メキシコマフィアの闇とは?麻薬カルテルの残虐性や麻薬戦争に迫る!

メキシコマフィアとはメキシコの犯罪組織です。メキシコマフィアは殺人を簡単に行い、見せしめの意味を込めて遺体をおもちゃのように扱います。その残虐性が度々あまりにひどいと話題になります。この記事ではメキシコマフィアの起源や歴史から危険性などについて解説します。

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メキシコマフィアとは

アメリカで結成された残忍な行為を平気で行うグループです。警察だろうと容赦なく人を殺めてしまいます。メディアで少しでも彼らのことを批判すれば、ターゲットとされ残虐な行為を受け息絶えてしまうのです。

現在は300人ほど構成員がいるとされていますが、彼らのようになりたいと願う人物や協力する悪組織は約1000もあるといわれており、国全体に悪が蔓延している状態です。

メキシコマフィアの起源と歴史

冷酷なことを成し遂げ、平然と過ごしている彼らは多くの人々から恐れられています。今後勢力を拡げていくのではないかと不安視もされているのです。いつから作られた組織なのでしょうか?

人間の姿を借りただけの悪魔のようで鉛のような冷たくて頑丈な心を持っています。悪行が集まった団結力の歴史に迫ってみましょう。

メキシコマフィアは1957年に結成

マイケルカーディエルがリーダーとなって、他13人の不良仲間と作り出したことが起源といわれています。当時は刑務所に収監されていて、他の悪人から身を守るために暴力的な人物を敢えて選びグループに入れていたようです。

悪集団を作っておかなければ自分の身を守れないほど、当時から情勢は荒れていたと思われます。次第に力を出していき、牢獄内での生活を快適にするため自立した組織として作り上げていったのです。

メキシコマフィアの歴史①1992年映画で知られるようになる

監督として構成から組み、主役としても活躍したエドワードジェームズオルモスは、アカデミー賞を受賞する活躍ぶりでした。多くの人々が目にする映画を作成したことで、悪の組織は世に知られることとなりました。

マフィアは悪と関連付けるような作品を制作したことで、殺害予告を宣告されるほどの騒動となりました。映画相談役であった2名が命を落としていますが、組織の悪行なのか事故なのか定かでありません。

メキシコマフィアの歴史②1990年代の様子

麻薬に関連するトラブルが多く起こるようになったり、射殺される事件が多発したことからアメリカ政府は刑事法に基づいて闇組織手段と協力した悪行ら22人を取り押さえました。

内の1人が映画上映後に相談役を殺めた疑いを持っており、訴えられることになったのです。この状態にまで持って行くのに実に2年もの労力を費やしたのでした。米軍の執念ともいえるでしょう。

メキシコマフィアの歴史③2000年代の様子

地道な捜査の甲斐あって36もの罪容疑で逮捕状を出すことに成功します。組織の幹部たちを見事収監させることが出来ましたが、悪知恵が働く悪行ですから一つ縄ではうまくいきません。

牢獄内に張り巡らせられた配管を使い、外部の闇協力者と紙を通して情報交換を行っていました。中に閉じ込めたとしても悪を抑えることは困難だったのです。

檻の中にいても取り交わしをする目的は、管轄内を薬物で支配することだったのです。これを第一目標として密に連絡をやり取りし悪を拡げていったのでした。

メキシコマフィアの歴史④2010年から現在の様子

ポリスとのいたちごっこは続きます。薬物ルートが明るみとなり複雑に絡んでいた横の繋がりは絶えることなく現在も闇取引はされていると思われます。

断絶したい警察側と、うまくすり抜けて新たなルートや人物を巧妙に操り悪行をどんどん拡大化していく闇組織の追っかけは終わりの見えない道が続いています。そして目標に向かって悪を突き進むのです。

メキシコマフィアの主な活動

邪悪の結びつきは、引き避けられない横の繋がりでどんどん力をヒートアップさせていきます。公に出ないブラックな人間たちは真っ当な職に勤め金銭を稼ぐことを嫌いますし、しようとも考えていないでしょう。

では、どんなことで生計を立てているのでしょうか?知られざる悪行の主な収入源や闇活動について迫っていきましょう。

メキシコマフィアの活動①麻薬販売

ご存知の通り薬物は依存度が高いものです。興味本位で始めてしまい、頭ではやめなくてはいけないと感じながらも目の前に出されれば、理性を失い体が欲してしまい手を出してしまうのです。

人間やめますか?のキャッチコピー通り、自分の意思とは真逆の行動を起こしてしまい、薬中心の生活になっていきます。体をどんどん蝕んでいくのです。

一度味わってしまえば最後とも言われる人間を破壊する薬に目をつけた彼らは、主に密売をして生計を立てているのです。依存度が高いので需要は途切れることがありません。

言葉巧みに使わせることも容易だったことでしょう。薬を使う依存人が増えることで悪人たちの財産はどんどん増えていき優雅な暮らしが保証されるのでした。

メキシコマフィアの活動②薬物取引者からのみかじめ料

悪に頭が働く彼らですから、自分たちの手を汚さずに稼ぐのです。それには主従関係を結んだ悪人を動かすのです。せっせと密売の勤めをし麻薬が売れた何割かを小遣いとしてもらい、あとは上層部へ納めます。

