地下の世界についてはこちらの記事でも詳しく述べられていますので参照してみてください。
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地球空洞説は不都合な真実なのか?
地底の話はオカルト的要素も多く、科学的観点からは否定される事も多いです。しかし、アメリカ政府は地下からのシグナルをもう既に受け取っているという噂もあります。但しそれは今日まで公式には発表されていません。地下世界の存在というのは政府にとって不都合な事なのでしょうか?
NASAが受信した地底からの電波
関係者が実名を伏せて話したところによると、何百メートルも先の地下から電波が届いた事があるそうです。しかもその内容は既に解読済みだとか。ただ、内容については「混乱を招く」という理由から発表されていません。因みに、地上にある技術でそのような芸当は出来ませんので、地下には我々より高度な文明を持った何かがいるのかもしれません。
エドワード・スイノーデンが明かした地底人の秘密
名前に聞き覚えのある人も多いでしょう。彼は数年前にCIAの機密情報を暴露して有名になった人物です。彼が入手した情報によると、アメリカ政府はもう既に地底人の存在を認識しているというのです。政府の見解によれば地底人はかなりの力を持っており、私達地上の人間が勝てる相手ではないそうです。
こちらの記事にもありますが、国家による陰謀や企みは他にも噂が多々あります。この件についても何か公表してはまずい事実を握っているのかもしれません。
月にもあった地下空洞
昔は月にも空洞はないと言われていました。それは、星はいくつもの小さな隕石がぶつかって融合するというのを何度も繰り返した結果大きくなるもので、隙間のできる余地がないという見解からです。しかし、最近になってNASAが月の内部にいくつかの空間が存在すると発表しました。
更に、地下内部に基地を作ることを検討中であると示唆しています。それは月の研究を進めるにあたって大きく役立ちます。そして、月に空洞があるという事実はもしかしたら地球に空洞があってもおかしくないという何よりの証拠となりました。
地球空洞説を否定する科学者たちも
科学とは仮説とその否定によって発展するもので、もちろん空洞説にも反論する科学者が大勢います。現在地球上で起こっている現象から考えると、中が空洞であるという説はどうしても無理があるようです。
否定する根拠①地震波の探知
地震波というのは地震が起きた時に発生する波の事です。この波は地表で発生するものだけではなく、地中の物質に反射して発生するものも観測されています。もし地球の中身が空だったとしたら、反射するものがないので波は観測されないはずです。この事から地球の内部にはマントルや外核が存在すると言われています。
否定する根拠②プレートテクトニクスが出来ない?
地表にいくつかのプレートが存在することは多くの方がご存知だと思います。このプレートが運動することによって地震が発生しますが、このプレートの動きはマントルの流動によって引き起こされるというのがプレートテクトニクスです。
マントルは個体ですが流動しています。よって、その上にあるプレートはその動きにつられて移動するという訳です。地球内部に何もないならばプレートテクトニクスは起きないということになり、これも地球内部が空っぽでは成り立たない事を示しています。
否定する根拠③人の住むことが出来ない重力
こちらは内部が空洞だったと仮定した時に人や物がそこで暮らせるかという観点からの反論です。ご存知のように地球には重力が存在します。しかし内部が空洞だった場合、万有引力の法則に沿って考えるならばその空間は無重力となります。そのため人や建物が中で生きていくことは難しく、何かが住んでいるという説は否定されました。
地底人は既に地上へ出現していた?
これまでの章では、私達が地下に赴き地下に住む種族と遭遇した話をいくつか紹介してきました。本章では、逆に彼らが地上に出現し、人類とコンタクトを取ったという説を紹介していきます。日本で馴染みのある伝統も、実は人間でない何かが関わって出来たものなのかもしれません。
なまはげは地底人?
秋田県の伝統・なまはげは地底から来ているという説があります。というのも「彼らは異界から包丁を手にやってきて子供を攫い、食べてしまう」と言われているからです。異界というのは地獄を指しています。そして、この世界に地獄があるとすればそれは地下であると考えられており、すなわち彼らは地底人であるという説です。
サンタクロースの正体
子供たちにプレゼントを配って回る優しいサンタクロースも、モデルは地下に住む恐ろしい生き物だったという説があります。サンタは聖ニコラスが貧しい家への施しにと投げ入れた金貨が、たまたま靴下の中に入った事から生まれた伝説とされています。しかし、それだけではサンタの特徴として足りていないものがあります。
それはサンタのトレードマークである白い大きな袋です。聖ニコラスの肖像を見ても袋など持っていません。そのためサンタというのは聖ニコラスの逸話と、また別の伝承が融合して出来上がったものだと言われています。では、サンタが担いでいる大きな白い袋の大元はどこから来たのでしょうか。
それは「ユールボック」というヤギの格好をした人がプレゼントを配って回るという伝承から来ているようです。イラストが残されていますが、そこには大きな袋を担いでプレゼントを配り歩く姿が描かれています。そのためサンタクロースとは、おそらくニコラスとこのユールボックの融合で出来ていると推測されています。
ところがこの話はこれだけでは終わりません。このユールボックというのは、元はサンタクロース発祥の地で冬に現れる化物「ヨールプッキ」をもじって作られたものだという説があるのです。この化物はいい子にはプレゼントを渡しますが、悪い子にはお仕置きをします。
そこで、先ほど触れたなまはげの事を思い出して下さい。なまはげは「悪い子はいないか」と言いながら街を闊歩する化物で、ヨールプッキによく似ています。このことから、ヨールプッキもまた地底から来た化物なのではないか?と言われているのです。
地球空洞説を科学的に説明する
今まで紹介して来たものは、体験記や空想の域を出られず根拠として弱い部分がありました。本章では、科学的に地球内部の構造へと切り込んだ書籍を紹介します。Amazonで販売もされていますが、kindleの読み放題に登録していれば無料で読むことができます。
空洞説を科学的に説明した「電気的地球科学」
こちらは2017年に三浦一則氏が発行したもので、検証されているのは第二章です。地球が地表、マントル、外核、内核…という構成で出来ているというのは冒頭で説明しましたが、それは万有引力が正しいと仮定した場合に過ぎません。著者はその前提を覆し、地球内部には空洞があるはずだと科学的観点から示しています。
著者のブログ「破壊学事始」によると、ISSの実験で面白い事がわかっています。それは水玉の中に気泡とお茶の葉を入れ回転させるというもので、そうすると遠心力により葉は外側、気泡は内側で回転軸に沿った円柱を作ります。これを踏まえて地球内部の外核を地震波の解析図で見てみると、同じように円柱状に広がっていたのです。
そうなると「地球には重力があり、マントル→外核→内核と中に行くほど重い物質で出来ている」という仮説が崩れてしまいます。地球内部に重力はなく、外核を作る物質も金属ではなくマントルより軽いものと仮定しなければこのような動きにならないからです。
ブログに記載されているのはここまでですが、書籍では続けて卵の回転実験の結果を踏まえて地球内部の構造を考察し、最終的に中は完全に空っぽではないもののどこかに空洞があるはずだという理論を展開しています。化学的に内部構造を考察した本というのは珍しいので、ぜひ一読してみてください。
分かっていないからこそ否定出来ない地球空洞説
色々な説がありますが、実際に穴を掘って中心部分まで行ったことのある人はいません。正しいと言われている説も、すべては今ある判断材料から推測したに過ぎないのです。そう考えると空洞説も完全に否定することは出来ないのではないでしょうか。遠い未来に科学が発展した暁には、再び有力説として返り咲く日が来るのかもしれません。
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