名張毒ぶどう酒事件の真相は?冤罪が疑われる事件の真犯人は会長?

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更にこれ以外にも男性はこの事件の前にコンドームを購入しているという情報があります。もし奥さんと浮気相手を同時に殺す予定ならば、これを購入する必要はありません。この点でも犯行前に行うのには不審な点だとして真犯人説に拍車をかけている一因となっています。

名張毒ぶどう酒事件で村八分になった家族

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ここまでこの事件内で実は逮捕された男性以外に本当の犯人がいたのではないのかといった内容について見ていきましたが、ここからはこの事件によって逮捕された男性の家族が村でどのような扱いを受けるようになったのか、その点について紹介します。

逮捕当初は奥西家のサポート

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この村で引き起こされた毒物による食中毒事件によって逮捕された男性の家族について、最初は村に住む人たち全員でその家族たちを助けていこうといった形でまとまっていたようです。呼びかけなども行うなどその活動は精力的だったことが伺えます。

ここまでならばよかったのですが、逮捕後に男性が犯行内容について否定を行い始めると村の人たちの態度は一変し、打って変わって男性の家族を責め立てるようになりました。俗にいう村人による個人に対しての制裁の意味を込めた行為である村八分を行い始めたのです。

奥西勝が否認すると態度は一転し迫害や差別が始まる

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このように最初のうちは村の人々が一体となって男性の家族たちを助けていたものの、男性の犯行の否定を皮切りに手のひらを返して村八分を行うようになりました。そしてこうした行為によって家族はこの村を出ることを余儀なくされてしまったのです。

そうした後村から別の街に引っ越すこととなった家族たちの住んでいた家は、これをきっかけに村の人たち全員で共有していた墓地から追い出され、畑にある一角に設置されるようになるなど村での存在自体を消したいと思えるような状況でした。

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こういった唐突ともいえる村人による迫害行為ですが、これは村で起きた真実が明るみになることを恐れたといった事の裏返しなのではないかと考えられます。もし犯人が男性でなかった場合、村全体の結束に影響が出てしまうと考えたうえでの村八分だったのではないでしょうか。

事件が起きたこの村は総人口を合わせても数百人規模の非常に規模の小さな村です。その為村にどのようなことであれ厄介ごとを持ち込むことを極端に嫌ってのことだということが伺えます。この事からもこの村で最も権力を持っていたとされる会長が犯人だという説が流れるのも、頷けるでしょう。

名張毒ぶどう酒事件を題材にした映画や映像作品

このようにこの事件は村という閉鎖的な空間の中で起きた毒物を用いての多くの被害者を出した殺人事件であること、そして実は真犯人がいたのではないかといった説が浮上したことや裁判での証拠の誤った内容や裁判所の不審な動きなど様々な要因によって非常に話題になった事件でもあります。

そしてこういった話題性の高い事件であることから、この事件をモデルにした様々な映像関係の作品が生み出されていきました。ではここではこの事件の内容をモデルにしたと考えられる映像作品について、その内容などについて紹介していこうと思います。

裁きの重み 名張毒ブドウ酒事件の半世紀

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まず紹介するこの事件をモデルとして2006年に作られたドキュメント形式で送られる映像作品です。これは男性の第7回目までの裁判が開始されるまでの内容を描いたものとなっており、ここからこの事件が世間に浸透し始めました。

その後この事件について週刊誌などでその詳細が取り上げられるようになり、この際に取り上げられた内容は事件の物的な証拠などについてや事件の矛盾点といった部分を検証するといった内容となっていました。

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このようにこの事件はメディアにのせて世間に知られていくようになっていきました。そしてこの事件がさらにその注目度を浴びたのは、次に紹介する事件をモデルとして制作された映画によるものだとされています。

約束 〜名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯〜

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この映画作品は2013年に公開され、今回紹介した事件が男性が起こした事件ではないのではないかといった観点から見ていく映画作品となっています。出演している俳優陣の豪華さや長年ドキュメンタリー関連の映像作品を手掛けた監督によるものという事でも話題となった映画です。

この作品内で勧められる物語は今回時の事件の容疑者とされる男性についてや今回の事件についてを鮮明に描いています。また、男性が無実だと信じる家族の描写についても非常に鮮明に描かれています。

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この映像作品内では男性が無罪である点に重点を置いて様々な観点からこの事件をその最期まで描いています。やはり世間の中でも男性が犯罪を犯していないと考えており、冤罪による逮捕は誰にでも起きる可能性があるという事を表現しています。

