【桶川ストーカー事件】犯人と真相、ストーカー規制法の元の事件を解説!

Array

初めに逮捕されたのは実行犯である久保田で、その後移動のための運転役の伊藤、連絡役の川上が逮捕されました。逮捕された後は移動役の伊藤は殺人ではなく傷害致死であると供述していました。伊藤と川上は懲役15年の禁固刑が言い渡されました。つまりこの2人は現在はもう既に服役を終えて釈放され世に出ている事になります。

そして実行犯である久保田は第一審では懲役18年の禁固刑が言い渡されましたが、これに対して殺人罪ではなく、傷害致死に取り下げてほしいと主張しましたが、最終的には本人は殺人罪で納得して、そのまま懲役18年の禁固刑が判決結果となりました。ストーカー説が囁かれているリンゼイ・アン・ホーカー殺害事件に関する記事はこちらです。

桶川ストーカー事件の被害者の家族のその後は?

被害者女性の父親は事件の後に癌を患ってしまい、その時娘の死もあった事から死んでもいいと自暴自棄になっていたそうですが、その後考えを改めて娘の様に付きまとい行為や嫌がらせ行為などの、ストーカー行為に苦しむ人たちの為に、市町村の各機関や学校などに足を運び命の大切さについての講義をして回っているのです。

こうした講義では大勢の前で自分の意見を発言しなくてならず、これには緊張が付きまといますが、娘の事を想えばもっと辛い思いをしているので、これくらいの事は何でもないと思って講義をやり遂げているそうです。またストーカー行為に走る加害者たちに対して『愛したり好きになっても構わないが、他人を自分の物と思ってはいけない』と意見を述べております。

桶川ストーカー事件の犯人の家族のその後は?

犯人たちの家族や親族のその後の事については判明していません。しかし事件が起きた当時は、犯行首謀者の母親は、犯人である息子を指名手配や犯人と報道する各マスメディアに対いて、『息子は何も悪くない』と主張して強い暴言を吐いていたそうです。なぜこの時母親は明らかに悪い犯人を庇ったのでしょうか?

母親であるから息子が犯罪者や殺人犯になろうとも庇うのは当然なのかもしれませんが、母親が庇ったのは庇わないと自分にも息子から危害が及ぶのではないか、何か仕打ちに遭うのではないか。と危惧して庇うフリをしたのではないかと一部で囁かれているのです。この犯行首謀者の母親にも大きな責任があると考えるのは当然でしょう。

桶川ストーカー事件は警察の対応で防げる事件だった!

自身の私怨や逆恨みによる悪質な嫌がらせ、卑劣な脅迫行為等のストーカーが発端となり、それが行き過ぎて最終的には殺人事件までに発展してしまった今回の事件。ストーカー被害の段階で実は何度か被害者女性やその家族は警察に相談しに行っているのです。それなのになぜこの事件を防げなかったのでしょうか?

冒頭でもお話しした通りこの事件ではストーカー行為だけではなく、警察の対応や行き過ぎたマスコミの取材についてもかなり問題視されているのです。そして警察の対応がしっかりとしていれば、殺人には至らなかった、一人の女子大生の命は落とす事はなかったのです。どのように酷い対応であったか皆さんに詳細にお話ししていきます。

桶川ストーカー事件が防げたかもしれない理由①警察の怠慢さ

まず一番初めに警察に相談したのは、悪質な誹謗中傷が書かれていたビラが被害者女性の自宅周辺や最寄り駅の周辺にばら撒かれた時で、この時は被害者女性とその母親が警察に被害を受けていると相談をしに行ったのですが、ここでは適当に事情聴取をしただけで、その後も幾度も警察に相談に行くのですが、同じようにがさつな対応をされてしまうのです。

そして被害者女性の父親が務めていた会社近くにもそのビラがばら撒かれると、今度は父親が警察に相談するのですが、この時もまたしても『警察は忙しいから相手にしてる暇はない』などと言われて何度も捜査や告訴などを認めずに、怠慢な態度や対応をしてしまったのです。そんな矢先に被害者女性は殺害されてしまったのです。

