【アフリカケンネル】愛犬家殺人事件の現場の廃墟は心霊スポット?

アフリカケンネルを創業するにあたって、必要とされるのは業界では厳しいはずです。ところがペット、猛獣に関してはトップクラスの「シベリアン・ハスキー」ブームの火付け役。業界では優秀なブリーダーとして有名な存在で、雑誌やテレビに出演したこともありました。

巧みな話術と悪質商売

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優秀な反面、巧みな話術や心理的な面を読むことでは、かなり長けていたとされています。ユーモアに溢れる反面、虚言癖があったことから自らを資産家と名乗っていたのです。それを利用したように反社会勢力との付き合いもあった上に浪費グセもあったので、悪質商売へと転じていったとされています。

アフリカケンネル社長「風間博子」

1952年2月、埼玉県熊谷市で生まれている風間博子。アフリカケンネルでは、共同経営とされていますが、実際には役割があります。関本元と知り合い社長の立場にいたのです。裁判中は黙秘を続けた存在でもありました。

関根元の妻

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関本元の妻であり、結婚前までは真面目に暮らしているどちらかというとお嬢様でしたが、結婚後は背中に刺青を入れるなどするほどだったとされています。資産が目的で結婚したのではないかともされているのです。結婚後は犬好きなことやブリーダーとして名が知れていた夫の影響でドッグショーにも出たことがあります。

アフリカケンネルの経理担当

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浪費グセが激しかった関本元とは違い、金銭の管理には優れていたことから経理を担当していたのです。離婚歴があり子供もいますが、存在は明かされていません。事件のあった1993年1月には、税金滞納から逃れるために関本元と偽装離婚をしています。

アフリカケンネル役員「山崎永幸」

アフリカケンネルで起こった「埼玉愛犬家連続殺人事件」ですが、夫婦だけの犯行ではありません。冒頭に述べた通り他にも従業員がいたのです。そこには関わっていたのは、ほとんどの供述をした山崎永幸氏。

ブリーダー繋がりで関本元と知り合う

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1956年1月に富山県で生まれたのは、山崎永幸氏。ブリーダーであった山崎氏は、ある時ドッグショーで関本元と知り合います。アフリカケンネルの役員を務めるも、実際は運転手兼お手伝いだったようです。事件のほとんどが隠されていた中、貴重な証言をした存在でした。

逆らいきれず犯行に加担

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お手伝いとは言え、関与していたのは夫婦だけではありません。殺人には関わっていませんが、遺体を見せられ、脅されていた山崎永幸氏は死体遺棄・死体損壊などがあります。家族に被害が及ぶのではないかと思った山崎氏は自ら出頭して供述もされていますが、懲役3年の刑になりました。

1998年出所。書籍「愛犬家連続殺人」を出版

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山崎氏は、1998年には既に刑に服し出所後は、名前もペンネームに変えて執筆などしているのです。その作品の名は「愛犬家連続殺人」になります。オウム真理教の事件に騒がれていた陰に隠れながら、恐ろしい事件があったことが執筆され出版されています。

運が良くて助かった!?三木大雲和尚の恐怖体験

怪談和尚とされている、三木大雲和尚さんですが実体験に愛犬家連続殺人事件があります。それは、アフリカケンネルで関本元との話をした際の恐怖体験だと言います。関西方面が出身の三木さんは、関西弁で実際に話をし、下手をすると我が身だったかも知れなかった語り始めるのです。

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