ネットスラングではよくある話なのですが、原作で「キマシタワー」という発言があったわけではないのです。原作では主人公の叫び声を聞いた親友キャラが「たまりませんわー!」と言っております。
では何故「キマシタワー」に変貌したのかというと、その少し前。主人公を驚かすために隠れていた親友キャラが「来ましたわ!楽しみですわー」とわくわくした様子で言っており、このセリフと混ざった結果となっています。
「キマシタワー」の使い方
単語を覚えたところで実際に使ってみましょう。現実で使うことはまずまずないかとは思いますが、もしどこかで可愛い女の子2人を見かけてしまったら変なことはせずじっと見たりもせず心の中で「キマシタワー」と言ってみましょう。
百合を連想させた時に使う
前述したとおり、女の子が密な感じのスキンシップをとっていたり、ふざけあってじゃれあっていたりといったシーンに出会ってしまった時が使いどころです。しかし、言葉に出してはいけません。あくまで心の中でひっそりと叫ぶのです。
あえてお嬢様風に使う
似たような意味合いの単語として「ktkr(キタコレ)」などがありますが、「キマシタワー」はあえてお嬢様風に言うことで「ktkr」との差別化が出来ます。「キマシタワー」は汎用性を犠牲に百合作品のことを言っているということが分かる人にとっては一目でわかるようになっています。
現実での使用は要注意
「キマシタワー」に限らずネットスラング全般に言えることですがあまり現実世界で気楽に使わない方がいいという事をこっこではお伝えさせていただきます。使う時は、理解がある仲間内、もしくは心の中にとどめましょう。
不快感を与えてしまったり印象が変わってしまう
性に関わる部分も含んでおりますので、面白半分に使ったり相手が理解していないだろうと思って使っていると意味が分かる人がいた場合「少女趣味がある」といった印象を持たれてしまったり「デリカシーが無い」という印象を持たれてしまいやすいです。
そもそも「百合作品」って何?
今まで散々文章内に出てきた「百合作品」。ざっくりとした説明は前述したとおり、女の子同士のスキンシップや密なコミュニケーションを含む作品ということなのですが、ここではざっくりではなく少し掘り下げていこうと思います。
女性同士の恋愛を描いた作品のこと
広義で捉えれば前述の意味も含むのですが、このジャンルはもっと深いレベル。いわゆる女性同士の恋愛を取り上げた作品もを指す場合が多いでしょう。実際、百合作品と言われている人気作品の多くは男性が一切登場しない女性のみの恋愛作品となっております。