眠る村 〜名張毒ぶどう酒事件 57年目の真実〜

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次に紹介する映像作品は2018年という非常に近年になって制作された映画作品です。こちらも先ほど紹介した映画作品と同様にドキュメント形式でこの事件の冤罪の可能性と事件によって考えさせられる点を浮き彫りにしています。

そしてこの作品が他の作品と異なる点として、この作品内では弁護士たちがこの犯罪での男性の無実を晴らすためにどのような努力を行ってきたのかを鮮明に描いている点が特徴的です。制作人も弁護士たちの熱意が伝わる内容だと話していました。

そしてこの映画を製作した監督自身もこの事件について不審な点などについて思うところが非常に多かったようで、男性が病気によって亡くなってしまった後も冤罪であると考えその視点からこの映画作品を制作しています。

このように、この事件を取り扱ったどの作品内でもこの事件によって逮捕された人物が犯人ではないという観点で物語を進めていることが分かるかと思います。そしてどの作品でも、どのような人にでも冤罪になってしまう可能性は十分に考えられるということをまざまざと考えさせられるという共通点が存在するのです。

名張毒ぶどう殺人事件ではなぜ裁判所は再審を却下し続けてきたのか

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ここまでこの事件について、様々な観点から不信と思われる点、そして物的な証拠が間違ったものであったという矛盾点を指摘し男性が犯人ではないという可能性についても見ていきました。さらにこの事件を描いた映像作品内でも冤罪である可能性を指摘していました。

そしてここで気になるのがなぜこの事件の中で裁判所が10回にも及ぶ裁判のやり直しの請求を却下し続けてきたのかという点です。ここからはなぜ裁判所が頑なにこの事件に関しての裁判をやり直そうとしなかったのかについて見ていきます。

なぜか裁判所は再審を取り消し続けている

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この事件を見ていくうえで最も奇妙だと言われている点は裁判を頑なにやり直そうとはしなかったという点です。男性が犯人だとされた最も有力な証拠である王冠についた歯の痕も最終的には男性のものではないということが分かっています。

さらに男性が警察に対して自白をした際にぶどう酒に入れる為に使用したと話した毒物とは違う毒物が見つかったという点だけでも裁判をやり直すことは十分に考えられます。それだけにここまで再審の却下をし続けるのは非常に奇妙な点です。

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このように裁判がこれほどまでに行われないというのは非常に珍しいものであり、この事から裁判所はこの事件に関しての裁判を行いたくない理由があるのではないかと噂されています。そしてこの裁判の却下の中には、特におかしいとされる却下の理由が存在するのです。

再審の決定があったにもかかわらず裁判長が謎の辞任をする

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このぶどう酒に毒物を入れた殺人事件の裁判が変わっていったのは7回目の裁判のやり直しを求めた手続きで、ついに裁判所は裁判のやり直しを決定し、ついに男性の無実を証明することのできる可能性が出てきたと思われたのです。

しかしこの決定を下した裁判長は、この裁判の判断を決定したその次の年に自らすすんで退官をしてしまいます。なぜいきなりこの決定をしたその後に退官をしたのか、その詳細は謎のままとなっており、この点も裁判所が何かしらの圧力をこの裁判長に与えた可能性も示唆されています。

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そしてこの裁判長の謎の多く残る退官と共に再審の手続きは取りやめさせられてしまうこととなります。そしてこの後も何度も再審の手続きを弁護士たちによって行うのですが、そのすべてがこれまで同様に却下されてしまいました。

このように裁判が動こうとする場面は数多くあるものの、すべて謎の理由で却下されています。これはやはり事件を動かしたくないという裁判所の思惑が暗に働いているからなのではないかと思います。そしてこの裁判を却下し続ける理由は、警察官、そして裁判所自体の過失が関係しているのではないかと推察されるのです。

再審を却下し続ける理由は国民からの避難から逃れる為か

ではここまで裁判所がこの事件についてなぜ却下という形で避け続けるのかという理由についてですが、これは裁判のやり直しを認めてしまうという事は、それだけで裁判所がこの事件を冤罪であると認めることと同義だという不都合が存在する点にあると推察されます。

もし裁判を行ってしまった場合、これまで数多く言われてきた逮捕の理由の一つにもなった証拠が間違いであることや毒物が違うものだったということ、そして警察が男性に対して自白をさせるように強要させたという噂をすべて真実であると世間に公表する事になります。

