ド直球すぎるタイトルですが、こちらは全国的に店舗を展開している家電量販店、ヤマダ電機のテーマソングとおせちんこ素材を組み合わせたのがこのMAD動画です。テーマソングは販売業の場合、宣伝を主な目的として作曲され、顧客の印象に残りやすいものが多いです。これまたおせちんことの相性はいいですね。
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【爆笑必至】おせちんこ動画④ピングー
ここまでは音楽を主題にした所謂「音MAD」というタイプの動画を紹介してきました。しかし、「MAD」が音声や動画の切り貼りで制作されるならば一般的なアニメーションの形式を踏襲した作品も当然あります。
「おせちんこピングー 」
こちらは「ピングー」というクレイアニメにおせちんこから始まる和田アキ子さんのセリフを合わせたものです。「ピングー」はかなり昔ですが、テレビで放映されていたこともあるので、見た事がある人も多いのではないでしょうか。
実際の「ピングー」では鳴き声や人形の動きと表情で場面がどういうものか察する、というアニメですが、こちらのMADでは和田アキ子さんの音声と下に出る字幕によって場面を全く別のものへと作り上げています。普段は可愛いペンギンがこんな大胆な発言をするなんて驚きますね。
ペンギンは動物園でも可愛い動物として人気が高いです。でも、可愛い動物たちはペンギンだけではありません。かわいい動物をもっと見たい、という方のためにこちらの記事も紹介させていただきます。
【爆笑必至】おせちんこ動画⑤合作
動画というものは何も一人で作るだけが全てではありません。複数人の手で、動画を一部分ずつ制作し、それらを絶妙なタイミングで張り合わせることによって作られる「合作」と呼ばれる種類の動画があります。
「おせちんこ合作」
曲ごとにおせちんこMADを一人一人が制作し、それをつなぎ合わせて編集したものがこの「おせちんこ合作」です。テーマソングや疾走感のある曲等、様々な曲に合わせて作られたおせちんこMADの集大成と言えるでしょう。
「おせちんこ」には流行る理由が揃っている!?
最初の方で軽く述べましたが、おせちんこはどうしてここまで流行したのか。一つの動画が流行のきっかけでしたが、そもそも流行するだけの理由とは何だったのか。この項目ではそこに注目して解説していきます。
おせちんこの人気①小学生にも通じる下ネタ
下ネタ、というのは得てして人にウケやすいものです。「おせちんこ」なんてのは小学生にでも通じる非常にわかりやすい直球の下ネタです。そんな下ネタを和田アキ子さんがバラエティ番組でお茶の間に届けてしまったから、というのも流行の一要素なのは間違いないでしょう。
おせちんこの人気②リズムの良さ
流行の言葉にはリズム感が重要になる場合があります。元のコーナー自体がリズムに乗せてしりとり、という企画ではあるのですが、「おせち・おせち・おせちんこ」と音楽に乗せながら軽快に口ずさむことで、番組を見ている視聴者の印象に残りやすくなってしまったのでしょう。
おせちんこの人気③フレーズの短さ
短い単語、というのは口ずさむ言葉として非常に良く選ばれます。わずか5文字という短い単語を音楽に乗せて口ずさむ、という事自体が流行の要素を持っていた、と言えるでしょう。そこにMADという動画の面白さが加わり、爆発的に人気になってしまったというわけですね。
おせちんこの元ネタ「はねるのトびら」が爆笑すぎる!
「おせちんこ」を生み出したバラエティ番組「はねるのトびら」とはどんな番組なんでしょうか。2001年の4月9日から始まり、2012年の9月26日に放送が終了するまでの11年間もの間、人々に笑いを提供し続けた番組を少しだけ見ていきましょう。
「グローバルTPS物語」
ある平凡なサラリーマンが恋人の両親に会いに恋人の家を訪問すると、なんと両親はマルチ商法を営む組織の幹部で、サラリーマン自身も商品を売りつけられ、やがて借金から組織の一員になってしまう、という内容のコントドラマコーナーです。
ちなみにこのコーナーは、企画者の「コントの打ち合わせを喫茶店でしていたら周りの席全てでマルチ商法の勧誘をしていて、そこでの喋り方や勧誘方法が元ネタになっている」という現代社会の闇を垣間見るような話から生まれています。
「ギリギリッス」
キリギリス、ではなくギリギリスというギリギリなことが大好きな昆虫が、毎回何かギリギリなことに挑戦し、失敗すると女郎蜘蛛から「吐き気を催す強烈な臭い息」を嗅がされるというコーナーです。この息は女郎蜘蛛自身がニンニクやニラを食べて行うので女郎蜘蛛もダメージを受けるようです。
「しりたしキャバクラ」
六本木のキャバクラ嬢と、入店した男性、もしくは新入キャバ嬢の5人で「次の人は前の人の言葉よりも一文字多い言葉で答えなければならない」という特殊なルールを混ぜてしりとりゲームを行うコーナーです。特別ルールで行うしりとりというのは「オシャレ魔女 アブandチェンジ」に少し似ていますね。
おせちんこの元ネタとおもしろMAD動画たち
10年越しにネット界隈に登場し、瞬く間に話題となった「おせちんこ」。バラエティ番組の1コーナーにほんの少しだけ登場したその言葉は、流行する要素がこれでもかと詰め込まれており、作られたMADは動画職人達の心に火を付けました。これからも新たな素材を獲得し続け、人々の心に笑いを生むべく作られていくことが楽しみでなりません。
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