桶川ストーカー事件が防げたかもしれない理由②告訴状の改ざん

更に酷い対応が明らかとなっているのが、相談をしに来た被害者女性やそのご両親は告訴状を持って、告訴を願い出たのですが、それを仕事が増える事を嫌がり個人的な感情で、その告訴状を被害届に改ざんしているのです。そしてそんな最中は殺人事件は起こってしまうのです。きっと被害者女性は身の危険をずっと案じていて、必死に警察に相談していたのでしょう。

それなのに警察は真摯に受け止めず、適当でいい加減な対応だけではなく、被害者女性やそのご両親が覚悟を決めて告訴状を出したのにもかかわらず、仕事が増えるのを嫌がるという非常に個人的な感情により被害届に改ざんするなど、当然ながらこの警察に対しても我々国民や世間は怒りを覚え、問題視するようになりました。

桶川ストーカー事件が防げたかもしれない理由③嘘の調書作成

殺人事件が起きた後、警察はすぐにその公に判明したら不味い対応や改ざんした被害届の事を隠蔽するかのように、嘘の調書を作成したのです。このように我々一般人を守るための機関が1人の女子大生が殺害された後も、自分たちの立場や職を心配して守るために、それを揺るがす数々の事実を隠蔽したのです。

桶川ストーカー事件後の警察の対応

この動画には実際の事件後の記者会見の一部始終が映像として公開されています。女性が刺された箇所をふざけて笑いながら、記者たちの前で説明しているのです。更には公の証言で堂々と被害者女性やその家族が覚悟して願いだした告訴状を、被害届に改ざんして発言しているのです。それが殺人事件となり被害者が出ている人の対応でしょうか?

ましてや事件を未然に防ぐべきであった警察官がこのような言動をしているのです。そして更にはあえて被害者女性にも非があったように先入観を働かせる様に、殺害された当日に身に着けていたブランド品を、その部分のみを強調して事細かに証言しているのです。これほどの酷い対応の警察にも当然ながら処分が下っています。

桶川ストーカー事件の警察への処罰

県警の本部長は今回の一連の不適切でずさんな対応を認めて、国民や遺族たちに向けて謝罪をしました。そして今回の殺人事件は未然に防げたものだと発言して、遺族たちに涙ぐみながら謝罪したのです。告訴状を被害届に改ざん、事件後の調書を改ざんしたのに直接関わった上尾警察署の3名の役員はクビとなりました。

県警の本部長や刑事部長の2人や上尾警察署に勤務する所長や副所長など、それぞれ減給や戒告などの処分が言い渡されました。減給の額は10パーセントで1か月のみだったり多い人でも4か月間しか減給処分になりませんでした。この処分に対しては大多数の人が甘すぎる軽すぎる等、厳しい意見が挙がっております。

桶川ストーカー事件が注目された理由とは

この事件は発生した当時から注目され、現在でも何度か有名なドキュメンタリー番組で取り上げられるほどセンセーショナルな事件として注目されているのです。この事件がそこまで注目されるのは関心を集める部分や、問題視される部分が多くあるという事なのです。その注目される理由とは一体何なのでしょうか?

勿論一人の女子大生の命が奪われた凄惨な事件としても大きく取り上げられていますが、被害者女性や殺人を犯した犯人らだけではなく、マスコミや警察そしてストーカー行為の3つが問題視されているのです。それぞれがどんな風に問題視されて関心を集めているのか?詳しく皆さんに解説していきます。

桶川ストーカー事件が注目された理由①ストーカー規制法のきっかけ

この事件が起きる前は行き過ぎたストーカ行為であっても軽犯罪として扱われず、ストーカ行為を働いた容疑者に対して一定期間の拘留や、罰金刑でしか罰すことが出来なかったのです。それでは当然ながら満足にストーカ行為を取り締まる事が出来ず、今回のケースの様に殺人を未然に防げないと判断しました。

