【久留米看護師連続保険金殺人事件】吉田純子の生い立ちや裁判の判決、現在とは

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他人を気にするあまり、自分が今ここでこれを言ったら相手はどう思うのだろう?ここで、この意見をいったら気を悪くしてしまうんじゃないか?など、人に気を使いすぎて中々自分の意見を言い出せない人も要注意です。自分の意見を言えぬまま、また気を使うあまり相手の意見も否定できず流されてしまう方が多いのです。

「NO」と言えない

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嫌な事や、無理だと思う事に対しても”No”と言えず、ついつい引き受けてしまう人も、断る事ができず相手が強要する事をついつい受け入れてしまう方が多いのです。1度断る事ができなくなると、どんどんと要求がエスカレートしていった場合でも、断る事ができなくなってしまうのです。

人に嫌われる事を恐れている

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人に嫌われる事を極端に嫌がる人は、本当はやりたくない事を、断ってしまう事で嫌われてしまうんじゃないかといつも恐れているのです。そのため、嫌な事でも引き受けてしまう事が多くなります。相手も嫌うそぶりを見せる事で言いなりに出来ると思い、扱いやすい人だと思われ要求をエスカレートしていく場合があります。

自分に自信がない

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自分に自信がなく、自分の意見を伝えた時に”間違っている”と指摘されてしまうと、自分でも自分が間違っていたんだと簡単に意見を変えてしまうのです。そうゆう事を繰り返しているうちに、どんどんと自分は間違っている、正しい人に従わなければと思いこんでしますのです。

なぜ、吉田純子の嘘を信じてしまうのか

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吉田はまず、小さな事で共犯者達の悩みを解決したり、困りごとを助けたりしていました。それを繰り返しているうちに共犯者達はすっかりと吉田を信用してしまうのです。そこから、徐々に大きな嘘をついても疑う事がなくなったのです。

堤美由紀を助けたと思いこませた事

堤は元々不倫相手とのトラブルがあり、彼女は別れようと思っていても相手が納得せず、しつこく言い寄られていました。それに困った堤は吉田に相談し、吉田が作り上げた先生を使い不倫相手が吉田の元にこないようにすると言っていたのです。

そして、吉田は不倫相手がヤクザを雇い堤を拉致する計画があると嘘をつきここにいては危ないので私の家でかくまってあげる。と体良く堤を自分の家に迎え入れる事ができたのです。堤はまた、吉田に助けてもらえたと思い込んだのです。

石井ヒト美を極限まで貶めた事

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石井の夫の愛人を装い、毎日のように脅迫めいた電話を池上がかけていたのです。何度も何度も電話をかける事で石井を追い込む事ができたのです。石井は電話がなるたびにビクビクするようになり、電話の音にノイローゼになってしまうほどだったのです。

池上和子を追い込んだ事

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元々、吉田に騙されて大金を渡していた彼女ですが問題を解決してもらったと吉田を信頼するようになりました。そこで、夫の女性問題に関して吉田からある事ない事を吹き込まれ、離婚もしくは別居に踏み出そうとしましたが、”あんな男殺したほうがいい”と言われ丸め込まれてしまうのでした。

久留米看護師連続保険金殺人事件のリーダー吉田純子はサイコパス?

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逮捕後も全く反省の色が見られなかった吉田だが、いわゆるサイコパスではないかとの見解も出ております。サイコパスには目立った特徴や、独特の志向を持ち発言などに特徴があります。彼女の言動や行動にもこのサイコパスの特徴が見受けられる事から、サイコパスによる犯罪だと考えられているのです。

サイコパス疑惑①殺人に躊躇がない

サイコパスの特徴として、人を殺める事に全く罪の意識がないという特徴があります。彼女も人を操り、殺人を繰り返している事に対し、全く罪の意識を感じていないそぶりを見せていたのです。また、虚言癖もサイコパスの特徴で平然と嘘をつき人を操る事に全く悪びれる様子がないのです。

サイコパス疑惑②表面上は良い人

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サイコパスの特徴として、表面上は良い人を取り繕い社交的で口も上手い為、会話も得意としています。まさに、彼女は同じようなタイプで、上辺だけの関係で上手く話しを合わせ相手を信用させるように見せかける事がとても上手かったのです。現に、騙された人達は彼女を信用し、お金を貸す事もあったのです。

サイコパス疑惑③自分が万能

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サイコパスの特徴として、自分が全てにおいて人より優れていると考えています。そして、自分が万能だと思うあまり人を見下したような思考に走る人が多く、自分たちの思い通りに事を運ぶ為に周りの人を操ろうとするのです。人の感情を気にせず、そして他人の事を気にせず平然と嘘をつき言いくるめる事ができるのです。

サイコパス疑惑④感情が無い

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人には嬉しい、悲しい、楽しい、悔しい等様々な感情があります。しかし、サイコパスにはこの感情が理解できない人が多いのです。誰かが喜んでいたり、悲しんでいる時も全く共感できず無感情なのです。しかし、感情はなくともどんな気持ちなのかはわかるので合わせて喜んだり、悲しんだフリはできるのです。

久留米看護師連続保険金殺人事件の吉田純子が最終的に得ていた金額は?

