見た目の特徴としては、パッチリとした青い瞳にボリューミーなまつげ、そしてカーリーヘアーが個性的な陶器の人形です。現在知られているホーンテッドドールの中でも強力すぎる呪いの力を秘めていると言い伝えられている玩具の一つでもあります。
呪いの人形ベベがいる場所
こちらも正確な現在地は公開されていませんが、eBayで出品販売されていた事もあり超常現象研究者に購入された言われています。その研究者はホーンテッドドールを世界中から集め、南カリフォルニアに専門に保管できる家を複数持っているようなので、そのどこかに保管されているのかもしれません、
呪いの人形ベベの実態とは
実際にベベを入手した研究者は、彼女を家に招き入れた瞬間から悪寒が走り異質な雰囲気を感じていました。視線を感じたり、笑い声や足音が聞こえたり、ドアを叩きつけるような音がしたりと恐怖を煽ってきました。
可愛らしい見た目とは裏腹に、このドールを見てしまった人は霊障を受けてしまうと信じられています。何をするでもなく、ただ見るだけで霊や悪霊に取り憑かれてしまったり、その霊自体がその人本人または、周りの人に危害を及ぼすレベルで呪われてしまうと多くの人から恐れられています。
呪いの人形ベベの誕生の秘密
怖くなった持ち主は、お祓いすることにし他のですが、その後身の毛もよだつ体験をしたそうです。物音の原因を探るために二階に上がっると身動きがとれなくなってしまいました。そして目の前に身長の高い男性が立ちはだかり、耳元で何かをずっと囁いてきたそうです。そして耳を澄ますと少女の悲鳴のような鳴き声も聞こえたそうです。
金縛りも解け、周りを見渡すとそこには横たわり亡くなって少女の死体が見えたそうです。そしてその少女の腕にはベベが抱きかかえられていたとのことです。もしかすると誰かに殺害された少女の魂が人形に入り込み、恨みから呪いをばらまいているのかもしれません。
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呪いの人形⑩:キャロライン
キャロラインもヴィンテージの陶器人形です。他の玩具たちとは少し違い、顔の状態もよく傷などついていないのが印象的です。約40cmほどの大きさだったと言われています。他のホーンテッドドールたちは可愛らし顔つきのものが多かったのですが、こちらはお世辞でも「可愛い」とはなかなか言えないような個性的な顔つきのをしています。
呪いの人形キャロラインがいる場所
現在の持ち主は知られていないので、彼女が今どこにいるのかを知る人はいません。最後に実体が確認されたのは2004年のことで、超常現象を研究している人たちのインタビュー中のことでした。そして2006年には最後の持ち主が死亡し、誰の手に渡ったのかは定かになっていません。
呪いの人形キャロラインの実態とは
実は彼女は3人の魂が閉じ込められていると言われています。それぞれ彼女の昔の持ち主であった可能性もあると言われ、多くの人の手に渡りながらも愛されてきたという歴史を感じることができます。特に人に害を及ぼしたりする事もなく、家の中で周りのものを隠したり移動したりする「いたずら」がほとんどでした。
持ち主によっては、囁くような声が聞こえるという人もいたようです。彼女の口元に耳を寄せると、聞き取れないような囁く声で何かを語りかけてきていたそうです。文脈に意味はなかったのですが、その言葉を彼女が引き寄せてくれる幸運の証だという人もいたようです。
呪いの人形キャロラインの誕生の秘密
元々はアメリカのマサチューセッツ州にあるヴィンテージショップで販売されていた人形だった言われていますが、それよりも前の話は残っていません。多くの人の手に渡り愛されてきた事で、その持ち主たちの愛情深い魂が閉じ込められているのではないか?と信じられています。
呪いの人形⑪:ペギー