そこでよりストーカーそのものをそこから発展する様々な殺人などの事件を未然に防ぐ為にも、新しい法律を定めたのです。それがストーカー規制法です。この法律は今回のストーカー事件の後に起きる、行き過ぎたストーカー行為から発展する殺人事件、殺人未遂事件を経て、対象の拡大や罰則を重くするなど、何度か法律が改変されています。

桶川ストーカー事件が注目された理由②警察の不信感が露呈した

被害者女性やその家族が被害を受けて警察に何度も相談をしに足を運び、また告訴状を提出しているのに関わらず、立ち会った警察官、警察署はまともな対応をせず、忙しいなどの私情から簡単に引き返させてしまう行為。更には被害者女性や家族が覚悟を決めて告訴状を願い出たにも関わらず、その書類や事実を被害届に平気で改ざんしている等。

この事件ではとにかく警察の不味い対応の数々が目立ち、きちんと対応していれば殺人は未然に防げたのではないかと各所で意見が挙がったのです。またこの事件と同じ様に警察の不適切で不味い対応が目立った栃木リンチ殺人事件や新潟少女監禁事件なども現に起きてしまっていて、これらの事から一気に警察への不信感が露呈しました。

桶川ストーカー事件が注目された理由③マスコミの過熱した誤報道

事件が起きた後は被害者女性の家族の元はに多くの報道陣が詰めかけ、自宅周辺を取り囲むように取材が行われました。玄関の扉が閉まっていてその中に家族がいるのにもかかわらず、夜中になっても外から家族の声明を欲しがり取材する声が響いていたのです。そして被害者女性の葬儀の最中のその様子をも映そうとする報道陣もいたくらいだったのです。

このように被害者女性の家族たちの心情を全く気にせず強引な取材が目立ち、更には週刊誌などではその後被害者女性の生活にスポットを当てたコラムを記載し、そこには被害者女性はブランド好きブランド狂い、そして風俗嬢や水商売で働いていた等の情報が載せられていましたが、それらの情報は正確性に欠け誤情報だったのです。

桶川ストーカー事件を解決に導いた記者がいた

このストーカ事件では警察官だけではなく行き過ぎた取材や誤情報を発信するなどでマスコミの不信感も露呈したわけなのですが、この事件を解決に導いた、つまりは警察の不祥事や不適切な対応、更にはストーカー行為の詳細な被害を公開したのはある一人の記者だったのです。果たしてその記者はどんな方なのでしょうか?

実はこの方が実行犯や移動役である車の運転手、そして見張り役である3人の容疑者を突き止めて、警察に情報を流したことにより3人の容疑者が逮捕されたのです。つまりこの記者は警察よりもよっぽど事件を解決に導いた張本人といえるのです。こちらの見出しではそんな1人の記者について皆さんにご紹介します。

桶川ストーカー事件を解決に導いた記者とはFOCUSの「清水潔」記者

LoboStudioHamburg / Pixabay

今回の事件を解決に導いた記者は週刊誌『FOCUS』の「清水潔」氏なのです。彼は昭和33年に東京都で生まれ現在は61歳です。FOCUSが休刊状態になった後は日本テレビに移籍してジャーナリストとして活躍しています。これまでに本の筆者、カメラマン、ジャーナリスト、解説者などマルチジャンルで活躍しています。

今回の事件では、被害者女性の友人から『犯人たちだけではなく、警察からも殺害された』と聞くとすぐさま事件の情報を各地で調べ、独自で被害者や犯行首謀者の周りを徹底的に取材したのです。そうして犯人グループたちが浮かび上がり、それを警察に情報提供して逮捕することが出来たのです。また警察の不適切な対応が露わとなったのも彼の取材によるものです。

桶川ストーカー事件の書籍や関連番組

今回のこの事件ではストーカー行為、警察の不適切な対応、マスコミの行き過ぎた取材及び誤報道など。当時から現在まで様々な面で問題視されて世間の関心を集めました。そんな今回のストーカー事件をテーマにした書籍や関連番組も作成されたのです。その作品がどんなものであるか皆さんにご紹介します。