下っ端が表で動くことで捜査上でマークされるのは動いている人物だけです。よって幹部らは動かずお金を手に入れ警察の目もすり抜けるという、おいしい役を占領しているのです。

メキシコマフィアが引き起こした被害

日に日に増していく薬物依存者、そして勢力を大きくしていく悪組織を黙って見ているわけにもいきません。新しく大統領が任命されると悪を退治しょうと動き出しケンカが起こったのです。これが麻薬戦争の幕開けでした。

正義のヒーローでもあるポリスと黒い悪人が対立し多くの被害を葬ることとなったのでした。大人同士が火花を散らすことになったことで、たくさんの命も散っていきました。大きくなってしまった出来事をご説明していきます。

メキシコマフィアの被害①メキシコ麻薬戦争で4万7515人が殺害

薬物を取り扱うグループ同士の縄張り争い、および麻薬密売の取締を推進する現国政府とで武器を使った争いが起こります。

悪い人物には武器を増やして対抗すれば抑えることができるとの考えから日に日に勢いは増していくのです。

麻薬組織との間で進行中の武力紛争で、2011年9月までのおよそ5年間に犯罪や抗争に巻き込まれるなどして罪のない一般人4万7515人が殺害されているのです。

メキシコマフィアの被害②違法薬物の売上は年間484億ドル

コロンビアで生産された薬物が、この国を経由してアメリカに流入します。その中でもコカインは全体の90%にも及び、違法である麻薬の卸売による売り上げは年間で136億ドルから484億ドルにも膨れ上がっていました。

メキシコマフィアの危険性

横道を骨の髄まで極めていく彼らは、留まることを知りません。また道徳心の欠片も備わっていないような残酷で命を軽視している行動を次々発生させていくのです。彼らの目にとまったら最期ともいえるハンターぶりなのです。

思わず目を背けてしまいそうな人間の仕業とは思えない冷酷さではありますが、実際に起こった騒動を順番に追っていきましょう。

メキシコマフィアの危険性①行方不明者が連日報告

争いごとをして悪を撲滅させるどころか、さらに激しく力を見せつけるかのように一般市民を巻き込むようになります。平和に過ごしていた空間が一変します。

2006年の末から始まったとされる論争で不明者が絶えません。2018年までに政府報告されている資料ですと37000人もの罪のない人々がどこで何をしているのか生存すらもわからない状態になっているのです。

メキシコマフィアの危険性②地下鉄などでマフィアの話は厳禁

大勢の人が利用する交通機関では、誰が話を聞いているかわかりません。もしかしたら隣に座った人物が闇に繋がってる協力者であったとしたら、次に狙われるのは自分かもしれません。

誰がやられるか未知なうえに、どこに危険が潜んでいるのかわからない状況を過ごさなければならなかった住民たちのストレスは計り知れないものでしょう。

メキシコマフィアの危険性③反対するものは容赦なく殺される

ネットで批判すれば翌日には心臓は止まっている姿が確認されるほど、色んな情報に敏感です。彼らはさまざまな情報ネットワークを持っているのでしょうか?迂闊にも余分なことは話してはならないのです。

すぐさま悪人らの耳に入り徹底的に痛みつけられ、市民への見せつけかのように道にさらされたり、橋に吊るされたりと冷酷な行動を起こします。

メキシコマフィアの危険性④敵は家族まで皆殺し

彼らのターゲットになってしまうと、生きては逃れられません。それは家族も同じなのです。連帯責任として容赦なく絶命させます。こういった光景はメキシコでは珍しいことでもなく日常的に行われています。

そして毎日発行されるニュースペーパーには、彼らの手によって殺害された残忍な姿を掲載してあります。道端で亡骸を見ない日はないとうほど、異常な世界観がこの地には存在しているのです。

メキシコマフィアの残虐性

ほとんどの人間は善悪の判断ができて、思いやりの心があります。ですから違う性格でも共存できていると思います。でも彼らの組織内では通用しません。

道徳心を養いましょうと学校で学びますが、彼らには全く血の通っていないロボットかのように血の通った心はありません。残酷な殺め方を楽しんでいるかのようです。

メキシコマフィアの残虐性①命を軽く扱っている

生きたままマグロの解体ショーのように肉を削ぎ落したり、首を切り落とし街に放置するなど日本では考えられないような風景が日常の一コマとしてあるのです。

彼らにとって命とはないようなもので、常に危険と隣り合わせの境遇なことから他人に対しても命を何とも感じないのでしょう。人形のように見えているのでしょう。

生きたメキシコという言葉もあります。生きたメキシコに関する詳しい内容は、生きたメキシコとは衝撃のグロ動画!残虐事件の背景はメキシコ麻薬戦争【閲覧注意】の記事をご確認ください。

メキシコマフィアの残虐性②遺体の扱い方

処理に困ると、酸が強い液体を大量に溜め込んだ中に入れ込み溶かしてなくします。それだけでは終わらず写真として残し、ネットに掲載することも忘れません。

溶かして姿をなくす行動は、決して隠してなかったことにしたいのではなく人形遊びをしているのか、または実験感覚で経過を楽しんでいるかのように命を軽視し、自分たちの思うまま扱うのです。

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