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あくまでも推察の域を出ない考察ではありますが、つまりこうした今まで隠し続けてきた事実が明るみになることで過失を行ってしまった警察、裁判所といった権力の象徴が国民から非難を浴びてしまうという事を不都合に感じた裁判所は、ここまで矛盾する点が多いのにもかかわらず裁判のやり直しを却下し続けてきたのです。

三大毒物事件とされる和歌山カレー事件を紹介

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ここまで今回紹介した毒物による事件についてみていきましたが、この事件で見えてきた矛盾や証拠についての不手際などによる不都合を隠すために裁判を却下し続けてきたのではないかといった考察について述べてきました。

ではここからは今回の様な毒物による大規模な殺人事件について、数10年前に起きた夏の祭りの際に引き起こされたとされるカレーによる食中毒の殺人事件について、その概要や犯人の女性の人物像などについても見ていきたいと思います。

和歌山毒物カレー事件は夏祭りの夜に起きる

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まずはこの事件の内容について説明していきます。事件は和歌山県で開かれた夏の祭りの中で引き起こされることとなりました。そしてこの祭りの中で振る舞われた食べ物のうち、カレーライスを食べた参加者たちが次々と食中毒を発症したのです。

カレーライスを食べた人数は60余名とされており、症状として嘔吐や下痢を訴え、さらに酷いめまいといったものだったようです。これによってこのカレーはすぐに祭りから回収されることのなったのですが、これが原因で人が死亡してしまう程の事態に発展してしまったのです。

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この事件によって病院に運び込まれたもののうち、複数名が死亡してしまうこととなってしまいました。亡くなってしまったのは学生や街の組員の会長や副会長であり、この食中毒による事故はその後事件として調査されることとなったのです。

このように大規模な食中毒による被害者たちやその後死者が出るなどこれまで紹介した事件と内容の部分で酷似した点が多いです。そしてこのような非常な犯行を行った犯人はこの事件を起こしたのと同じ年に逮捕されることとなったのです。

食中毒事件の犯人である林真須美が逮捕

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こうして引き起こされた和歌山でのカレーに毒物を混ぜた殺人事件についてですが、この事件の犯人はこの近辺に住んでいた女性で、この事件以外にも浮上していた犯罪でマークをしていた中で逮捕されることとなりました。

この女性が行っていたとされている事件としては保険金を使ってのお金をだまし取ろうとする事件に加担した疑いやもう少しで友人を殺してしまうところまで行った殺人の未遂事件なども引き起こしていたのです。このことからもこの女性はマークされていたのです。

そしてこのような数々の事件は食中毒による殺人事件以前に行われており、この事件の数か月前にこれらの事件で逮捕され、そしてこの2か月後に今回紹介する事件で再び逮捕されることとなったのです。

逮捕後林真須美は死刑判決を受ける

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こうして逮捕された犯人ですが、その後もこの犯行を認めずに否定をし続けます。しかしながら何度も行われた裁判を繰り返し、裁判所は逮捕された女性が犯人だと判断し、そして犯人に死刑の判決を言い渡す事になりました。これだけの人数の被害者を出したのですから、この判決は妥当でしょう。

そしてこの裁判での死刑の判決が決まった後、この事件は日本中で非常に話題になりました。報道機関もこれに乗じてこの事件に関しての情報発信を活発に行い、これもこの事件が世間で注目を浴びる理由の一つになったように推察されます。

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そしてこの死刑の宣告は女性で数えると11人目であり、とても珍しい宣告内容でした。この点からもこの事件が非常に悪質なものであることが伺えます。ではこの事件でこの女性が犯人であるという決め手になった証拠は一体何だったのか、次から見ていきます。

林真須美の有罪判決の決め手となった証拠は自宅にあった毒物

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ではこの事件についての疑問点の一つでもあるなぜ直接的な事件の動機が存在しない女性が犯人として死刑の宣告を受けるまでになったのかですが、これの決め手となったと考えられる証拠が女性の家にあった毒物のみだったのです。

証拠がこれ一つだけで逮捕されてしまうというのは少々不可解な点ではあります。この点については後述いたしますが、しかしながら現在もなお死刑が執行される時まで独房の中で生きていくこととなったのです。

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そして証拠品はヒ素と呼ばれるもので、これは殺虫剤などにも使用される比較的誰にでも手にすることのできるものとして知られるものです。無味無臭である事からも古くから殺人の為に使用されてきた歴史があり、この点では確かに証拠としては考えられるかもしれません。