桶川ストーカー事件の作品①「帰らぬ遺品 – 桶川ストーカー殺人事件 再検証」

StockSnap / Pixabay

平成14年の6月10日に放送されたノンフィクション番組であり、警察は物的証拠や捜査で使用した被害者女性の遺品の全てを家族に返すのですが、唯一返されなかったものがあり、それが携帯電話とその中身の情報だったという事を番組内で紹介されています。この番組内でもやはり警察の不信感が露呈しており、視聴率はそこまででしたが反響が凄かったのです。

桶川ストーカー事件の作品②「桶川ストーカー殺人事件―遺言 (新潮文庫) 」

桶川ストーカー殺人事件―遺言 (新潮文庫)

Amazonで見る

この本の筆者を見ていただければわかる通り、事件を解決に導いたあのジャーナリストの清水氏がこの事件について書き記した作品であり、警察の不手際やマスコミの誤情報などが詳細に描かれていて、歪んだ機関の実態が露わとなってそれを深く知る事ができる一冊なのです。この一冊は現在でも大人気のノンフィクション書籍でもあります。

どういった経緯で清水氏がこの事件を徹底的に調査する事になったのか?そしてどうやって犯人グループを導きだしたのか?など記者魂や真のジャーナリストとは何かと気づかされる作品となっています。是非皆さんも『記者の教科書』とも呼べるこの一冊を読んでいただき、是非この事件や警察やマスコミの実態などについて深く考えてみてください。

桶川ストーカー事件から学ぶストーカー対策

今回の事件によってあらたなストーカー規制法という法律も確立されましたし、警察の不手際や行き過ぎたマスコミの不信感が露呈するなど、深く問題視されてセンセーショナルに扱われました。今回の事件から、ストーカーという行為がどれだけ被害者の生活や命までも脅かす事か分かっていただけたはずです。

人格異常者である犯人は交際中にも脅迫まがいな行為を繰り返して、別れた後も被害者女性に様々な嫌がらせ、つまりはストーカ行為を繰り返し、それが最後には殺人にまで発展してしまうのです。この事件から私たちはストーカ対策を学ぶべきことが多いのではないでしょうか?こちらの見出しではストーカー対策にについて考察していきます。

桶川ストーカー事件から学ぶストーカー対策①自己防衛

brenkee / Pixabay

まずは自分の身は自分で守らなくてなりません。自己防衛にはどんな対策ができるのでしょうか?例を挙げれば、費用は掛かりますが移動にはタクシーを使うという事、タクシーを使って移動すればストーカー相手に見つかる事も後を付けられる事もないでしょうし、その瞬間は運転手という人物も介しているので安心できる事でしょう。

また危険が迫った際には、周囲の人に気づいてもらえるようにアラームや防犯ブザーを身に着けておく事も大切です、大声で叫ぼうとしても恐怖で声が出ないなんて言う事も考えられるのです。またストーカ被害の証拠となるように、ビデオやボイスレコーダーを所持することも自己防衛と言えます。現在ではスマホがあれば事足りるかもしれません。

桶川ストーカー事件から学ぶストーカー対策②ストーカー対策アプリ

LoboStudioHamburg / Pixabay

このアプリケーションは警察庁が開発したもので、すぐ目の前にストーカー犯がいて危険な状態でスマートフォンを操作できない場合でも、ワンタッチで110番通報ができ、その状況や位置情報を知らせる事ができる優れものなのです。こういったアプリを事前にインストールしておくことによってもストーカー対策が可能なのです。

桶川ストーカー事件から学ぶストーカー対策③警察に相談

Free-Photos / Pixabay

今回の事件のケースを聞くと警察に対して不信感を抱いてしまい、あまり信頼できないという方も少なくないですが、必ずしも上尾警察署や埼玉県警の様に不適切でいい加減な対応をされるとは限りません。この事件がきっかけでストーカー規制法もできて2019年現在ではその法律がより、強化されストーカー行為を更に厳しく取り締まる事ができるのです。