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ざっと分かるだけでも、同僚看護師から借り、返していない金額が150万円、池上の夫の保険金3450万円と石井の夫の保険金3300万円にくわえ、退職金もほとんど石井の物に、そして元同僚の医療ミスを発見したとして脅し取った金額が1000万円など逮捕されるまでに騙し取った金額は総額2憶円にもなっていたのです。

堤美由紀からだまし取った金額

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まず堤に近づいた吉田は手始めに20万、堤からだまし取っています。そして、レズビアン関係にあった二人は全ての主導権を吉田が持ち、マンションに移り住んでからも働いていた堤の給料はもちろん、口座までもを全て吉田が管理していたのです。

そして、堤本人からだけでなく、堤の母親に彼女が事故を起こしたのでお金が必要になったと550万もだまし取っていたのです。もちろん、本人は事故等を起こしておらず完全な詐欺行為です。

石井ヒト美からだましとった金額

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石井は、まず夫との別居の際に売ったマンションの1000万の中から、夫が不倫していた相手に700万を借り、早急に返さないとバックにいる暴力団に殺されると嘘をつき吉田に750万わたしております。そして、その後吉田が池上を使い、石井の夫の不倫相手のふりをし、電話をかけます。

そこから、また女性とのトラブルなどで色々なところで夫が借金をして多くの人たちの迷惑をかけているなどと嘘をふきこみ殺害させ、保険金の3250万と退職金から3000万を純子に渡すよう言い渡し、そのお金で問題を解決したように見せかけ奪ったのです。

池上和子からだましとった金額

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池上からは、まずはじめに看護師時代に婚約を破断させた同僚が池上を訴えると言っていると騙し、石井に不審な電話をかけさせ池上を脅していたのです。そして、バックには暴力団が付いているので、吉田が解決をすると言った名目で2800万を騙し取っています。

その後は、池上の夫が妻子に5000万の保険をかけ殺そうとしている等と嘘を吹き込み池上に夫の殺害をさせ、夫の保険金3500万のうち、3450万をこれまた借金の返済にあてると嘘をつきだまし取っていたのです。

吉田純子が探偵に依頼していたこととは?

逮捕される前に、吉田は”松本”と言う偽名を使い友人が知合いにお金をだまし取られたと嘘をつき探偵を雇っていたのです。ここでも彼女の巧みな話術で探偵も疑う事なく依頼を受けていました。探偵へ依頼した事実は逮捕後の警察の調べで調査料600万円の領収書が探偵事務所で切られていた事で発覚したのです。

犯人の一人の石井に貸した2000万円を返して欲しいと探偵に依頼

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探偵には、石井の夫は女癖が悪く、また借金を残したまま死亡してしまいその返済に苦戦しているので2000万かしてほしいといわれ、貸してしまったが一向に返ってくる気配がないと相談をしたのです。探偵も仕事柄人の嘘を見抜く事は得意だったようですが、吉田の迫真の演技にはすっかり騙されてしまったのです。

探偵に依頼の理由は金以外にも事件発覚を恐れての行動確認も

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また、吉田の目的はお金を返済してもらう事だけではなく、石井の監視役として探偵を付けておきたかったのです。吉田は、マンションから出て行った石井がいつか警察に自白してしまうのではないか?と危惧していたようです。そこで、変な動きをしていないか、逐一報告するよう探偵に依頼をしていたのです。

吉田純子は脅迫の罪もかけられていた

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吉田は逮捕された当初の罪状は脅迫をした容疑でした。この脅迫にかんしては共犯者である石井を脅迫したものとして石井が訴えたため罪に問われる事となったのです。

吉田順子は石井ヒト美に「抹殺契約書」を書かせていた

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堤の実母の殺害を言い渡され、失敗に終わったあと吉田は石井に対し殺し損ねた事で脅されていたのです。その時に子供を手放せなどの脅迫に加え、実は石井の夫を殺害する時に吉田は彼女に抹殺契約書なるものを書かせていたのです。

吉田はこの契約書を使い何かおかしな行動をしたら、すぐに契約書をばらまく等と脅していたのです。この時点で、吉田はいつか石井が自分を裏切るかもしれないと感づいていたのかもしれません。

久留米看護師連続保険金殺人事件と類似の事件

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この事件では、吉田のマインドコントロールが長けていた事により人々が騙され、巨額のお金をだまし取る事ができました。日本には他にも、吉田のようにマインドコントロールに長けている者が人を上手く利用し行った事件が多数あります。その中からピックアップしどのような事件だったかをお伝えします。

久留米看護師連続保険金殺人事件と類似の事件①北九州監禁殺人事件

この事件は複雑で、最終的には親族同士で殺し合い7人もの被害者が出た事件です。この事件は、いかにマインドコントロールが怖いものかが浮き彫りになるよな事件でした。金銭目的の為に人をコントロールし、監禁する事でお互いの不満を最大限に引き出し、血のつながった家族だろうと関係なく殺し合って行った事件です。

この事件が発覚したのは2002年3月です。元々虐待を受けていた少女が助けを求めにいき、監禁事件までたどりついたのです。この事件は残虐性が強すぎて報道規制がかかっていたほどの事件です。また、マインドコントロールの主犯となった松永太は死刑判決が出ているものの、いまだ執行は去れておりません。

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