和歌山毒物カレー殺人事件についてもっと知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてください。

和歌山毒物カレー事件は名張毒ぶどう殺人事件同様冤罪の可能性も

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この食中毒による殺人事件が先ほど紹介した事件同様、証拠が不十分に感じられる点や女性のこの事件においての関係性の無さや動機が見当たらないという点からも不審に思われる部分が多いことでも知られています。

ではここからはこの事件はもしかすれば冤罪の可能性があったのではないかという点から、なぜそういった噂が流れることとなったのか、その理由を証拠などの観点や本当の犯人の可能性なども考慮して考察をしていきます。

証拠のヒ素以外にももう一つ毒物が存在していた

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この事件の中でこの女性が無座右なのではないかと言われている理由として、唯一の証拠である女性の家で押収された毒物が挙げられます。しかしこれは間違いとされており、実はこれ以外にも毒物が存在したとされているのです。

この毒物の情報が勝手に動き、情報として発信されてしまった事からこの事件が冤罪なのではないかと言われる理由の一つにもなっています。証拠の不自然さという点では。ぶどう酒の食虫毒の事件と似通っているように推察されます。

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では他に見つかった毒物が一体何だったのかといった事についてですが、これは青酸化合物だと言われています。これも有名な薬物であり、フィクション作品などにも非常に多く取り上げられています。

しかしこの毒物は裁判の中で物的な証拠として唐突に無くなってしまっており、まるで最初からなかったかのような扱いで裁判は続けられました。そしてこの毒物は女性の家から見つかっていません。この事からこの毒物を隠したい何かしらの理由が存在し、女性が無実なのではと噂される最大の理由にもなっているのです。

警察から事件の自白を強要させられていた噂も

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この事件で女性が無実なのではないかとさらに疑惑に上がる理由として、逮捕後に事情聴取を受けた際に今回の事件の際、その方法があまりにも威圧的だったことが挙げられます。これによって女性は精神的に参ってしまい、自白を無理やりさせられてしまったのではないかと噂されているのです。

これについては女性がこの事件の最中に書いた手紙の中で発覚した事実なのですが、事情聴取の中でとにかく自分がやりましたと強要させるように命令され、そしてこの中でも事情聴取の相手から暴力があったとも手紙の中に書いています。

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もしこれが事実だとすれば非常に悪質な行為であることは明白です。しかしこれに関してはあくまでも手紙の中で語られた事であり、確証は得られていません。考察の一つである事は留意しておきましょう。

カレーライスが配られるまでの空白の時間が不自然

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もうひとつ無実なのではないかといった理由を考える中で考察すべき点として、毒物の入った食べ物を配るまでの間に、誰一人としてこの食べ物を食べていなかったという点と配られるまでに不自然な時間が存在していたという点があります。

普通ならば誰かに料理を作ってあげるならば味見をしたりするのは当たり前のことなのですが、なぜか誰もこれを行っていません。さらに数時間もの間カレーが配られなかった時間が存在し、この間に内があったのかの詳細は分かっていない状況となっています。

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この不自然な点も女性が本当は毒を入れていないのではないかと言われている理由の一つとして考えられています。そしてこれらの様々な理由から、彼女の他に犯人が存在していたのではないかと言われているのです。ではそれがいったい誰なのでしょう。

真犯人は林真須美の次女説が浮上

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真犯人が、彼女の娘だといった説が流れているようなのです。そして女性は子供の犯した罪をかばって犯人だと自白したというのです。この事件当時娘はまだ学生であった事からもかばったのではないかと噂されたそうです。

では娘が犯人だと言われた理由に、祭りの中での目撃証言があります。その中に服が白色の女性がカレーの蓋を開けていたと言う物があります。そしてこの時に彼女が着ていた服は黒で、この証言とは合っていません。

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そしてこの祭りの際に来ていた娘の服装は白であったとされており、証言と合致しています。こういった事から本当の犯人は女性の娘なのではないかと言われるようになったのです。あくまでも噂の域を出ませんが、服の色に関しては一考の余地があるのではないかと推察されます。

名張毒ぶどう酒事件はまだ終わっていない

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ここまで日本でも最大規模の食中毒による事件について見ていきましたが、いかがだったでしょうか。あらゆる点を見ていくだけでも怪しいと感じる点が非常に多く存在し、いまだにこの事件はしっかりとした形で終わっていない事件として知られています。

そしてこの事件は男性の死後も男性の娘がその意思を引き継いで裁判の請求を行っています。冤罪である可能性について、それが本当なのかどうなのか、その真実が少しでも早く判明することを心の底から願うばかりです。

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