ですのでもしストーカー被害に遭われているのであれば、自身や身内に相談して解決するのではなく、警察に早急に相談して対応してもらいましょう。警察が動くとなれば加害者も黙り込んで危害を加えなくなるはずです。何よりもストーカーに遭わない事が一番ですので、人間関係には注意して日々生活してください。

警察の不手際・不適切な対応があったその他の事件

今回の事件では大変警察たちの不手際やいい加減な対応が目立ち、隠ぺい工作までしていてまさに不祥事を起こしているのですが、この他にも警察がきちんと対応していれば未然に防げたであろう事件が多く存在しているのです。そんな事件をいくつかご紹介して、詳細について皆さんに解説していきます。

栃木リンチ殺人事件

今回ご紹介しているストーカー事件と同年の平成11年の12月に起きている事件。いわゆるいじめが行き過ぎた結果殺人事件にまで発展していて、被害者男性は複数の犯人たちに恐喝や暴行などを日常茶飯事的に受けていたのです。それを被害者男性は両親に相談して、両親は警察署に9回も足を運び捜査依頼をします。

しかし9回も捜査依頼をしたのにも関わらず警察は一切動かず、その依頼を断りし続けた最中に、いよいよ警察に相談したことが犯人たちに発覚し、それに逆上して被害者男性は殺害されてしまうのです。この事件と警察の不手際は私たち日本人を驚愕させ、警察という機関に心底幻滅し信用を失うことになりました。

長崎ストーカー殺人事件

この事件もストーカーが発端となっている殺人事件で、平成23年に長崎県で起きています。既にストーカー規制法が定められているのにも関わらず、ストーカー被害に遭っている女性のご両親は警察に被害届を出したのですが、警察は他の事件で手一杯などと理由付けをしてそれを受理しなかったのです。こうして警察の対応が遅かったため殺人事件が発生してしまうのです。

同時期に起きたその他のストーカー殺人事件

実は今回ご紹介しているストーカー事件の他にも同じくらいの時期に日本でストーカーが発端となった殺人事件が起きていました。こちらではそんなその他のストーカー殺人事件の概要についてまとめて皆さんにご紹介していきます。

沼津市女子高生ストーカー殺人事件

平成12年の4月に起きたストーカー殺人事件。被害者は一人の女子高生で、登校中に沼津市の駐輪場で犯人に数十か所も刃物で刺されて殺害されてしまいました。この犯人も殺害前からストーカー行為を続けており、人格が異常であった事、更には以前にも交際相手だった女性を刃物で刺し、殺人未遂で逮捕歴があった事が判明しているのです。

西尾市女子高生ストーカー殺人事件

平成11年の8月に起きたストーカー殺人事件。つまり桶川での事件の2か月前にあたります。この事件の被害者も女子個性で登校中に西尾市の国道沿いで殺害されたものでした。この事件の犯人もまた人格異常者であの猟奇的殺人犯の『少年A』をリスペクトしていて、犯行や殺害を妄想し計画したものをノートに記述していた事が明らかになっています。

桶川ストーカー事件は警察の在り方やストーカーの恐怖を世間に知らしめた事件

tjevans / Pixabay

今回ご紹介した桶川ストーカー事件は、人格異常者である犯行首謀者による、度重なる悪質な嫌がらせや卑劣な脅迫などのストーカー行為に始まって、最終的には被害者である一人の女子大生を殺害してしまうという、恐ろしいケースです。そしてこの事件では大きく3つの事が問題視され、関心を集めて有名となった事件でもあるのです。

その3つとはストーカー行為、警察の不適切な対応、行き過ぎたマスコミの誤報道です。それぞれがこの事件の後に、新たなストーカー規制法が定められたり、警察官が処罰されたりと、見直される部分も多かった事も事実です。今後はストーカーとストーカーがきっかけとなる殺人が起こらない事を祈りましょう。また被害者女性にご冥福をお祈り申し上げます。

三鷹ストーカー殺人事件に関する記事はこちら

リンゼイ・アン・ホーカー殺害事件に関する記事はこちら