エドゲインは異常な連続殺人鬼!サイコパスを作った母の洗脳と歪んだ生い立ち

人骨と人肉が散らばる床


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家の中はすさまじい散らかりようで、人の血肉や骨があちこちに散乱し、ゴミと汚物にまみれ、ここで人間が生活しているとは思えないような惨状でした。

台所がもっともひどく、鍋の中からは心臓が発見されたことから、死体を食すこともあったようです。また食器として人骨を加工した形跡も発見されました。

人の皮を張った家具

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ランプシェード、ブラインド、インテリア、バッグ…。邸宅のあらゆる場所から、皮膚や骨など人間を素材とした家具・アイテムが発見されました。寝室の枕元まで頭蓋骨で飾り付けられていたといいます。

これらを確認した警察は、さらなる異常事態に怖気立つことになりました。「家じゅうの死体を合わせると、明らかに2人分では済まない…」と。

エドゲインは母を求めて墓荒らしを行い、死体を掘り起こす

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殺害人数は2人でしたが、エドは墓場を荒らし、亡骸を掘り起こして素材に利用していたのです。つまり、殺人は手段のひとつでしかなく、エドの目的は死者の肉体を入手することでした。

彼が好んで選ぶのは、恰幅が良く、中年を過ぎた女性の遺体です。では、なぜエドは狂気的なまでに執着をつのらせたのでしょうか?

満月の夜に墓荒らしをするエドゲイン

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エドは人気のない真夜中を見計らい、夜な夜な墓地に赴いては、決まって女性の墓だけを暴きました。その中からまだ朽ち切ってはいない、比較的状態の良い遺体を選んで自宅に持ち帰ったのです。

当人の申告によると1947年から5年の間、40体以上も盗み出し、持ち帰っては解体したり食べたといいます。

エドゲインの目的は母親に似た死体

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彼は特に、自分の母親と容姿の似た女性に執心していました。常人には理解の及ばない発想ですが、母によく似た亡骸を切り刻み家具や衣類に加工、家じゅうに飾り付けていたということです。

警察が暴いたエドの邸宅は、彼が死体から剥ぎ取った、彼の母親の面影で充満していたのです。

エドゲイン「母に似た死体」への性的倒錯

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エドは実母の姿に似た遺体に性的な興奮すら覚えて、人道を逸した倒錯を追及し続けました。逮捕時、すでに彼の精神は均衡を崩していたため、殺害した人数すらおぼろげでしたが、殺人事件として立証されたのは上記2件のみ。他はすべて死体損壊でした。

一体彼はなぜ、そこまで「母」という存在を追い求めるようになったのでしょうか?

エドゲインの異常な生い立ちと母からの洗脳

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エドがこのような猟奇的な嗜好を抱くようになったのは、その生い立ち、何よりも母親との関係が大きいとされています。

彼の生みの母であり、支配者であり、聖母であり、教師であり、倫理であり、すべての女であった人、オーガスタ・ゲイン。彼女の歪んだ価値観がこの凶行の種子となり、息子・エドワードを生涯縛り続けたのです。

母オーガスタ・ゲインの異常な男性嫌悪

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エドはオーガスタ家の次男であり、兄と共に厳しくも深く母に愛され育ちます。ですが父は酒に溺れ仕事も続かず、暴力もあり家庭は荒んでいました。

厳格なキリスト教徒である母に離婚という選択肢はなく、しかし段々と夫を憎むようになり、元来持ち合わせていた男性嫌悪を肥大させ、いつしか男性そのものが「悪」だと考えるようになりました。

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