し一緒に住んでいた状態とし、監禁していたという事実はありませんでした。外に出る事を禁止していたわけでもなく、あくまで自らの意思で吉田の世話をしている状況を作りだしていたのです。

飴とむちを使い分けて仲間を奴隷のように扱った

吉田はまた、面倒見の良い部分も持っているような人物でした。自分の気分が乗る時は彼女たちに優しい言葉を投げかけ、何かあれば”先生”に相談してあげる。困った事があればいつでも相談に乗ってあげるから。等と優しい面をみせかけていたのです。

しかし、先に書いたように優しい面を見せたかと思えば自分を”吉田様”と呼ばせ、性欲処理を手伝わせたり身の回りの世話を行わさせたりとほぼ奴隷として3人を扱っていたのです。そんな状況でも洗脳されている3人は吉田を疑わず従順に言う事を聞いている状況だったのです。

吉田純子は誰も殺害していない?

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吉田はすべての殺害を共犯者である3人にさせていたので、実際に自分が手をかけて殺害した事はなかったのです。吉田はその事を判決が出る前に訴えましたが、実際に殺害はしていなくとも、彼女の指揮のもと共犯者達は動いていた事が明確なので、刑が軽くなる事はなかったのです。

久留米看護師連続保険金殺人事件の吉田純子以外の3人に共通する点とは?

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主犯の吉田がマインドコントロールに長けていたとはいえ、マインドコントロールに引っかかりやすい人には特徴もあります。彼女はそんな人達を本能的にかぎ分け、自分の言いなりに他3人を動かしていたのです。自分もそうなってしまわないように、どんな人が引っ掛かりやすいのか特徴をあげていきます。

自分の意見を持っていない

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他人に流されてしまう方は自分の意見もしくは考えを持っていない方が多いのです。自分の意見や考えを持っていれば他人に何か強要される場合でも、自分の意見と反していれば断る事ができるのです。しかし、意見や考えが無い場合、自分で考える習慣がついてない為、ついつい流されてしまう方が多いのです。

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