「ねこですよろしくおねがいします」とは?元ネタやSCPも解説!本質は何?

・Keter 全人類に危険をもたらし、収容するのが難しい場合に割り当てられる。収容できない場合最終手段として破壊されることも。

・Neutralized 何かしらの事情で非活性化したものに割り当てられる。再度活性化したときのために関連資料は残されている。

・Explained 科学的に解明されたもの、ミスや虚偽と判明したもの。収容が困難なほど公に広まったものに割り当てられる。

・ThaumielKeter 並の危険性を持つものを収容、影響を無効にするために割り当てされる。財団のトップ機密。

ねこが恐ろしい姿に見えるようになってしまう

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「ねこがいた」とその概念に固執されそのことに執着していきます。それを見た者は、「イエネコの姿が毛が生えておらず造作ない顔に人間のような2つの目がある」ように見えてしまい、どの方角からその姿を見てもこっちを真っ直ぐに見つめているように見えると発言しています。

さらに見た者は数週間の間にそのねこが暗闇にも存在していると感じるようになり、常にそのねこからの視線を気にしてしまうようになります。どんどんとそのねこの存在に固執し、しまいにはねこの事を周囲に伝え伝染させようとしてくるようになります。

「ねこです」の由来と考えられている事柄があった?

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この話のルーツになっているのではないかと思われているオブジェクトがあります。SCP財団には様々な都市伝説や未確認生物などの情報が溢れているのですが、その一つでありルーツとされている話を紹介します。

SCP-1500-JP「和魂祭」

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オブジェクトクラス”Euclid”に分類されている日本発祥のSCPです。この祭りはとある地下の異空間にある石造りで半径2kmはある歪な円形状の場所で、毎夜決まった時刻に行われているものです。

日本の守護神であった「桜主(女神が宿った桜の木)」と一緒に祭られていた「四神」のうち青龍、朱雀、白虎が蒐集院の力によりそれぞれ別の場所に封印されています。この「四神」は人間の精神的な部分に影響を及ぼす神霊オブジェクトとされており、これらの四神にも蒐集院のオブジェクトとしてSCPの番号が割り振られています。

四神のうち「白虎」がねこの正体か

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四神が封じ込まれた結果、青龍はがらくたの体に魂を閉じ込めたことで破壊可能に。朱雀は魂のみとなり人の無意識の中でしか存在できず。玄武は桜主の身近な眷属となった。そして白虎は西の果ての、時空の歪んだ大穴に突き落とされたとされています。

時空の歪んだ大穴に潜む白獣であり、心を食うものというところから”白虎=ねこ”の正体なのではないかと言われています。「ねこです」の話に出てくる暗闇とは夜を指す暗喩という説もあります。

「ねこ」はネット上に存在

実はこの話にでてくる”ねこ”はSNSに浮上し時折姿を現しているのです。SNSのみならず、この”ねこ”からは自身の意思を伝えるようなメッセージまで公表されています。まずはこちらのメッセージから紹介したいと思います。

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