彼女の見た目は、普通の玩具となにも代わりのの無い少女のドールです。特徴としては玩具としては大きめの身長をしており、ショートカットのヘアスタイルにワンピースの洋服は年齢の幼い少女をイメージさせられます。可愛らしい雰囲気の中にも何か不気味さを感じる表情をしています。
呪いの人形ペギーがいる場所
彼女は現在、超常現象研究家であるハリスの手元にあると言われています。彼女は様々なホーンテッドドールの研究を進めており、その中でもこの玩具の秘密や呪いの関連性、バッググラウンドなどを様々な方法を用いて研究し解明しようとしています。
呪いの人形ペギーの実態とは
多くの人から恐れられている理由の一つとしては彼女の写真や映像を見ると、胸を締め付けられるような痛みであったり、頭痛、吐き気などの症状が出てくると言われています。また人によっては、彼女の姿みた日の夜に「人体実験を受けているような場面」のような悪夢を見て不安感を引き立てられると報告されています。
彼女を研究家に託した元の持ち主は、お祓いをしても特に変化もなく、実際に体調がどんどん悪くなり、高熱にうなされたり、幻覚を見るようになったと言っています。託された人たちは様々な方法を用いて呪いについての研究を進めているそうです。
呪いの人形ペギーの誕生の秘密
現在言われている一説では、彼女の中には1946年頃にロンドンで生まれ喘息や病気の発作そしてピエロ恐怖症などが原因で死亡してしまった女性の霊が入っているのでは無いか?と言われています。様々な人の手を渡り、最終的には超常現象を調べるチームにたどり着いた縁に不思議さを感じます。
呪いの人形⑫:サムソン
彼の特徴は、赤ちゃんをイメージさせる外観です。洋服はなにも着ておらず髪の毛などもありません。日本でよく出産前の練習用ドールや、人工呼吸の練習をする際に使用する人形に雰囲気は似ています。裸で鎮座しているその姿もまた、少し異質な空気を放っている下北沢です。
呪いの人形サムソンがいる場所
彼の現在地は、他と同様で知られていません。最後に確認されているのはオークションサイトのイーベイで販売されていた所でした。その後誰によって落札されたのか?また、オカルト研究者たちなのかどうか?は定かになっていません。
呪いの人形サムソンの実態とは
彼の最後のオーナー曰く、独占欲と嫉妬の塊な人形だったと言っています。なぜ、そう言い切れるのか?実は彼の呪いはオーナー本人に現れる事が多く、発疹や目から出血、呼吸困難な状態に陥ったりと困らせていたようです。
特に彼の嫉妬心があからさまに理解できたのは、オーナーを独占したいがためか他の玩具を壊したり、ペットを苦しめたりということに加えて、ポルターガイストのような現象を引き起こしたりしていたようです。
呪いの人形サムソンの誕生の秘密
彼について調べた人の報告によると、彼のボディの中には少年の魂が閉じ込められているという事でした。その少年は200年以上前に生きていた人で、誘拐・拷問・そして惨殺されてしまったと言われています。そんな少年の怨みがサムソンの呪いを強くしているのかもしれません。
呪いの人形は日本にも!
ここまでに紹介してきた呪われた玩具の例は、ほとんどが海外でのお話や言い伝えでした。しかし、もちろん日本国内にも同じような不気味で呪われた魂を宿しているのではないかと言われている人形たちがいるのをご存知でしょうか?
お菊人形
北海道にある浄土宗のお寺に供養のため保管されているのが、このお菊です。持ち主を早くに無くした彼女は、家の荷物と一緒に片付けられてしまいます。年月が過ぎ、改めてお菊を取り出してみると髪の毛が伸びていたというお話です。もしかすると亡くなった女性の魂が乗り移っていたのかもしれません。
市松人形
昔は嫁入り道具としても親から娘へ贈られる事が多かったのが「市松人形」です。その精巧な顔の作りはまるで今にも動き出しそうな雰囲気です。そのリアルな見た目からか、人々に恐れられていたのです。
エケコ人形は幸運?呪い?
一時期、日本で「願い事を叶えてくれる人形」として大ブームを引き起こしたエケコ人形を覚えていますか?本当に願いが叶った人が続出したので、一時期輸入雑貨屋などでも気軽に手に入る人形としてたくさん販売されていました。
エケコ人形とは?
これは、南米ボリビアの伝統的な祭りの期間中に販売されるヒゲの生えた小さなおじさんのような見た目の置物です。体に願い事や手に入れたいもののミニチュア品(メモに書いておく人もいるようです)を体に括り付け、タバコを加えさせることで福を呼び寄せてくれるという代物です。
福の神なのに、呪い?
実は、このエケコ人形を使って呪いを実行した人もいます。「相手を呪う、相手が不幸になることで自分自身は幸福になれる」と思い込んでいる人がいればそれをエケコ人形は引き寄せるのではないか?と言われています。どんな「幸福」を引き寄せるのかは使う人次第ということになります。
呪いの人形はどうして生まれるのか?
ここまで様々な呪いを持った玩具たちをご紹介して来ました。それぞれに歴史があり、関わって来た人たちそして関係性なども全く違います。どのような経緯で、呪いの力をもつようになってしまったのか、を詳しくご紹介します。
人の魂が入ってしまった
よく人形には魂が宿ると昔から信じられています。それは悪霊だけという訳ではなく、例えばその人形を作った人の強い気持ちであったり、贈り物として贈る人の魂であったりします。日本人形やフランス人形などはよく魂が入ると言われますね。最近ではぬいぐるみにも魂が入るという事もあるようです。
人の恨みや妬みが乗り移った人形
ホーンテッドドールと言われているのは多くが、生きている人間の怨みや妬みというネガティブな気持ちが強すぎて、その思いがドール自体に閉じ込められてしまうパターンです。そう言ったものに関しては、悪さをすることが多いと言われます。
悪魔が乗り移ってしまった
もちろん生きている人間の魂、死者の魂が乗り移る事も多いのですが、中には悪魔や悪霊が乗り移ってしまう事もあります。最初に紹介しているアナベルが実際にそうだと言われていました。悪魔払いをしたから、呪いは無くなるという可能性は低いようです。
呪いの人形の特徴は?
世界共通としてホーンテッドドールと呼ばれる呪われた玩具ですが、実は「呪い」自体に気がつかない人もいるようです。特徴を知ることで「もしかして?」と疑問を持てるようにして自分の身を守れるようにしましょう。
呪いの人形の特徴①持っているだけで不幸になる
一つ目のポイントは、自分を含め周りの人たちに良くないことが起き始めた時です。例えば、ある玩具を手に入れたら急に良くない事ばかりが起きるようになったとしたらまずその「手に入れた何か」が不幸を呼び寄せているのでは?と気にしてみましょう。
呪いの人形の特徴②ひとりでに動き出す
二つ目はとても分かりやすいポイントです。意思のない玩具なのに勝手に方向を変えたり、場所が移動していたりする場合はその玩具はひとりでに動いている可能性があります。目で見て実際に動いている姿が見えたりする場合は魂が乗り移ってると言ってもいいでしょう。
呪いの人形の特徴③人に危害を与える
上の二つの特徴は、不気味な思いや、恐怖感を感じさせますが実際のところ大きな害を与えることはないかもしれません。しかし、あからさまに危害を加えようとしてくる場合や、死を身近に感じるような場合は悪霊や悪魔が乗り移ってると疑ってもいいでしょう。
呪いの人形の作り方を紹介
もしもホーンテッドドールを作りたいと思ってしまったら?おすすめする訳ではありませんが、間違った作り方をすると、その呪いが自分に跳ね返ってくる可能性も否めません。簡単なものから難しいものまであるので知識として覚えているといいかもしれません。
作り方①:呪いのぬいぐるみ
このぬいぐるみを使って行う儀式は海外でよく見られる方法です。実は、単純に呪うために行う人も入れば宗教の一環として行う不気味な宗教も存在しています。用意するものは、ぬいぐるみと腐った食べ物と土そして、呪いたい相手の名前を書いた紙です。
- まず、人形の中の綿を取り出して代わりに腐った食べ物と土を混ぜ合わせたものを入れます。一緒に相手の名前を記入した紙を入れて縫い合わせます。
- それを30日間放置しておくと、紙に書いた名前を書いた相手の魂が人形に宿ります。その後、その相手に行いたい不幸な事をすると時間を置いて同じ事が実在する人間の身に起こるようです。
- ぬいぐるみを廃棄する時は、中身を綺麗に取り出し除霊を行う事を忘れないでください。
作り方②:伝統の藁人形
日本の歴史の中ではよく登場しているのが、この藁人形です。現在でもある特定の場所では「丑の刻参り」が行われているという噂です。用意するものは、ワラだけです。実際に行う際には、呪う相手の爪と五寸釘が必要になります。
- 腕:30本ほどのワラをまとめて好きな長さに揃えておきます。両端をワラで縛って綺麗に整えましょう。
- 頭&足:体全体の長さは腕の太さの8倍ぐらいがいいようです。頭部はしっかりとまとめて縛り、両足は半分に分けて縛っておきます。
- 腕を繋げる:違和感の無い位置で両腕を固定しましょう。
- 作り方にはいろんなバージョンがあるのですが、材料はワラで人間らしい形をしていれば問題ないようです。
作る前に忘れてはいけないこと
詳しい作り方を紹介しましたが、作り始める前に一呼吸置いて考えてみましょう。あなたは「心の底から一人の人を呪いたいのか?」を考えてみてください。自分の思いがそこまで強いものでしょうか?呪う事だけを目標に時間を過ごしてき他自分を振りかえってみてどう感じますか?
ネガティブな思いを抱え続けて日々を過ごしていく人生と、そんなことは忘れてしまいポジティブな日々を送っていく人生。一体どちらが有意義なのでしょうか?悲しい感情に固執せずに生きていく方法があるという事をぜひ覚えておいてください。
他にもある呪いの人形を動画で見てみよう
実はここでは紹介しきれないほどたくさんのホーンテッドドールが報告されています。名前などが公開されている訳ではありませんが、Youtube上などにも公開されているものがあるようです。
絶叫!あまりに不気味な玩具や人形12選
この動画では実際に映像に収められた不思議な動きをしてる玩具や、子供向けとして販売されたのにも関わらずとても不気味なおもちゃ、見た目はとても不気味で話題になったが実はアート作品だったモノ等についてピックアップして紹介しています。
恐怖!ひとりでに動く人形を捉えた映像10選
これは、実際に勝手に動いている様子を撮影した映像をピックアップしてまとめられた動画です。子供たちが恐怖におののく様子や、呪われた人形と会話をしようと実験する様子なども収録されています。
カメラで捉えたTOP7勝手に動いた人形達!
こちらも同じく持ち主の意思に関係なく、勝手に動き出した玩具たちを動画として撮影することに成功しています。モノによっては自作自演?とも思える動画は溢れている中でもリアルに恐怖を感じる厳選7本が紹介されています。
呪いの人形は何故動く?
世界中で話題になってきた呪いの力を持ってしまった人形たちをご紹介しましたが、実際に読んでみてどう感じましたか?人間の思いというのはイメージする力が強ければ強いほど実現しやすいのです。呪いたいという思いが強胃ほど、それは人形や道具を介して現実になってしまうでしょう。
しかし、覚えておいてもらいたいのは呪いが成功したからとてあなた自身が幸せに過ごせる確証はありません。何かを犠牲にして呪いを行なっている事を覚えておきましょう。そして「知覚は投影である」、あなたが呪いたいと強く思っている相手からもしかすると自分の呪われているのかもしれません。
お菊人形に関する記事はこちら
丑の刻参りに関する記事はこちら
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